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【マッチレビュー】25/26 UCL クラブ・ブルージュ vs アーセナル(10/Dec/2025)マドゥエケ、マルティネリのゴラッソでリーグフェイズを突破。ジェズースの復帰

やあ、どうも。

アーセナルはCLリーグフェイズのMD6、アウェイのクラブ・ブルージュに3-0快勝で6連勝。このあと予定されているリーグフェイズの2試合を残して、事実上トップ8を決め、ノックアウトラウンドへの進出を決めた。めでたし。

正直、ホームチームの皆さんには酷な結果だとは思う。3-0は内容を正確には反映していないだろう。彼らは想像していたよりもずっといいプレイをしていて、アウェイチームが苦戦する時間帯もけして短くなかった。だが、それでも個人で勝ってしまうのがビッグクラブだから、しょうがない。

アーセナルは週末の鬱憤から時間をおかず、みごとにバウンスバックできたこともよかった。

Club Brugge 0-3 Arsenal: Noni Madueke double helps Arsenal keep 100% record



アルテタの試合後コメント「とてもポジティヴな夜」

試合直後のアルテタのインタヴュー。AFC公式サイトより。

アルテタ:大きな勝利だ。CLのアウェイ試合で勝つのはたいへん難しいので、これは選手たちの大きな功績である。

ここからは何人かの選手が戻って来る。ノニとガビがゴールを決めたのも素晴らしかった。ガブリエル・ジェズースが11ヶ月ぶりに戻ってきたことも、とてもとても美しい瞬間だった。

彼があのレベルでパフォームするところをを観て、みんなが喜んでいる。

あれは彼の功績であり、医療スタッフの功績。とても長期だったし、とても難しかった。彼はキャリアのなかでタフな時期も過ごしてきたが、彼はあのようにゲイムへの愛情を示した。そしてわれわれも彼への愛情を示した。

われわれはディフェンシヴラインでも多くの選手を失っているので、チャレンジングな試合だった。だが、それが示すのは選手たちの姿勢だ。たとえばクリスチャン(ノーガード)。彼はいかに準備できていたか、どれほどプレイしたがっていたかを示した。彼に2分間だけ、あるいは5試合連続でCBとしてプレイするように云っても、彼ならやるはず。

それがわれわれをチームとしてよりよくする。だから、われわれはそのことをまず最初に認識すべきだ。

そして、もちろんこの試合の難しさがあった。彼らはCLでモナコやバルセロナ相手に素晴らしい結果を得ているチーム。とてもタフな場所だった。

われわれには試合を決めるいくつかの素晴らしい瞬間があったと思う。とてもうれしい。6戦6勝。つぎはインテル。彼らを倒そう。

試合後の記者会見。AFC公式サイトより。

(CLでさらなるよき夜……)

  • とてもポジティヴな夜。わたしはCLのアウェイ試合で勝つのはとても難しいと思うから
  • それをわれわれは多くの離脱者が出ているなかで行った。とくにバックライン。今朝さらにふたりを失ってすらいた
  • わたしはチームのリアクションに大満足。集団でも個人でも
  • とくにノーガードがやったこと。姿勢、コミットメント、準備
  • 全体的にとてもポジティヴな夜

(ガブリエル・ジェズースの復帰……)

  • 彼のためにもとてもうれしい。彼がみんなからどれだけ愛されているか観ただろう
  • これはとてもとても困難で長い旅路だった。11ヶ月の間ケガと格闘し、そしてあの笑顔で戻ってきた。チームに復帰した最初の試合であのエナジーとクオリティ。とても素晴らしい

(ガビーは今後のシーズンで大きな役割がある?……)

  • イエス。とくに、彼があのようにパフォームしエナジーをもってやっていけるなら
  • わたしは彼はなにか違うものをもたらせると思っている
  • 彼の自信が増し、チームも彼を感じるようになる。何人かの選手はこれまでに彼とプレイしたことがない
  • ガビーには特別なクオリティがある。すぐに周囲の全員とつながり、それはチームに必要だったこと。彼がチームをよりよくしてくれる

(マドゥエケについて……)

  • 信じられないゴール
  • 個人のクオリティやアクション、マジックモウメントについて話すなら、あれこそがそれだ
  • あのような距離でボールを拾い、相手をドリブルで抜き去り、そしてあのクオリティとパワーでフィニッシュする。それを彼はやった
  • マルティネリも同様で、このレベルで試合に勝ちたいのなら、個人がステップアップする必要があり、違うことをする必要がある
  • だから、わたしはとてもうれしい。フロントラインには選手が戻りだしていて、このチームがどれほど強いかわかるはず

(ノニとブカヨのポジション争い……)

  • イエス。レベルを維持すること
  • 彼らには違うクオリティがあり、それが素晴らしいのだ。チームにはその両方が必要になるから
  • われわれは3日ごとに試合をしているので、選手にはフレッシュさと闘志が必要であり、そのレベルでパフォームするという理解が必要。それが自分たちのスタンダードなのだ

(土曜のアストン・ヴィラからのバウンスバック……)

  • それが試合に敗けたあとにはすぐにやりたいこと
  • だが、それが示すのはわれわれの安定、スタンダードであり、いろいろなやりかたで勝てるキャパシティ
  • 今日はそのいい例になった

