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【マッチレビュー】19/20EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(4/Jun/2020)逆境を乗り越えさらなる自信

なんと。アウェイ+クリンシートで3連勝は2017年以来。PL2連勝で勢いづくアーセナルながら、試合前の予想は敗戦予想一色で、ウォルヴズの固さには歯が立たないと思われていたにも関わらず。

それがどうだい? 待望のふたりのゴールで最高の一週間をしめくくりやがった。

攻撃では苦しみながらもフィニッシュで勝り、守備に定評ある相手に守り勝った。この痛快な試合を振り返ろう。

Wolves 0-2 Arsenal: Gunners keep pressure on the hosts in race for Europe



アルテタの試合後コメンツ「苦しむときも楽しむときも一緒」

試合直後のボスのコメント。『BBC Sports』より。

アルテタ:大きな勝利だった。われわれには2日と半分しか準備の時間がなく、彼らは一週間もあった。彼らがトレイニングをしているときわれわれは2試合をプレイしていた。

彼らはとてもオーガナイズされたチームで、ここで彼らに勝つのはほんとうにタフだ。だから選手たち全員が高い注意力とコミットメントでプレイせねばならなかった。よくポゼッションし、2ゴールした。

苦しむときは一緒、楽しむときもチーム一緒。それがわれわれにとりとても大きなことなんだ。

試合後のプレス会見。AFCオフィシャルサイトより。※今回は箇条書きで

  • (ヘッドコーチとしてこの勝利はどれくらいに位置づけられる?)ベストのひとつ。日程もやばかった。COVID-19もあった。今日は簡単ではなかった。プロセスを前進させるさらなる一歩。まじうれしい。
  • (メンタリティで回答)いや。ブライトンでも努力にはとても満足だった。彼らの努力と意図はけして否定しない。
  • (このあとのレスターとトッナムがシーズンを決める)もう毎試合で失敗できない。今日楽しめたのなら明日はレスターのことを考え始められる。
  • (CLレイスに入ってきたと感じる)いまはレスターとのレイスだ。2週間前にフィクスチャを見て不可能に思えていた(ことが可能になってきた)。これからも進歩できるようトライしていく。このレヴェルのインテンシティでプレイできるなら相手を難しくできる。
  • (チームのキャラクター)どんなチームにも勝てる理由があるとすれば、いまみんなで一緒に楽しんだり苦しんだりしているから。難しいとき楽しめるなら、ご褒美がある。いまはまだ95分圧倒する能力はない。それがないのなら競争してチームになろうとしなければならない。チームというのはスターターもサブも全員が違いをつくれるということ。
  • (サカはなぜ右で)試合前はたくさんの疑いがあった。ニコが出られないことは決まっていたし。なんとかブカヨにやってもらおうとした。前半はたしかに苦しんだ。しかしその後の20分で彼はよりいいプレイを見つけ始めた。とてもいいゴールもしたが、わたしがとても好きなのは、彼ががっかりして下を向かずに何度もトライしてトライしてトライしつづけたこと。
  • (過密フィクスチャのなかでフィジカルテスト)それについては話したくない。全員が準備できている。最大限のちからを出したいのならロテイトすることは必要だし、守ることも必要。準備できているなら誰でも歓迎するし起用していく。
  • (守備の進歩)タイトルレイスをやっているチーム、チャンピオンになるチームを見れば、そこにはたくさんのクリンシーツがあることがわかる。そこがもっと進歩できれば、よりソリッドになり、試合に勝てるチャンスが増えていく。シンプルだ。われわれの攻撃パターンやスペイスの使い方、試合の読みにはまだたくさんの進歩すべき部分があるのは明白だが、それもいずれくる。相手がボールを持っているときどう守るかは11人次第だ。
  • (チームはより団結している)わたしが加入してから彼らがお互いをどう扱っているか、一緒に楽しんでいるか見てきた。彼らは何を期待されているかわかっている。苦しみも楽しみもともにしているから、チームにいつももたらせるものがある。誰かがミステイクをやれば誰かがそれを正し…… わたしはそんな彼らが誇らしい。それがゆっくりだが進化している理由。
  • (サカのPLファーストゴールとこれからもたくさんのゴールが見られるか)イエスだと願いたい! 彼にはその能力がある。彼は相手のボックス内でゴールもアシストもとてもきっちりやれる。いつも正しいときに正しい場所にいた。
  • (5年ぶりに上位チームにアウェイ勝利)わたしではなく彼らがやったこと。わたしがあまり助けられなかったことは残念だが、ピッチのすべての決断は彼らが行っている。ある時間帯ではフィジカリーに維持できなかったが、彼らは信じて、喜んでワークし、それが報われた。
  • (ラカがPLでアウェイゴールするのは18ヶ月ぶり)彼にはそれがほんとうに必要だった。彼はわたしが云えば3秒後にはピッチに入る準備ができていた。グレイトなボールさばきにグレイトなタッチにフィニッシュ。われわれは彼がもっとそういうことができるようチャンスを与えていかねばならない。彼の毎日の取り組みを見れば、完全にそれに値する。
  • (ムスタフィがフォームを取り戻した)われわれは全員の成長を助けようとしている。まずは信じることからだ。もちろんミステイクをしたりする。だが、やる気があり喜んで再度トライするなら、わたしは彼らには報いる。ムスティのアティチュード、トレイニング、注意レヴェル、彼がしてくる質問、どれだけチームを助けたがっているか。わたしが来て以来彼のそういった姿勢はずっとよかった。
  • (ジャカはミッドフィールドで決定的な存在になりつつある)そう、彼は今日極めて重要だった。今日の彼とダニは最初の45分間ほんとうにほんとうに試合をよく司令した。そして、そこからわれわれが試合のプランを少し変えると、彼らは状況をよく読んで、チームが必要としているものを与えた。彼らは試合をマネジしなければらなかったが、それをやったときグレイトな成熟があった。ジャカのキャラクターやグレイトなパーソナリティはわかっているし、とても集中していた。今日のようなパフォーマンスを出せるとき、チームにほんとうに有用だ。
  • (無観客になりタッチラインで大声を出すことが増えた)イエス。彼らに声がよく届くから! 6万人の前では難しい。でもそれが好きなコーチング。ときどき選手には煩わしかったりもするだろうが、彼らを助けようとしている。
  • (試合中にセバーヨスに伝えようとしていたこと)いつもピッチで起きる状況を把握させようとした。ベストな選択ができるようサポートしたかった。

