あまりにもショッキングな敗けかたで、昨日まる1日何も考えられず。
今朝からあらためて後追いでいろいろな情報をチェックしているけれど、やっぱりネガティヴよりもずっとポジティヴが多い。アルテタがの下でチームはほんとうに生まれ変わったみたいに見える。彼が来てたったの10日しかたっていないというのだから、これはもう劇的なインパクトだ。
年の瀬になんちゅー試合を見せてくれるのかと、試合の直後は腹がたってしかたがなかった。でも、1日置いたおかげでだいぶ考えも整理できた。昨日なにも書かないでよかったよ。。
あんな敗け方でもこころが平静でいられるのは、<きざし>を見たからだ。たしかなサインを。
このブログでも「進歩のきざし」についてしばらくしつこいくらい書き続けたけど、それがあった。あったどころか、ありまくりだ。ボーンマスとこのチェルシーで見たチームパフォーマンスはまぐれでもたまたまでもない。攻守にオーガナイズが進歩していて、1+1がちゃんと2以上になってる。そう感じられた。意図やアイディアがあり、チームにまた血が巡り始めた。
いまだこのチームには問題も多い。しかし、その多くはマネージャーに責任はない。つまり、アルテタにはこのまま続けてもらい、そしてクラブが適切なバックアップをすれば、必ずまたトップを争える競争力のあるチームになる。そう信じられる。いまはそれだけでも十分だ。ほんとうに信じられるという、それだけでもすごい変化だと思う。
暗中模索の時代は終わって新しい時代が来る。この2010年代のラストゲイムはホロ苦だったけど、全然悲観することはない。We go againだ。
試合をざっと振り返ろう。
Arsenal 1-2 Chelsea: Mikel Arteta loses first home game as Gunners boss
アルテタの試合後コメント「ピッチで起きたすべてはチームに責任がある」
試合後のプレスカンファレンスより。要約(箇条書き)にて。
- (結果について)とても失望している。タイミングも。トレイニングでやれていたことが試合でできたのは満足。チームはフィジカルを持続しなければならない
- (失点の理由)わからない。1-0で勝っていてわたしの好みではない深いラインでもちゃんと守れていた。そこまでチェルシーの明らかなチャンスはなかった。意思決定の部分
- (ジョルジーニョの2回めのファウル)レフェリー次第だ
- (その事案について意見)わたしにはとてもはっきりしている。それだけだ
- (レフェリーとチームならどちらかを責めるか)チームだ。ピッチで起きたすべてはわれわれに責任がある。決断が正しくなかった。その他のことはコントロールできないし、いまは変えることもできない
- (たくさんのイエローカード)反応しないほうがよさそうだ
- (チェルシーのウィナーにナイーヴ)われわれにはストラクチャがあった。数的優位がありコントロールした。あそこは3 v 5だったと思う。ああいう状況で必要なストラクチャがあった。相手のトランジションがよかった
- (レノのリアクション)彼は落ち込むだろう。ポインツを落とすエラーならさらにキツい。彼を元気づけないと。彼はここに来てからずっといい仕事をしている、それをリスペクトしないと。チームは自信を取り戻す必要がある
- (もっとプレスできたか)オーガニゼイションというよりは、フィジカルだ。現時点でチェルシーのレヴェルを保つことはタフだった。選手には違ったこと、違うペイス、よりアグレッシヴを要求している。それでいまは苦しんでいる。たくさんのけが人もいて、若い選手にも要求している。彼らがそれをやりたくないとか怖がっているとかではなく、ただフィジカルすぎたのだと思う
- (ユングバーグがディレクターズボックスから見ていた件)彼には違う眺めからチームを見てほしかった。ずっとベンチとコミュニケイションを取っていた。違うアングルから見ることが重要だった
- (トップ4バトルから降格バトルへ)わからない。毎日、ステップバイステップだ。もし勝っていたら違うことを話していただろう。予想はしたくない
- (ジャカについて)ボーンマスでとてもよかった。とてもコミットしていた。試合後に彼は具合が悪くなった。熱があり気分が悪い。2日間はベッドにいた。だから彼は選ばれなかった
- (ジャカが退団を望んでいるか)そうじゃないことを望む
- (チェンバースについて)ドクターが診ている。最初の感じだと、あまりよくない
フィジカルについて何度か言及している。インテンシティをキープできず、そこで負けていたと。
ボスが要求する基準は、シティやリヴァプールのような高いレヴェルのアスレチズムのはずで、アーセナルが上を目指すにあたり、シティやリヴァプールのようなトップチームとのフィジカルの差はしばしば指摘されることではあるが、チーム全体でそのレヴェルでプレイできるようになるにはまだ遠いと云うことだろう。
この過密フィクスチャという条件は相手も同じなのだから、今回はいい訳はできない。
