うーむ。いちおう勝ったけどさあ……
試合後のアルテタのコメントやアーセナルファンの反応をみるに、試合には勝ったし相手はいちおうチェルシーだしで、そこまでネガティヴな気分になっているのは少数派かもしれんが、ぼかあ正直この試合のアーセナルにはかなり不満だった。試合直後は腹がたってしかたなかった。朝4時にぷりぷり怒ってる中年男性がそこにはいた。
だって、不安定で自信もなさげな相手にあれだけのいいプレイをしていた前半があり、なおかつ1点リードまでしておきながらのアレだからなあ。
HTにはこんな声も。ほんとだよ。毎度毎度。今回いつもとちょっと違うと思ったのは、チームの戦いかたというよりは、個人のミスが目立った点だけども。
Get on top > go a goal up > look good for a second > ease off > concede
— Tim Stillman ⭐️⭐️ (@timstillman_) March 1, 2026
毎試合がウェイクアップコール。こんなこと繰り返していられなくない? それとも残り9試合、すべてこんなふうにギリギリで逃げ切るのか。
アルテタの試合後コメント「こういう試合になることはわかっていた」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFC公式サイトより。
アルテタ:大きな勝利だ。わたしは試合の大部分でとても満足している。トップチーム相手のパフォーマンス。ノースロンドンダービーのあと、われわれの期待は連勝にあった。
失点のタイミングが打撃だったが、われわれは感情的にそれに反応した。集中して前進することが必要だった。
とても支配的な前半がありながら、差はなし。われわれは7日前にもこれを云った。スパーズでも同じだった。そして、われわれはそこから学び、後半に何が起きるかをみた。
われわれは同じような試合にしようとした。後半はよりイーヴンな試合になり、われわれに優勢な時間があり、彼らにもあった。われわれがゴールを決めたあと、彼らは10人になり、われわれは大丈夫と思った。しかし、そうでなかったのは彼らの功績でもある。
だが、全体的にわたしはとても満足。なぜなら、これはとてもとても重要な試合だったから。
こうしたビッグゲイムで勝つことはとても難しい。だから、選手たちが安定してやっていることが素晴らしい。
われわれはもうシーズンで44試合プレイしている。これはすごいことで、彼らの仕事の進めかたと競いかた、相手を上回ろうとするところはただただすごい。
ここからは回復に努めたい。このエナジーを意地して、水曜のビッグゲイムに備える。
試合後の記者会見。AFC公式サイトより。
(接戦だった……)
- れっきとしたロンドンダービー
- 相手のクオリティもあり、われわれはこれを想定していた。彼らには個人クオリティがあり、もう彼らとは4試合めでもあるため、彼らの強さと対戦する難しさはわかっている
- 前半はわれわれはいいスタートをしてとても支配的だった。もっと大きな差がついているべきだった
- しかし、1-1。これでゲイムオン
- わたしは、ドレッシングルームで選手たちに一週間前のNLDでも同じだったことを思い出させた。彼らは、後半どうなるか観てみようと云った
- だが、おそらくわれわれはこの試合に勝つためには難しい時間を過ごさねばならなかったのだろう。間違いなくそうなった
- セカンドゴールを決めて、レッドカードもあったのだから、最後の数分はまったく違うことを想定していた。コントロールも支配もできず。望んだシナリオじゃなかった
- そのうえ、チェルシーはその時間はとてもとてもうまくやった
- ダヴィドが試合に勝たせてくれた
(セットピースをレベルアップさせねばならない……)
- フェアにいえば、どのチームも多くのゴールがどこから決まっているか
- そして彼らの決めるゴールには、ほかのチームがつくるチャンスよりもクオリティがある
- そして最後にはその側面で試合は決まる
- われわれはこの数週間はセットピースからのゴールはなかったが、オープンプレイから多くを決めていた
- 今日はそういうゴールのオプションがある状況だった。それをとてもうまくやれたし、またセットピースから失点もした
(ダヴィド・ラヤのパフォーマンスとパーソナリティ……)
- ダヴィドは間違いなくリーダーのひとり
- 彼は集中の維持のしかたを知るキーパーであり、必要なときに試合を決められるキーパー
