BBC SPORTSがブレイキング。
ヴェンゲル「アレクシス・サンチェスはアーセナルに残りたがっている」
先月末にもいくつかのメディアでヴェンゲルの発言が取り上げられたが、監督によれば残り契約が1年になろうとしているエジルとサンチェスは、様々な憶測にも関わらずアーセナルに残りたがっているそうだ。
それが正しいかどうかわれわれが決めればいいことだが、もちろんおれは信じない。なぜなら彼には前科があるからだ。
2016年末に英ミラー紙が組んだ記事「アーセン・ヴェンゲルが売らないといいつつ、その後売った5人の選手」。
アーセナルが売らないといって結局売った5人の選手
RVP
2012年3月
ヴェンゲル「ロビン・ファン・ペルシを売るつもりはない。誰かを補強したとしてもだ」
2012年8月
ファン・ペルシはマンUへ
サミル・ナスリ
2011年7月
ヴェンゲル「ナスリが来シーズンもクラブに残るかって? イエスだ。契約が残り1年になって契約が更新が済んでいない選手には様々な憶測があるものさ。しかし、サミル・ナスリはこのクラブで幸せだし、クラブにコミットしているよ」
2011年8月
ナスリはマンシティへ
エマニュエル・アデバヨール
2009年7月3日
ヴェンゲル「もし彼がここにいたくないというなら彼は去るだろう。でも彼は今シーズンもアーセナルに残ると思う」
2009年7月18日
アデバヨールはマンシティへ(※残留発言からたった2週間後)
セスク・ファブレガス
2011年7月
ヴェンゲル「われわれの間で何が起きているのかキミたちに話したことはない。しかしセスクがクラブを愛しているということは確かだ」「バルセロナに戻るという話しはここ何年か出ているがその話はもうやめなければならない。新しいシーズンに集中しないとね。できればセスク・ファブレガスと一緒に」
2011年8月
ファブレガスはバルセロナへ
フランシス・ジェファーズ
2003年2月
ヴェンゲル「彼をキープしたい。彼は売りに出ていないよ」「彼はわたしの計画にしっかり入っているよ」「昨シーズンは怪我に苦しんだがシーズン終了時には踵の手術もしたしもう治っている」
2003年9月
ジェファーズはエヴァートンへローン
2004年8月
その後アーセナルに戻ることなくチャールトンへ
……。うーん、この嘘つきさん。ファブレガスなんかに関しては出身クラブへの復帰希望であり、気弱なニュアンスもあるので欺かれたという感じはしないが、やっぱりヴェンさんのコメントは話半分で聞いていたほうがいい。これは教訓である。
つまりわれわれは、エジルもサンチェスもアーセナルに残りたがっているなんていわれても鵜呑みにすべきではないのだ。