試合後に、ダヴィド・ルイス、ウィロック、サカがコメントしている。ここでは紹介しない。まあ想像どおり、みんなアルテタにポジティヴなことを語っている。
非常にポジティブな前半と、圧倒され続けた後半。終わったときは天国と地獄だなと感じました。
ただ、冷静に考えると引き分けくらいが妥当かなと思います。後半はほとんど押されっぱなしで、ボール獲っても跳ね返すだけで、キープしたり、ラインを押し上げる時間があまりにも少なかった。確かに全員が集中力高く跳ね返し続けてましたけど、いつやられてもおかしくないとは思ってました。上下動を頻繁に強いられたサカは結局ガス欠で2失点目のシーンで追いかけられなかったですしね。
レノについて。去年からずっと見てますけど、やはり彼は空中のボールに対する反応が課題ですね。新しいGKコーチと一緒に改善してドイツNTでもテアシュテーゲンと競り合うような人材に育ってほしいですね。
トレイラとAMNはアルテタに代わって劇的に改善が見えますね。出ていくとか言わないでほしい。。
2019年は昨シーズン含めてかなり低調で、もやもやした試合ばっかりでしたが、戦える若手が出てきたことが唯一の希望でしたね。まずは勝利が欲しい。来年もCOYG
中2日でも使われない何かがぺぺにあるんでしょうね。コーチが変わっても重用されるジャカと対照的です。怪我人がポジションで被ってしまったというのはあるのでしょうけど選手層の薄さがモロに出てしまいました。足がつっても何とか戻ろうとしていたサカが可哀想で…
アルテタ就任の時期とファクスチャ、それにけが人の状況が、悪い方向に出なければいいな、と。それだけが少し心配です。
やってることはようやくまともになったので、早く彼にまともな状態のチームを与えたい。
ぺぺ獲得にはなんの不満もないのですが、夏の予算が少しでも残ってれば…という状況ですね。
Come On You Leno
頑張れ、レノ
痛恨のミスってうずくまり動けないレノに誰も声かけなかったのは皆あまりにショックだったからですかね?
お疲れ様です。
今シーズンは残留さえしてくれればいいですよ。
来シーズンは結構やれると思っています。
しかしトレイラをアンカーで使わなかったエメリ はホントやべーヤツでしたね。
悔しい試合でした。
選手から闘う姿勢が凄く感じられたし、だからこそ勝って欲しかった。
試合後にbooの大合唱がなかったことが、この試合の内容を象徴してると思います。
来年は飛躍の一年になりますように
前半30分あたりまでは、少し引いてパスコースを切るプレスが効いてたと思う(ちょうど先日jackさんが言ってたんで感心した)。プレスの開始位置が下がってコンパクトになってたし、奪ったボールを速く動かす判断もよかった。
しかしジョルジーニョが入って狭いパスコースを通されるようになると、劣勢の中で安易なロングフィードが増えてペースを失ったと思う。もっと足元で正確につないで欲しかった。
たった2試合でこれだけ改善したという見方が多い中で、アルテタが不足な点として組織よりもフィジカル面を指摘してるのは興味深い。たしかに劣勢の中で長い距離をスプリントする選手もいなかったし、サカやムスタフィの守備はソフトだった。特に左SBがあのままではマズイ。
二失点目はムスタフィがあそこでエイブラハムをフリーにしてしまっててカウンター食らわないようにイエローもらってでも止めるぐらいの積極性が必要でしたよね。チェンバースが積極的な守備をしてエイブラハムに仕事させてなかっただけに交代で入ったムスタフィの消極的な対応が目についてしまった印象。あと交代で言うとエジルウィロックは理想の交代ですよね。今のエジルは替えが効かないけど90分プレイするのは無理なので周りが走れなくなる中ウィロックの運動量がチームの助けになると思います。成長にもつながるし セバーヨスが戻ってきたらどういう選択になるんでしょうか
なんにせよ次は勝ちたいですね、伝統の一戦に COYG
あけましておめでとうございます。
悔しすぎて今だにこの敗戦を引きずってます。もう帰ってきましたが初詣中すら頭を駆け巡って何回もため息吐きました。いやぁ、、、と気づかず声を出してたかもw
めちゃくちゃ良い試合でしたよね。前半なんて感動もの。全員最高。特にラカゼット、ホントにチームの為に頑張る良い選手。ムスタフィも急遽にしては前半は良かった。チェンバースは可哀想。
ボーンマス戦も思ったんですが交代の遅さが気になったんでそこは経験が必要なんでしょうね。後半早々からサカが限界きてたんで何かしらの決断はしてほしかったなと思いました。
悔しすぎてどうしようもないですが同時にポジティブ要素しかない上にソレが溢れてるんでワクワク。AMN見てもわかるように若手が伸びそうですし仮にCL逃しても未来は明るくなったんじゃないかと思います。
という訳で今年もブログ楽しみしてます。
このブログ的には強いて云えばGK。あいつ£70M?もしたくせに全然セイヴできないんだとか。レノの3倍やぞ。しらんけど。
今日もポロリしますように。なむなむ。
バイエルンのボアテングがアーセナルってまじっすか?