苦しみも楽しみもみんなで一緒に。。名言なり。We win together, we lose togetherを思い出すじゃないか。

わりと謙虚なコメントが多いボスだが、さすがに今回はうれしかったのか、訳ははしょったが、試合に勝ててハッピーと何度も云っている。よかったねえ。

そりゃそうだよ。今回は効率的で老練な(※見た目のイメージ)相手に、ゲイムマネジメントでもけして劣っていなかったのだから。AW末期やエメリのときのような、攻めても守ってもチームバランスにおけるずさんさは微塵も感じなかった。とても集中していた。

ブカヨ・サカのコメント「アーセナルでプレイできるだけで幸せ」

契約延長にサインし、PL初ゴール。いまや時の人になりつつあるおれたちのブカヨ。オフィシャルサイトより。

(ファンタスティックな数日間……)

サカ:ぼくと家族にとってはことばでは云い表せない。愛するクラブにいられることがすごくうれしいし、PLのファーストゴールで勝てたことも。うれしくてたまらないよ。ぼくが成長しなきゃならないこともまだ多いけど、とくにこんな試合では、学んで進歩をつづけて成長していきたい。

(新契約にサインしてからさらにいいことが……)

ぼくはいつでも得点したい。新契約とかは関係なく。だからシナリオがどうあれ、チームのためにいつも全力を尽くしたい。

(ゴールについて……)

KTがクロスを入れたときにボールが来る予想はあって、ボックスの際に入れられる位置にいようとした。ファーポストにスペイスがあったし、なんとか入れられた。それがいいフィニッシュになってうれしい。

(PLゴールは満足……)

PLでたくさんの試合をやっている。いまぼくらにはこのコンペティションが一番重要で、ゴールでチームの勝利に貢献できてうれしい。

(チームの勢い……)

一試合づつだ。このステイジではどのポイントもどれだけ重要かわかっている。毎試合で勝つこと。そうすればどこでフィニッシュできるかわかっているから、この勝利がとてもうれしい。

(どのポジションが一番好き……)

いつも云うように、アーセナルでプレイできることがただもう夢みたい。ぼくはまだ18で、アカデミーから来たばかりで、ボスがピッチに送り出してくれるだけでうれしい。ぼくを選んでくれるとき、彼はぼくがどこでプレイしようと大きな信頼を見せてくれる。だから全力を出さなきゃならない。どこでプレイしたいなんて云うことはできない。プレイできるだけで感謝だ。

うーん。ブカヨのコメントはともかくインタヴュワーはもっといい質問ができないか。同じような答えしかできない質問をしてもしょうがないだろうに。よく日本代表の試合なんかで試合後の選手への質問が批判されていたりするが(いまのお気持ちは?とか)、イングランドもたいがいだな。

それにしてもうれしいことを云ってくれるではないか。アーセナルでプレイできるだけで幸せ、どこでもプレイする。ゲンちゃんも見習わなければならないのだけど。もう時間がなさげ。。

さて、ブログの途中ですが、ここで一曲よろしいでしょうか?