- 彼がまったく関与しない試合もあれば、ひとつのアクションだけ必要なこともある。これはとてもとても難しい
- そして、ラストアクションでのあのセイヴ。あれはクロスでショットではなかったが、だが、それが結局信じられないショットになった
- わたしからはそこがよく見えていて、ほとんど心臓が止まった。しかし、ダヴィドがそこにいてくれたおかげで命を取り戻した
(ラヤは最後にケガをしてしまった?……)
- あそこでどうなったのかわからない
- 彼は今週ややnigglesがあったが、それと関係するのかもわからない
(感情コントロールへの挑戦……)
- それこそがわれわれのやるべきこと。トレインすること
- そうしたシナリオのなかでコンテクストを理解することは、とても難しくなっている。なぜなら、われわれにはトレインする時間がないから
- そして、そうしたときを再現するのはほぼ不可能だ。感情の部分はそこにはなく、相手のクオリティもある。基本的にそれはできない
- だが、そこは明日たしかに議論すること。なぜなら、われわれはそこを改善し、もっとうまくやらねばならないから
- だが同時に、チェルシーのやりかたも称賛すべき。彼らはキーパーをもうひとりの選手として使い、勇気をみせた。いかにあのタイトな状況から抜け出すか。信じがたい
- 彼らの多くの選手、Lavia, Caicedo, Coleも。それができる選手は多くない。彼らが問題を引き起こした
(照明のせいか、目のまわりにアザができているように見えますが?……)*black eys
- ブラックアイズ? いやわたしは大丈夫だけど……
(いや、ただ確認したかっただけで……)
- どうもありがとう! これからキミをハグしよう! わざわざわたしをチェックしてくれてありがとう!(一同笑い)
(今日の勝ちかたについて……)
- わたしは落ち着こうとしている。しかし、ご覧のとおりわれわれは支配も、10人相手に期待されるプレイシークエンスもなかった
- だから、それをやりすごす必要があった。そこが試合の大きな部分だった
- ほかのチームの試合の勝ちかたを観ても、どのチームも苦しんでいる
- 勝ちかたも差もとても小さい。だからいいのだ
(試合終盤でライスが苦しんでいたようですが水曜の試合を前にしてフィットネスの不安はある?……)
- わからない
- デクランは下げねばならなかった。残念ながら彼は検査を受けることになり、水曜にプレイできるかどうかチェックされる
- あとは問題ないと思う。だが、いまはまだわからない
(安定した11人を維持すること……)
- われわれはそれをできていない
- 変更しなきゃならないし、フレッシュであるために全員に機会がある
(残りシーズンは「醜い試合」になる……)
- 醜くはない
- 自分たちがプレイすべき試合をプレイするだけ
- チェルシーとの試合は、どういう試合になるか完璧にわかっていた
- わたしにとっては美しい試合だ。選手にはとてもクオリティがあり、相手のやることに合わせねばならず、相手だってわれわれ相手に同じことをする
- だから、差は非常に小さい
- そして、こうした試合では最後にはデュエルがものを云う
- われわれがこういうトップゲイムをたくさんプレイできることを願う
以上
ガブリエルの試合後コメント「(サリバ)今年はまだゴールがなかったから、彼のためにもうれしい」
コーナーでサリバのゴールをアシストし、またしてもセットピース強者ぶりを示したビッグガビ。PL公式のMOTMにも選出された。試合後のインタビュー。AFC公式サイトより。
ガブリエル:今日はビッグバトルだった。3ポインツがとてもうれしい。ピッチ上の全員が信じられなかった。ぼくらも、これがどんな試合になるかわかっていたので、だからこそぼくらの努力が実ったのがうれしい。
ウォルヴズのあと、みんなで話し合って、もっとうまくならなければならないとわかっていた。先週のNLDも素晴らしかったし、あの勝利がこの試合に入っていくエナジーをもたらしてくれた。
3ポインツがとてもうれしい。だが、ここからもぼくらはつづけていく必要がある。このあと何が来るかもわかっている。だから備えないと。
彼(サリバ)にアシストできたことがとてもうれしい。彼は今年まだゴールしていなくて、今日それができた。よかった。
彼(ラヤ)はトップGKだ。だからこそここにいる。最後の時間にビッグセイヴをやった。
ぼくらはとても誇らしい。とくに全員のワーク。いまは楽しむ必要があると思うが、つぎの試合に向けて準備もしていく。
