いよっす。
カラバオカップのセミファイナル。アーセナルはチェルシーとのタフなアウェイ試合に勝利、ウェンブリーのファイナル進出に一歩近づいた。来月ホームで行われるセカンドレグまで、ひとまず安心して過ごせる。
スコア的にも、試合の流れ的にも、アーセナルの楽勝というにはちと語弊があるけども、気持ちよく勝ったという意味では快勝といっていいかもしれない。スコアも終始アーセナルがリードしていたし、チャンスも多くつくった。結果は3-2より、4-1とか5-0とかのほうがありそうな内容だった。ちゃんとVGも活躍したし、後味もすこぶるよい。
これでアーセナルはSBのチェルシーに8試合敗けなしだそうで(W4 D4 L0)、彼らと相性がいいどころか、チェルシーキラーになりつつある。もはやローカルライバルですらない?
それと、じつはアーセナルは最近のカップコンペティションSFの8試合でことごとく勝てずにいて(CL、EL、リーグカップ)、今回の勝利は2020年のFAカップSFでの勝利以来とのこと。「セミファイナルの呪い」の呪縛も解いた。
とにかくめでたい。
試合を振り返ろう!
Chelsea 2-3 Arsenal: Gunners have EFL Cup semi-final advantage but Garnacho gives Blues hope
アルテタの試合後コメント「相手が強かったからこそ評価できる勝利」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFC公式サイトより。
アルテタ:(ベン・ホワイト)必要なとき、全員がベストになれることが必要だと思う。
今夜のベンは完全にステップアップした。またしてもだ。わたしもこれには慣れているよ。だって彼はこのチームに来てからいつもそれをやるのだから。彼のほかにも、今夜は個人のビッグパフォーマンスがあったと思う。
(ヨクレス)彼は素晴らしい試合をした。安定してマジな脅威になれていたし、チームをとても助けていた。それこそが今日必要だったものだ。彼はひとつゴールも決め、もうひとつ決められたかもしれない。
(ズビメンディ)信じられない。あれは美しいゴールだった。あのズビが見せた落ち着き。ボックスのなかや周辺で、彼はトップクラスだ。あのゴールはチームとって非常に重要だった。
全体的に、わたしはパフォーマンスにたいへん満足している。そして勝利だ。ここはとてもタフな場所、相手はトップサイドであり、トップな個人もいる。だから、このチームはさらなるステップを踏んだと思う。プレイしたいという渇望を示したのだ。
3-1だったとき、われわれはとても支配的にプレイしていた。そして、そのとき試合を完全に終わらせるためのとても大きなふたつのチャンスを外した。1ゴールの差では十分じゃない。
試合後の記者会見。AFC公式サイトより。
(今夜のパフォーマンスについて……)
- まずは選手たちのパフォーマンスを称賛したい。相手はとても強かった
- 3-1のときにとても支配的にプレイしており、4点めを決めていればまったく違う結果になっていた
- しかし、そのときに、彼らはコーナーの機会をつくりゴール。それでゲイムオン
- だから、完璧というフィーリングではないものの、チームがやったことにはとても価値がある
(われわれはヴィクター・ヨクレスの主張を目撃した?……)
- イエス
- 彼がやっているその他の多くのことも、まったく同じ
- 今日の彼は全般的にとてもよかったと思う。今日の彼がチームにもたらすものを多かった
- それを称賛しないひとたちがいることもわかるが、われわれは間違いなく称賛する。そのうえ彼はゴールまで決めた
(これはファイナル進出のビッグステップ?……)
- さらなるステップではあるが、まだハーフタイムに過ぎない
- 数週間後にはエミレーツでのビッグファイトが待っている。相手はトップチームだから
(ベン・ホワイトについて……)
- これはもう何度も云ってきたことであり、わたしはベンについてどう感じているか
- これは彼が最近やってきたことだけではなく、彼がこの数年間チームのためにやってきたこと
- 彼はそれをさまざまな状況のなかで示してきた
- 彼はチームのためにすべてを捧げる選手で、つねにそこにいて、どんなときも頼れる漢
- 今日の彼は、彼のやるべきことをやった
(今夜のアーセナルのゴールのひとつについて、スロウインコーチが発言権を持っていた?……)
- それについては、わたしはなにも知らない
(ズビメンディのゴール……)
- ズビについて話すなら、彼にはほかに何ができるんだろう? 彼はやりたいことがなんでもできる。デクランのクオリティにちょっとだけ似ている
- われわれがすべきことは、彼のシステムと頭脳のなかで彼をアンロックしつづけること