(マドゥエケのパフォーマンスについて……)

  • それが一貫性というもの。ミドルでプレイするどの選手にも、われわれには同じ例がある
  • われわれに必要なのは、そういったスタンダードと一貫性。ひとつの試合ではなく、2試合、あるいは3試合。それを10試合連続でできるか。3日ごとにできるか。このレベルでそれをやらねばならない

(マーリ・サーモンがアーセナルでデビュー……)

  • その考えは昨日からあった。クリスチャンをCBでプレイさせねばならないことも
  • そのことを熟考せねばならなかったのは、相手がとてもいいチームだから。CLのホーム試合でとてもいい結果を出している
  • それでも、われわれはどこかの時点で彼を使わねばならなかった
  • 彼は準備ができいたし、CBでもFBでもプレイできる。うれしい
  • 彼はとても若い。まだ16才だ。そしてCLでプレイしている。これは彼にも素晴らしい夜になっただろう

(若い選手たちにチャンスを与えていることが誇らしい……)

  • 素晴らしいことだ。それがわれわれのしたいこと
  • だからこそ、われわれはアカデミーにとても力を入れている。長期間で、そうしたタレントたちを準備せねばならない
  • だから、それは彼らのおかげ。われわれには彼らが必要で、彼らはそこにいてくれて、パフォームする準備ができている。素晴らしい

(ノニとは一貫性について話している?……)

  • そうだね、10回連続で
  • そして、あれこそが彼らが試合で示すべきレベル。すべての個々のアクションで、そのあと、そのあと、そのあとのアクションで
  • だから、それは彼らにとってはチャレンジなのだ

(ヨーロッパで6連勝を達成できると思っていた?……)

  • ノー。かもしれなかったし、振り返ってみても、たくさんの選手を失っていた
  • だがそれが示すのは、すべての試合が違っていたということ。バイエルン、ビルバオ、ホームでプレイした試合、すべてがまったく違う
  • だが、よかった。このチームはどんな状況にも対処できる
  • そしてそれが自信にもなり、そのおかげでここに来て勝つこともできた

(ガビーはヨクレスとともにチームに違うプロファイルをもたらせる?……)

  • そうだね、彼らはちょっと違うタイプだと思う
  • 彼らにはふたりとも素晴らしいクオリティがあるが、チームにもたらすものはとても特定のもので、彼らはアクションで周囲の選手たちに合わせる
  • だから、ふたりの違う選手がフロントにいるというのはいいこと

ノニ・マドゥエケの試合後コメント「最初のゴールはスウィート」

どえらいソロゴールとごっちゃんゴールで2ゴール。MOTM。

NM:ぼくらは全方面で戦っている。4つのすべて(のコンペティション)で競えるように思う。CLでも勝てるし、リーグも勝てる。それが目標でなきゃいけない。いまのぼくらはいい場所にいる。

ぼくらはタイトなグループだったから、お互いにうまくやりたかった。スクワッドにはトッププレイヤーたちがいるとわかっている。これは集団でのことであり、個人ではない。全員に果たす役割がある。それがこのチームのいいところ。

最初のゴールはとてもナイスだった。2点めはタップインだったけど、最初のはスウィート。結果もすごくうれしいね。

チームにとって、ぼくに最低限必要なことは脅威になることだと思う。もちろんゴールは狙っていたし、できるだけ決定的になろうとした。ここが一貫性の点で、クラブと国でぼくに必要なレベルだと思う。きっとぼくはそのレベルに到達できる。

前回のCLでもゴールを決めたし、今回は2ゴール。このフォームをリーグにももたらしたい。

相手はとてもいいチームだった。とてもいいフットボールをしていた。ボールのキープのしかたに関しては、ここまでぼくらがプレイしてきたなかでもベストのひとつだろう。

CLのアウェイで、クリンシートをキープしつつ3ゴール決めたことは大きな功績だ。

ガブリエル・ジェイズースの試合後コメント「神さまに救われた」

ひさしぶりに、あの眉毛をみれただけでもうれしかったのに、バーをヒットするショットもありで思ったより全然フィットしてた。試合後のインタビュー。AFC公式サイトより。

GJ:まずなにより、神さまにお礼を云いたい。もしこれが神の思し召しでないなら、ぼくはいまここにいたか100%確信はできない。このメンタリティ、健康、信念で。

最初の3ヶ月、ぼくの頭のなかにはたくさんの疑念があった。そして、そのあとにぼくは神がぼくに望むことにより集中するようになった。

みんな、ぼくがゴールを決めると思っていたんじゃないかな(スマイル)。もちろん、決めたかったよ。チャンスもあったから。でも、だとしても、ぼくはとてもうれしい。とても満足。だって、復帰できたし、ボールに触り、動き、ボールをキープできた。

11ヶ月間、自分の復帰にかけてきた身からして、恐れの気持ちはあった。以前と違っていたら、限界があったら。だから、外に出て歩き、選手たちとプレイしたことは、とても満足。いまは十分準備ができていると感じる。

だから、神さまがぼくの人生を救ったと云うためにここにいるんだ。

アーセナルのバイブルブラザーズがここにも。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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