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Arsenal, Player

引退寸前のサミル・ナスリ氏が半生を激白

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現在ドーピング疑惑で選手生命の危機にさらせれているという、毎度お騒がせ、稀代の悪童フットボーラーこと、サミル・ナスリ選手が仏誌『Onze Mondial』だけに語った。

取材嫌いでメディアから遠ざかっている彼であるにも関わらず、取材時間は2時間超え、14ページに及ぶインタビューとのことで、載せきれなかったものも含め、豪華にもOnze MondialのWEBサイトではこれから5回にもわたりそのインタビューを掲載していく「サミル・ナスリ週間」を催すとのこと。ナスリっ娘のみんなに朗報だ。

www.onzemondial.com

第1回では、少年時代を過ごしたトレセン、ナスリを始めベンゼマやベナルファを擁した1987年組について、出身クラブであるOMでの思い出、そして彼が愛してやまないがゆえについ後ろ足で砂を引っ掛けたくなるArsenalについて穏やかに語っているぞ。ひとまずArsenalに関する部分について超訳してみよう。

ちなみにGoogleの翻訳の精度が上がったとはいえ、フランス語をそのまま日本語に訳してもまったく意味が不明であるので、英語に翻訳してそれを訳したのである。英語に翻訳されたフランス語は少なくとも意味がわかった。そういうもんか。

ナスリ氏インタビュー アーセナルについて

まずは、アーセナルでの一番のゴールを教えてよ。マンテッド戦? それともポルト……

(インタビューを遮りながら)いやいやいやいやいや、フラムでのダブルだね。ふたつの個人技で決めたやつさ。チャンピオンズのポルトのもよかったけどね。でもフラムのほうを選ぶな。同じ試合でふたつの見事なゴールが生まれたんだ。


Nasri solo goal vs fulham


Samir Nasri Porto goal

トレーニング中にディアビに削られて病院送りになったのは覚えてる?

ありゃあトレーニング中で故意じゃなかった。ぼくのほうが背後から行ったんだよ。ボールを奪いたかったんだ。そのときアブーはシュート体勢に入っていてね。それで骨をやっちゃったんだ。アブーは悪いやつじゃないしね。責められるわけがないよ。

AWはキミにとって父親みたいなものだよね。まだ彼とは連絡を取ってる?

うん。シーズンの始めくらいに話したよ。パリでやったEUROの決勝前日にも会った。会ったときにはたくさん話すんだ。よく会ってるといったら嘘になるな。ときどきだね。

アーセナルはいまだにタイトルから遠ざかっているね。なんでかな?

さあね。わかんないよ。ただ、ぼくがアーセナルにいたころはチェルシーやマンテッドと同じ条件で戦っていたとはいえないね。エミレーツ・スタジアムを建てることになって緊縮財政のまっただなかだったから。どんなクラブも健全財政を目指さないクラブはないよ、でもアーセナルは死んでも借金をしたくないって感じだったな。だから他のクラブがやってるみたいな補強はできなかったんだ。ぼくが去ってからはふたつのカップを取ったね。トロフィーはトロフィーさ。どんなトロフィーにも価値はあるもんだよ。

ナスリ氏がアーセナルを去ったあとに、マンチェスターの油っぽいほうでプレミアシップのタイトルをふたつ取っていることを考えると、最後のことばも非常に皮肉に聞こえてくるから不思議。まあしかしおもったより無難なインタビューだな。

ナスリといえば、マルセイユっ子らしく(?)気性の荒い性格で数々のチーム内軋轢を生み出してきたことでも有名。ドメネクやデシャンはもちろん、個人的にはウィリアム・ギャラスとの確執についていま本人がどう思っているのかなど、さらなるスキャンダラスな内容を期待したい。初回以降のインタビューで明かされるのであろうか。

※コメントくださるかたにお願い
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お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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