色々思ったことあるけど長くなりすぎるので自重(それでもたぶん長くなる。そして割と異質な意見かも。)
今のメンバーを考えるとよくやったと思う。
でも前半の出来を見ると悔しいですね…
守備陣形整ってたのは感動(笑)
でも後半早々部分的にその陣形が崩れてたし、それが崩れたときにどうするかというのはまだ選手の中にないんじゃないかな。
以前のままになりがちになる。
不用意に釣りだされたり(相手の意図もあったかも)、ネルソンが50分過ぎにはもう戻れなくなってた。
1人でもパフォーマンスが欠けると全体に影響を及ぼし広がる。そんな印象。
フィジカル、スタミナは課題ですね。
ペペはネルソンほど守備をできないという判断なのかな。トレーニングで姿勢を見せないと信頼しきれないというというアルテタの発言はそういうところかもしれない。
選手交代について。
ひとつでもバランスが崩れるとやられる、そんな印象もあったからか交代も難しいと思う時間帯が長かった。
でも個人的には、異質だと思うけどこの試合のことだけを考えるなら、早い段階でラカに代えてペペを入れて欲しかった。
ラカは献身性はあったけど前半からフィジカル、パフォーマンスが足りなかった。
守備不安なんでトップで。でもそれだとオーバが納得せんかな。
ネルソンも後半早々バテてたのでそこへとも思ったが、やはりまだ守備の信頼がないんだろう。
あのタイミングでのネルソン→ペペはそういうことなのかな、と。
サカがエジル交代前には足つってたので代えれないかと思ったがそこも選択肢(信頼)がなかったのかな。
個人的にはウィロックをそこで使えないかとも思ったが、
でもウィロックはエジルとあの時間帯で交代するのは決まってたのかな。
この試合のことだけを考えるとエジルはフルでもよかったと思えたのでもどかしかった。
ウィロックは守備でハードワークしきれていない印象。
最近はサボること多いし、この日も大事なところで姿勢を見せれてないところがあった。
プレシーズンの頃はもっとハードワークしてた印象なのでよけい惜しい。
若手の中ではンケティアに次いで期待してたのだが。
補強について。
CBもだけど、
ティアニーが戻るまで両SBをベジュ、ナイルズ、チェンバース(、+コラシナツ?)で乗り切れんかと思っていたけど長すぎるな。
チェンバースはCBメイン起用も考えたいかもだしケガしたしでやばい…
あと、イウォビの穴を埋めるようなサイドの人材が欲しい。
個人的にはオバラカ同時起用はネガティブな印象なので。(この試合はその改善にだいぶ驚いたが)
まぁでも若手で年齢を考えるといい人材はいるし長い目で我慢の時期なのかもしれない。
また長々と書いてしまった…
ネガティブなこと書いてしまったけど、基本的には期待しているんです(笑)
近い将来気持ちいい試合を見せてくれるとそう信じてます。
ついでになんか新しいこともやってくれるとおもしろいなぁ、とか思ったり。
セバージョス使えるならどう使われるか楽しみ。
なんなら形だけサイドに置いても、とか。さすがにないか(笑)
ゲンドゥージのムスタフィへのおい!の後
ダッシュしなかったのはいかがなものか
僕はジョルジーニョへの2枚目のイエローより
失点時にトレイラをなぎ倒していたことの方が気になる