こうつぎからつぎへと試合があるのでは、さすがにブログ書くのも大変になってきた。。
さて、PL2連勝のあとは今シーズン最後にしてもっともタフな期間が訪れる。われらの今後のPLの4試合はこんな感じである。これを2週間で。ヒャッハー。
- Wolves v Arsenal
- Arsenal v Leicester
- Spurs v Arsenal
- Arsenal v Liverpool
ここでアーセナルの今シーズンが決すといっても過言ではない地獄の4連戦。手始めはウォルヴァーハンプトンことウォルヴズ。もはやレスターとともにPLのビッグ6を脅かすクラブの筆頭とも呼べる存在で、PLテーブルでは現在6位。8位に後退したアーセナルとは6ポインツも差をつけている。まさに格上。
2連勝(FAカップを含め3連勝)で勢いの出てきたアーセナルと、かたやPLでは直近8試合敗けなし(W5 D3 L0)とPLの20チームのなかでもっともインフォームと云えるウォルヴズ。悪いときに当たることになったものだ。
お互いにとりヨーロピアンプレイスを賭けた超重要マッチ。どんな試合になるのか占ってまいろう。
アルテタの試合前コメンツ「ウォルヴズを倒すのはとても難しい」
昨日行われたプリマッチのプレスカンファレンス。オフィシャルサイトのトランスクリプトより。今回も特大ボリュームである。。
ヴェンゲルさんもエメリ氏も試合間がないときは、試合前のプレス会見はやらないことはわりとあったと思うのだけど、アルテタはまだ一度も休んでなかったはず。ハードワーカーである。
大勝したノリッチ戦
(ノリッチで得たポジティヴ……)
アルテタ:試合の多くの時間のパフォーマンスで、われわれは自分たちのやりたかったやり方で完全に支配した。事前にワークしていたことが試合のなかで実際に起きたりもした。ものごとは進化していて、われわれもチームの競争力について進歩しなければならない。試合を完全に支配しているときに相手にスキを与えてしまったりするので。だが概ねわたしはとてもポジティヴな夜だったと思う。
(エミ・マルティネスのフォーム)
彼の最初の試合のときも話したように、エミは長い間ずっとワークして準備してきた。彼はNo.2として与えられた役割もとても尊重していた。しかし、ベルントのケガにより彼がNo.1になった。とてもよくやっていて、仕事をこなしている。それこそが彼がやりつづけなければいけないことだ。
ウォルヴズとの試合について
(週末はウォルヴズのディフェンスをこじ開けるのが最大のチャレンジ……)
イエス。彼らには多くのチームがクリエイトすることに苦しんでいると思う。彼らはほんとうにほんとうに守備が強い。とてもよくまとまっていて、攻撃のスペイスはほとんどない。
われわれにはプランがある。試合に勝つためにクリエイトするため正しい選手を正しいスペイスに置く。
また彼らはカウンターアタックのチームでもある。相手のファイナルサードにいるとき、彼らは相手を痛めつける選手がいる。それが彼らがとてもソリッドで安定している理由だ。彼らは多くの失点をしないし、試合に勝つチャンスをいつでも得る。そうしてテーブルでトップに近づいている。
(ビッグウィークがやってくる……)
明日のトレイニングセッションはベストを探るものになると思う。ウォルヴズに行き試合に勝つ。いまはわれわれには試合に勝つ以外に手の中にあるものはない。ここからの2-3試合は、われわれがそこから何を得られるのかベストな可能性を見ていくものになる。
(ほかのチームの試合結果は見ている?……)
もちのろん。イエスだ。
(最新のチームニュース……)
ゆうべからいくつか問題が起きた。名前は云わないが、もちろんわれわれはここ数日でもたくさんの試合をプレイしているし、何人かの選手はリカヴァリーの途中にある。明日彼らを見て、誰がスタートするのにベストなコンディションか評価していく。
(ウォルヴズにエジルとゲンドゥージを連れて行くか決めたので?……)
まだ決めてない。
ウォルヴズについて
(ウォルヴズはもはや「サプライズパッケージ」ではない……)
彼らはここ数年でパフォーマンスの継続性を見せてきたと思う。彼らは選手たちのグループであり、クラブとマネージャーはまったく同じことを数年に渡り実行している。彼らのプレイスタイルにはとてもクリアなアイデンティティがあることがわかる。彼らが必要なことをできるポジションの選手を的確にリクルートしている。倒すにはとても難しい相手だ。
(ウォルヴズのチャレンジ……)
