プレシーズンでオーストラリアに滞在中のアーセナル。コアラやカンガルーと親しむ面々の写真も公開されるなどリラックスした様子がわかる。しかしベタですね。。
そんななかでサンチェスとともに来季の去就が注目されるメスト・エジルが自身の来季をコメント。これがほぼ残留宣言という内容でファンは安堵のため息をついている。
Ozil – The latest on my future
残ることを優先してるに決まってるよ。こんなにグレイトなクラブにいるんだし、いつもアーセナルでいい感じだっていってたでしょ。
ロンドンに戻ったら腰を落ち着けて未来についてクラブと話すつもりだよ。
とりあえずはプレシーズンだね。
うむ。前向きな兆候である。たぶんNo.10シャツが確約されたとか、そういう進展があったのではないだろうか。要求されているという280kとか300kなんていう週給アップ要求をクラブは飲むのか。注目である。
一方ではウエストハムやエヴァートン、マルセイユ等とリンクされているジルーが自分の将来はわからないと認めた。アーセナルのサードキット(シャツ)発表会でのコメント。
Olivier Giroud on future: ‘I really enjoyed my five years at Arsenal’
記者:アーセナルを去るということも考えられる?
ジルー:正直にいうとね。……まあでもぼくは今アーセナルの選手だしこれまでのようにプロフェッショナルであろうと思ってるよ。来シーズンに向けてしっかり準備するだけだ。
何人かにツアーに来たかったか来たくなかったか訊かれたよ。もちろんぼくはアーセナルの選手だしだからここにいる。ただ来季に向けていい準備をしたい。そしてあとでどうなるか見てみよう。でもね。ひとつだけ確かなのは、ぼくはアーセナルでの5年間をすごく楽しんだよ。
ジルーが直接「アーセナルに残るかわからない」と自ら発言したわけではないが、記者の質問に答えるかたちで移籍の可能性を認めたも同然である。そして最後の言葉。これはなかなかにしてフェアウェル感のあるコメント。残留希望ならこういうノリの発言は出ないだろう。
本人もいまフットボーラー人生で一番ノッている自覚があるかもしれないし、来季アーセナルではサブが確実と思われるジルーが移籍を希望してもおかしくはないが、改めてそう考えるとショックである。まじで行ってしまうのかジルー。ジルーのいないアーセナルは重要なオプションのひとつを失うことになる。またしても旬の選手を失ってしまう。これは大きな損失だ。
アーセナルはジルーを引き止められるだろうか。