Curtis Mayfield (The Impressions)で、“I’m so proud”。あなたに愛されている自分が誇らしいというリリックですがね。まあ細かいことはいいじゃないか。

わしは誇らしい。

ヌーノ・エスピリート・サントのコメント「受け身になりすぎた」

勝ったときは相手のボスのコメントも読みたくなる。

ヌーノ:いくつかの時間帯ではより切迫していなければならなかった。ボールのあるときもないときもやれたことが少なかったしアンバランスだった。絶対に勝つという切迫さがなかった。最初は脅威になれたが、そのあとはずっと受け身になってしまった。これはホームファンがいないせいもあった。あの雰囲気がないと。

選手全員に進歩が必要。ときにはいいときもあるし、アダマ・トラオリは何かをやろうとはした。今日はよくなかったが、彼がそこにいることが重要だった。

アーセナルはよかったね。彼らはいいチームだ。こちらはもっとうまくやるべきだった。

このひと、エメリ氏の後任がアルテタに決まるまではアーセナルのボス候補のひとりだったのだけど、やっぱりアーセナルには似合わないか。少なくとも、たとえ勝負強かったとしても、いまウォルヴズでやっているようなフットボールでは、アーセナルのファンを喜ばすことはできそうにない。

つづいて試合について。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

62 Comments on “【マッチレビュー】19/20EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(4/Jun/2020)逆境を乗り越えさらなる自信

  1. いやー、いい試合でしたね。
    本当にいい試合だった。
    いい監督の条件として多くの言語を使える、ということが言われたりしますが(ボスやファーガソン、アンチェなど)アルテタ監督はその点も問題ないし、交代策も的中させていたし素晴らしかったです。

  2. AMNさんが、ドフリーな状況で左のコーナーにボールを運んだときには、なんだか嬉しくなって笑いました。老獪な感じの見た目ですから😂

  3. ジャカに対して、逆ヴァーサティリティと表現するのは違うと思います。彼が責められいたのは、あらゆる皺寄せを引き受けていたことや、批判者が異常なまでにこき下ろし、様々なチームの問題を押し付けられていただけに過ぎません。

    ポジションニングに関しても、大まかには良かったです。問題だったのは、より局所的なポジショニングでしょう
    体の向きであるとか、せっかく良い位置に戻っていても、1対1の対処が悪かったり

  4. この試合を見て短い時間だったけどトレイラは良いなと感じました!!
    あと、セバージョスとトレイラのダブルピボーテが見たいと思った

  5. 今のチーム状況を考えると
    ・個人で無理が効かないので全員で引いた守備が必要
    ・他チームより少ないチャンスを活かせること
    から悲しいですがエジルの居場所はなさそうですね。
    多少守備がザルでも撃ち合いしてれば勝てる時代は終わったと思います。
    下位チームが強すぎてプレミア全体として渋い試合が増えそうです。

  6. いやー会心の試合でしたね。とるべき人がとり、クリーンシートを続けるという。もう、当面は3-4-3だと思うので、4-2-3-1しかないエジル登場は難しいか。サリバも3バックに慣れているというし、ロブもいて、左利きのパブロマリとコラシナツ・・・何気にコラシナツがここまで重要になってくるとは。なんというか、攻めるときも守る時も、みんなの意思がより揃ってきている気がします。以前はボール取られたらバタバタしていたんですが・・・。さあ、狐退治だ!COYG

  7. いい勝利でしたねぇ。
    前日に過去の記事にソフトタッチなプレスはやめて欲しいとコメントしたんですが、だいぶいい部分もあったように思います。
    選手交代も良かった。これが単に過密日程のある程度予定されてただけの交代でないことを祈る(笑)フレッシュな選手を入れる効果を使ったであって欲しい。
    まぁ少なくともAMNについてはあの交代で使わるくらい評価が上がったんであろうことは嬉しい。

    ここ数試合のシステムはCBもそうですがMFの選手にも恩恵というか理由があるように思います。
    ジャカにしろセバージョスにしろ(他のCMでも部分的に当てはまる)スピードがなくプレイ範囲、カバーできる範囲が狭い。
    攻撃時4バックでも低い位置からパスを出すプレイ傾向が強い。前線の選手が孤立する場面が多いことに加え、高めの位置やファイナルサードでの貢献が少ない。
    だがこのシステムにし、WBを上げることで前線の選手の孤立を解消し、MFが2人とも上記のようなプレイをしても問題ないようにしている。MFが高い位置で攻撃に貢献しなくても攻撃が成り立つように。
    CM2人が横に常時並ぶことを許すことでこのCM2人のカウンターや守備での動く必要のある範囲も狭まる。
    CBがひとりでカウンター対処に前に出て対応することが減るし、3バックなのでCBが前に出てCMの守備をカバー、時には一緒にプレスすることが効果的に出ている場面もある。補いあえているともいえるかもしれない。
    色んな理由で良いバランスを生んでいるのかもしれないですね。

    あと、サカのポジショニングの不慣れは確かに感じる部分もありましたが、ペペに見習わせたいくらい効果的なポジショニングもたくさんしているようにも感じました。
    オーバもポジショニング意識変わったように感じたのでWGの選手はそういう指示がいっているのかもしれない。
    次の試合どうなるか楽しみです。

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