- なぜなら、彼はいろいろなスペイスを支配するのがとても得意で、ボールを運べ、ドリブルでき、デュエルに勝て、そしてボックスに侵入していく才能まである
- 彼はとても冷静。彼には、ピッチ上の部分である絵図がはっきりと見えているのだ
- 今日彼のやったことはすごいと思う。ゴールだけでなくパフォーマンスも
(今回とつぎのセミファイナルの試合は、その間にあるほかの試合に影響される?……)
- わからない
- 試合後20分たってから、わたしは週末のフォレストのことを考え始めていた。その試合に向けて準備をし、選手たちを回復させる。それがわれわれのルーティーン
- 今夜チームがやったことに大変に満足。あとはベッドにもぐって、ここからはつぎの試合に集中する
(今回の試合は勢いにつながる……)
- とてもよかった。とてもタフな場所だから
- 彼らはトップチームで、目の前でそれを観れば彼らのクオリティもわかる。いかに彼らにオープンにさせられるか。素晴らしかった
- だからこそ、わたしはわれわれが今日やったことについてとても評価するのだ
以上
記者から問われているスロウインコーチについては、その後本人(Thomas Gronnemark)がソーシャルメディアで「アーセナルをコーチしてるよ」とぶっちゃけていた。アルテタがとぼける意味なし。
このひと、自分がロングスロウの記録保持者(投てき距離)らしく。コーチって、ふつうプレイでは現役の選手に劣ることがほとんどだろうけど、この場合このコーチのスロウに誰も勝てないという……。選手たちは投げ方も教わるのかね。
This is Arsenal’s new ‘Throw-in Specialist’ Thomas Grønnemark…
It’s so over for the rest of the league 😭😭 pic.twitter.com/xC9j43QnzK
— Midnite (@midnite) January 12, 2026
ベンジャミン・ホワイトの試合後コメント「ヴィクのゴールは彼のためにもとてもよかった」
驚きのゴール。ヨクレスのゴールは彼のアシストかと思ったら、記録なし。GKのエラー扱いかも。ひさしぶりに活躍したベニー・ブランコの試合後インタビュー。AFC公式サイトより。
BW:もちろん、勝ててすごくうれしい。自分たちのスタンダードからすれば、うまくプレイはしていなかったけど。トランジションもあんまりうまく対処できてなかったね。
でもそうだね、3ゴール決めて試合に勝った。そしてつぎ。だから、必要な勝利だった。
ちょうど自分がフリーになったんだ。ボールが来そうなエリアに入っていけた。そしたら、うまいことぼくに当たった!
(あなたの前回のゴールもチェルシーだった)ぼくの最後のゴールもここだったんだっけ? 2ゴール決めたとき? そうか、ぼくはここが大好きだね!
(ヨクレスのゴールにも貢献)ぼくらはつねにクイックにプレイしたいと思っている。ワンオンワン状況をつくれたら、ぼくらには最高だね。
ぼくはヴィクがあそこに入っていき、ボールを待っているだろうとわかっていた。だから、ぼくはただ自分にできるだけ強くクロスを蹴り込んだだけ。
彼のゴールはとてもよかった。彼の試合中のワークも観ているだろう。彼はふさわしい称賛を得ていない。だから、今回のゴールは彼にはとてもよかった。
(4試合連続のアウェイ)あらためてやっていく。いつでもつぎの試合がぼくらの目標。
ファンも素晴らしかった。彼らはいつでもアメイジング。彼らがここに来て一晩中いたって驚かない。とても感謝している。
元ブライトンのふたりは、仲良くいっしょにSky Sportsのインタビューにも応えていた。My guy…
“Not up to our standards really”
Viktor Gyokeres and Ben White react to Arsenal’s 3-2 win at Stamford Bridge 🔴 pic.twitter.com/c3gJXlq1PT
— Sky Sports Football (@SkyFootball) January 14, 2026
ヴィクター・ヨクレスの試合後コメント「これをもっと頻繁にやらないと」
G1 A1。キミのそういうゴールをずっと待っていた。ベンジャミンといっしょのSky Sportsの試合後インタビューより。
VG:(勝った気分は?)タフな試合だった。ぼくらもよく守ったし、彼らもそうだった。
彼らはカウンターアタックのときはいつも危険だった。
2ゴール失ったことは残念だったけど、ぼくらも攻撃ではうまくやって3ゴールを決めることができた。だから満足している。
BW:(ふたりはブライトンの元チームメイトでとてもいいコネクションがある?)そうだね、U-21だっけ?