サリバとティンバーの試合後コメント「ぼくらが勝ちにふさわしかった」
それぞれゴール1。DFの3人がゴール・アシストにからんでいるというアーセナルらしい試合。OGのヒンカピエも入れたらバック4全員である。Sky Sportsによるサリバとジュリティンの試合後インタビュー。
(今日はどれほど難しかった……)
WS:トップチームが相手で簡単な試合じゃなかった。HTの前に失点すべきじゃなかった。でも後半はセットピースからJTが美しいゴールを決めてうまくやった。今日はファンの前で勝ってよかった。
(このチャントは初めて聴く?……)
とてもいいね。とくにこういう勝利のあとだと。
(ユリアン、一線を越えるゴールを決めた……)
JT:重要なことは試合に勝つことで、同時にこの試合はぼくらが勝ちにふさわしかったと思う。前半は相手にほとんどなにもさせなかったし、でもHTでは1-1。そこは残念だった。でも後半をなんとか終わらせた。タフだった。
(セットピースで決まる試合だった件。コーナーはつねに脅威だった……)
両チームがそうだった。そこが試合の重要な一部になってきている。ぼくは、ずっとそうだったとも思うけど、いまチームはよりそこに集中するようになっている。興味深いこと。でも、たしかにそこはぼくらの有利がある。今日はうまくいった。
ぼくは全体的にいい試合だったと思う。ぼくらは自分たちを誇れる。あとは水曜の重要な試合。
(ウィリアム、ひさしぶりのゴールでも手慣れたセレブレイションだった……)
WS:ひさしぶりのゴールだったから、ヘンな感じだった。一年も決めてなかったから。だから、とてもうれしいね。これからもこんなふうにつづけていきたい。
(残り9試合でホームが5試合。バトルを楽しめそう?……)
JT:楽しまなきゃいけない。ここにいるのは特権だし、アーセナルのチームメイトたちといっしょにタイトルのために戦ってる。この美しい場所で楽しまないと。これまでもそうしてきた。残り9試合は試合づつやっていこう。最後にはなにか美しいものがあればいい。
ジュリアン・ティンバーの試合後コメント「試合終盤に不安の感情がある。そこは解決すべき」
ジュリティンは単独でも試合後インタビューに応えていた。興味深かったので。Sky Sportsより。
JT:(試合を終わらせるときにチームが感じているプレッシャー)そう感じるだろう。とくに終盤。ぼくらはちょっとプレイを止めてしまった。それは不必要なことだった。なぜならひとり多いんだから。そこはぼくらがチームとして取り組むべきものだろうね。よく話し合うことだ。
今シーズンそういうことがもう何度か起きている。ぼくらは試合に入っていくときはかなり力を入れていた。とくに前半。そこで1-0か2-0にしておくべきだったが、チェルシーのような強い相手のときにもそれが起きている。
これも試合の一部だから、そのとき何が起きていたのかは理解する必要がある。選手と観客のなかにあるエナジー、それと不安(anxiety)。そこは解決すべきだし、話し合うべき。
あの不安感について選手たちにも自覚があるのなら、なんとか解決の道を探ってほしい。
Liam Roseniorの試合後コメント「セットピース失点とレッドカード。これがわれわれ」
勝ったので。CHEボスの試合後コメント。
LR:この3試合はすべて同じだった。結果を得るためのパフォーマンスはあったのに。3試合ともこちらの優勢があった。
われわれはみんないっしょだ。わたしは勝っても敗けても選手たちのことを指さしたりは絶対しない。だが、われわれが進歩すべきことははっきりしている。これはわれわれのフットボールでもなければ、攻撃プレイでもない。われわれは、どちらのボックスでも無慈悲になれることを確認すべきだ。
コーナーからの2失点、レッドカード。これがわれわれのシーズンだ。ここ数試合と同じでもある。
こちらのコメントも。最近のセットピース議論について意見を述べた。「フットボールのプレイのやりかたに良いも悪いもない」。けだし正論。
‘There’s no right or wrong way to play football.’
Chelsea boss Liam Rosenior weighs in on the set-piece debate. #BBCFootball pic.twitter.com/y38LA6O7E7
— Match of the Day (@BBCMOTD) March 2, 2026














