The Emirates FA Cup。エミレーツ航空がお届けする今季のFAカップ。アーセナルは今季初登場かな。一応アーセナルはFAカップをここ4年で3回獲っている(通算で13回優勝)という、まるでヨーロッパリーグを3連覇したセビーリャのような、いまいち誇っていいのだかどうかわからない微妙な記録を持つクラブである。優勝候補と見ていただいて差し支えない。まあカップ戦なんで1回負けたら終わりなんだから、4年でたったの1試合しか負けてないという勘定に。なんでFAカップだけそんなに強いんだと。
お相手はノッティンガム・フォレスト。今季はイングランド2部リーグで戦っているわりとつよいチームらしい。カップ戦メンバーで挑むアーセナルは注意が必要だ。
17/18FAカップ、ノッティンガム・フォレストvsアーセナル予想スターティング
ボスはフレッシュな選手を起用するとコメント。ファーストチーマーは休ませることになりそうだ。とはいえ、すでに怪我人のためにサブがファーストチームで戦っているという現状もあり、さすがにアカデミーの選手らを起用するには勇気がいるはず。
3-4-3
GK オスピナ
DF ホールディング、メルテザッカー、チェンバース
MF AMN、エルネニー、コクラン、ドビュッシー
FW イウォビ、ウェルベック、ウォルコット
ボスがメイトランド・ナイルズを本職のCMで使うかもという話しもしている。しかしCMにはエルネニーもコクランもフィットしているようだし、層の薄い左で使わない手はないだろうと思う。
RWBはドビュッシーを予想。ただ、彼の1月の移籍話が進んでいるようなら彼は起用されず、ネルソンかウィロックを使うのかもしれない。
ヴェンゲル:(AMNをセンターで使うか?)ありえるね。彼はそこの選手だし。でもいまはコラシナツもモンレアルもいない。ジョシュ・ダ・シルバを使う以外に左のオプションがないんだ。まだどうするか決めてない。
※写真はArsenal公式サイトより。サンチェスの前でネルソンがおどけている。トレーニング風景には、新しく獲得したマヴロパノスも。
もろもろの話題
FAからのペナルティでボスが3試合のバン
例のペナルティでレフェリーに噛み付いた件で、この試合を含めて3試合、ボスはベンチに入らない模様。ちなみにボスはその後も自身の発言や態度をまったく間違えていなかったと考えているということである。それでよし。
しかしこの問題、人間がジャッジしている間は避けようがないのでVAR(ヴィデオ・アシスタント・レフェリー)の導入しか解決策がないような気がするのだけど、ボスはあんまり積極的にそれがいいと思っていないのががっかり。プレミアリーグはさっさとVARを導入して無駄な議論をなくすべきだと思う。
1月の移籍が噂されるウォルコットについて
サウサンプトンが興味があることを認めたが、ボスはウォルコットをキープしたいとコメント。そうはいっても本人はこのままでは当然いやだろう。本人次第で1月の移籍が進む可能性はありそうだ。
ウォルコット、あるいはサンチェスのかわりにオバメヤンにオファーを出すという噂については、ボスは完全に否定した。
新規獲得のマヴロパノスはミズリンタットのおすすめ
先日獲得が発表された、コンスタンティノス・マヴロパノスはやはり、アーセナルがBVBより引っこ抜いたカリスマリクルート部長、スヴェン・ミズリンタットのお墨付き物件であるらしい。
ボスはミズリンタットについて、エキスパートである自分たちですら見逃していたような小さいクラブの選手も知っているということで高く評価している模様。2月に入社となるサンレヒとともに、まずはクラブのやり方に慣れていくことになる。
ノッティンガム・フォレストについて
いつもの7amkickoffによれば、フォレストというチームはいまチャンピオンシップでトータルパスがリーグ2位、ポゼッションで3位、81%のパス成功率を記録しているということで、わりとパスゲームをするチームらしい。チャンピオンシップの荒いフットボールをする相手だと思っていてはいけないという。
アーセナル公式ではおなじみのタクティカル・エキスパート、マイケル・コックスがフォレストについて分析コメントしている。
マイケル・コックス:若いキーラン・ドウェルがNo.10ポジションから攻撃を始めるチームだ。離れた場所からでもシュートしてくるし、攻撃ではクレバーなパスもある。すでに今季8ゴール4アシストという選手だ。
元ガナーのアルマン・トラオレが今季フォレストのベスト選手だね。でも彼は前へ行きたがるあまりLBゾーンにスペースをつくってしまいがちだ。だからアーセナルはそこを使えばうまいこといくだろう。
以上。
キックオフは日本時間今晩25時(夜中の1時)。COYG。