VG:(クロスが来る前ベンの意図はわかった?)これは、ぼくには彼のファーストアシストじゃないから。彼ならぼくを見つけようとしてくれると思っていた。それをやってくれたからナイス。
(あのゴールはあなたの強さ、正しい場所、正しいタイミングでボールに触れることを示している)それがぼくに必要なことだから。もっと頻繁にやらないといけないけどね。今日はとにかく勝ったから、それをつづけていく。
ウィリアム・サリバの試合後コメント「トロフィなしのシーズンにはもう飽き飽きしている」
試合後のアルテタも称賛していた個人パフォーマンス。ゴール関与こそないものの、このひとは間違いなくそのひとり。ビッグウィリーの試合後インタビュー。CBS Sportsより。
“We’ll give everything on the pitch to win every title.”
William Saliba and Arsenal have their eyes on all the silverware on offer this season 🏆 pic.twitter.com/E2ovSFZOB5
— CBS Sports Golazo ⚽️ (@CBSSportsGolazo) January 14, 2026
WS:(すべてのコンペティションで順調)そうだね、今日勝てたことはとてもうれいし。ここで勝つことは簡単じゃないことはわかったいた。
ぼくらはもっとうまくやれたとも思う。2ゴールを奪われてしまったから。避けられた。
(以前ティンバーについて彼がワールズベストのRBかどうか訊いたけど、ズビメンディはどう?)彼はとてもいい選手。プレッシャーがあってもボールを持てる。彼のような選手がボールがあるときもないときもいてくれるのは素晴らしい。
ゴールも取れる。今シーズンの彼のゴールはNo.6にしては多すぎると思うけど(笑い)。彼はチームがタイトルを勝ち取ることを助けてくれる。
(カラバオカップは最初に勝てるトロフィ。どれほど重要?)ぼくも、ポケットのなかに何も入れずにシーズンを終えることには飽き飽きしているんだ。
今年は4つのコンペティションに残っている。去年ぼくのポケットは空っぽだったけど、今年はすべてを勝ちたい。カラバオ、FAカップ、チャンピオンシップ、プレミアリーグ。
もちろん云うのは簡単。でもぼくらはそれをピッチで証明したい。タイトルを取るために全力を尽くすよ。
(ガブリエルとキミのふたりが世界最高のCBペアだと思う?)(笑い)ぼくにとってなら、イエス。ぼくらにはベストのパートナーシップがあるから。でも、それをタイトルで証明しないと。自分でベストだと云っていても、何も勝っていないのでは意味がない。
だからシーズンが終わってタイトルを勝ち取ったときに、ぼくらがベストだと云うよ。
Liam Roseniorの試合後コメント「まだ勝ち抜けのチャンスはある」
勝ったので。
LR:わたしが求めていたエナジー、プレッシング、走って戻ること、チームを助けること、それらの面にはとても満足している。満足していないのは結果。あのゴールの失いかたもうれしくない。
だが、選手たちはあきらめなかった。われわれはまだ勝負に残っている。
自分たちが取り組んでいることについて、もっと強くなる必要がある。リスタートから2ゴールを失ったことは受け入れがたい。たとえ、そこから自分たちもゴールを決めていたとしても。そこはクリーンアップが必要なエリアだ。
わたしはまだチームと6日間しか過ごしていない。だが、ここからは試合に勝っていきたい。だから、これからは素早く学んでいくことだ。だが、この勝負にはまだ残っている。まだハーフタイム。
(セカンドレグ)とても難しい試合になるだろう。それまでにわれわれには4試合がある。だが、その試合を楽しみにもしている。それがわたしのスクワッドのことをより物語ることになるだろうから。
もしわれわれが今日と同じようなファイト、インテンシティ、クオリティを見せるなら、まだ勝ち抜けのチャンスはある。
彼は、チェルシーのヘッドコーチになって最初の試合がアウェイだったので、この試合が初めてのSBだったとか。ひとまず、アーセナルに勝ってファンのこころをガッチリつかむ、みたいなことは起きなかった。