マネージャーが選手にとって完璧な環境をつくっている。彼らには大きな期待はなかったと思う。だが、彼らのパフォーマンスと継続性で、リーグのすべてのチームからリスペクトを得ている。彼らはとてもよく戦うし、相手をどう晒していきたいか明快なゲイムプランがある。守備はとてもソリッドで、フォワードにはいつでも試合に勝てるとてもいいタレントもいる。とても強いチームだ。
(ラウル・ヒメネスとアダマ・トラオレについて……)
彼らはとてもよくリンクする。動きの相互理解があり、パートナーシップがあり…… 大きな脅威だね。ラウルについては、彼はよくこの国に馴染んだと思うし、そういう選手によくなれたものだと思う。チームのなかでの彼が持つストラクチャはマネージャーがつくったもので、周りの選手もそう。
アダマは、彼がバルセロナにいたころから知っているよ。彼は試合のなかでどんなときでもドアをアンロックできる選手だ。
(アダマ・トラオレのフォーム……)
彼にはすごいポテンシャルがあると見ている。試合のなかで彼が伸びるエリアがある。ときどき彼は止められない。彼が正しい時間にボールを受けるとき、フリーになったとき、とても守るのが難しくなるし、彼はいまそれをコンスタントに見せている。才能あふれる選手に対応するのは簡単ではない。
オバメヤンの契約延長について
(なぜオバメヤンの将来に楽観的なので?……)
わからない。そういうふうに感じるだけだ。彼とはコミュニケイトしているし、彼や彼の周りの人たちとの会話もある。エナジーを感じるんだ。
それはわたしの意見に過ぎない。フットボールでは何でもがすぐに変わるからね。しかしいまわたしがオーバの将来について尋ねられたら、いまの時点では彼はわれわれと続けたがっていると感じる。彼はこれからも成長してチームをよりよいものにしようと思っているよ。
(オーバが残ると納得させられることはチームのいい兆候……)
そう思う。彼は、目標を達成できると信じられる場所にいることが必要だ。長期間に渡り個人でもチームでも。彼はこの街でとても落ち着いているし、彼の家族もハッピーだと思う。そして彼はチームメイツから愛され、リスペクトされ、憧れになる。それはどのフットボールクラブにいようととても大きい。
そういったことがわたしを楽観的にさせるんだ。またわたしは彼が楽しそうにしているのを見ているから。彼がつねに捧げるワークレイトがあり、決断がある。そういうことがあるからわたしはそう感じるんだ。
(オバメヤンとアグエロの比較……)
まったく違うクオリティがある。しかし共通していることは、ネットにボールをぶっこむとてつもない能力。間違いない。キャラクターも全然違うし、まったく違うふたりだよ。両者ともトレインするときも、得点しつづけるときも容赦しないし、それができないと不満。フットボールにおいて得点するのはもっとも難しいことで、それをやるタレントがある。
(オバメヤンをキープすることはどれほど重要?……)
ロビン(VP)がプレイしていたとき、彼は毎週のように違いをつくっていたものだ。わたしがいつも云っていたのは、彼は一緒にプレイするのが一番楽しいストライカーのひとりであり、なぜなら彼には知性があり、ピッチのどこでもプレイできる全般的なクオリティがあった。フィニッシュと動きのクオリティも。
いまオバメヤンを失えば、そういったことができなくなる。できるだけ多くの試合に勝てるよう、彼にはボールを供給して、できるだけ正しいポジションに置く。
ジャカとルイスのコンディションが心配。
ルイスは足首を痛がる素振りを見せてたし、ジャカは足首のケガからの復帰をかなり繰り上げて活躍したが、前節の後半はかなりパフォーマンスが落ちた。
意外と守備の勝負になりそうな気もする。
どっちも少ないチャンスをモノにする切り札は持ってるが、たぶんアーセナルは試合を支配する力(主力のコンディションも含め)がない。
とはいえ33試合目に至ってまだこんなビッグゲームが残ってることを、サッカーの神様に感謝しないと。
今季はまだ終わってない。ありがてぇぜ!COYG!
毎試合、対戦相手がラスボスじゃないかと思うくらい、強そうですね。
ベギラマ覚えたてくらいのアーセナルじゃあ、ちょっとしんどそう。
こういう試合で勝てるなら、それこそスーパーな個の力(オーバ、エジル、ぺぺ、ジャカ砲)じゃなかろうかと思うんですがが。
ジューラブシアンのwikiを読んでたら、彼は子供の頃からグーナーで、デイン時代かたアーセナルとは深い関係にあるのだとか…。
興味深いです。