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最近のアーセナル移籍ニュース（27/Aug/2020）ガブリエルの発表は秒読み、ウーセム・アワにオファー、AMNはどこへゆく？……

2020-Aug-27 | by Arsenal Chan

フットボール世界はメッシの話題でもちきりであるが、そんなものには目もくれず、ガブリエルの妹と従兄弟とはとこのインスタを日夜チェックしているアーセナルサポーターの皆さんこんにちは。暑いですね。

イングランドでは移籍ウィンドウのクローズまであと1ヶ月と少しあまり。

ゴシップからほんとっぽいものまで、このあたりでしばらくためていたアーセナルの移籍ニュースをまとめてお送りしよう。※ニュースというには若干古い情報もあるよ。

今回も無駄に長くなったけどがんばってお付き合いください。

まずは獲得の話題から。

リールのCB、ガブリエルの獲得発表は秒読み。ついに48時間の悪夢から解放される？

いやどうだろう。

Here we goのひとからHere we goが出ているので当確である。

Gabriel Magalhães to Arsenal, here we go! Total agreement just completed: he will fly on Monday to London to sign his contract until June 2025, €30M to Lille (add ons included), official statement on next week. The deal is finally done. ⚪️🔴 #AFC #Arsenal #transfers
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 22, 2020

Gabriel Magalhães has completed his medicals with Arsenal today in London. He’s with his agents now ready to sign his contract until June 2025 and finally going to be announced as new Arsenal player. Here-we-go confirmed. ⚪️🔴 #AFC #Arsenal #transfers
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 24, 2020

おとといアーセナルのメディカルが完了。

Arsenal are planning to announce Gabriel Magalhães signing on this week. Contracts have been signed until June 2025 also with his agents. ⚪️🔴 #AFC #Arsenal
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 26, 2020

昨日の時点で、2025年までの5年契約で、今週中にはアナウンスされるだろうということ。てことは土曜はコミュニティシールドだから、今日か明日？

なんかこの一週間くらいずっとこの調子で、さすがに追ってるだけで疲れたよね（笑い）。

彼の獲得にはナポリやエヴァトン、マンUらとの争奪戦があったと云われるなか、さまざまなジャーナリストが「今週中には」「週末には」「来週早々に」「48時間以内に」の主張を繰り返し、いつまでもポイントにたどり着けず。毎日出てくる既視感あふれる情報にファンはまさにエンドレスエイト状態に。

それがやっと終わるのはありがてえ。将来有望な若い左足のCBを取れたのはよかった。

さて肝心の契約内容について、€30Mの内訳はオーンステインによれば€26M＋4Mアドオン。DiMarzioも同じ内容で報じているので、信ぴょう性は高い。

総額は去年のサリーバとほぼ似たような金額。ふたりの若いディフェンダーに60Mも使うとは、アーセナルらしくない補強ではないか。

Gabriel undergoing medical in London as we speak ahead of completing transfer from Lille to Arsenal for €26m + €4m in add-ons. Permission to do medical before starting quarantine. More on #AFC summer business by @gunnerblog @AFHStewart for @TheAthleticUK https://t.co/721mTbjY5B
— David Ornstein (@David_Ornstein) August 24, 2020

じつはアーセナルのオファーした条件はほかのクラブより悪かったとか、トレイニングを始めるまで14日間の隔離が必要とか、正しい名前の発音（Magalhães）とか、マラング・サーよりもガブリエルのほうがいいとか、彼の獲得にまつわるいろいろな興味深いトピックはあるのだが、それは獲得が発表されてからあらためて書こう。

ウィリアンはフリーだったので、これが夏の最初のちゃんとしたサインということになりそうだ。

トマス・パーテイ進捗

交渉に進捗はあるんだろうか。いつまでも一歩進んで二歩下がるみたいな。

オーンステインを筆頭に多くのジャーナリストが、いまもアーセナルの夏のトップターゲットだと認定しているアトレチコのトマス・パーティ。

ここまでの噂をまとめると、アトレチコはパーテイをこの夏に手放すなら彼のリリースクロウスである€50Mの満額を要求する姿勢を変えず（契約は2023年まで）。アーセナルはゲンドゥージのような選手をこの取引に含め、支払いの減額を求めているが、アトレチコはこれまで応じる気配なし。この状況でキャッシュがほしいのはどこも同じである。

そしてアーセナルはそもそも€50Mを支払う気がないので、交渉は平行線＆停滞。といったところか。

オーンステインはアーセナルはフィーを下げるよう引き続きお願いをしていて、現時点ではボールはアトレチ側にあると云っていた。あと、スペインで€50Mにかかる税金の問題もあるようで。新しい法律ではそれは支払う必要がないのだとかなんだとか。

先日には、スペインメディアでついにアーセナルがパーテイから手を引くという報道もあったがどうだろう。

選手本人はアーセナル移籍に乗り気で、すでに個人条件では合意が取れているとも云われている。

しかし一方で、彼のサイドが要求しているサラリーが£200kpw以上だという噂があり、それがほんとうならアーセナルが尻込みしかねない状況ではある。

まだ移籍ウィンドウが閉まるまで時間があるので、このあとどういった展開が待っているかわからない。この夏はゲンドゥージやトレイラといった選手の退団が濃厚だし、そうでなくともCMは確実に補強しなければならないポジションだが、パーテイを諦めて別のオプションに流れる可能性もあるのかないのか。

そういうわけで、われわれは今後も、一貫してパーテイのアーセナル行きを主張しつづけているアラビア語のひと、TheAFCBell氏のtweetをチェックしてゆかなければなりませんね。この取引はどんな障害があろうとも必ず実現すると、まるで予言者じみた主張をしているおもしろアカウントだが、それ以外でもアーセナル関係ではけっこうエクスクルーシヴで正確な情報を出したりしている信頼できるっぽいひとなのだよねえ。

彼はあれだけ情報に通じているということはまさか英語ができないわけがないだろうが、世界中のアーセナルファンの注目が集まるなかでもアラビア語のtweetにこだわってて不思議なひとである。そのおかげで「Bartey」とかおかしな単語がミームになったりしてる。

ところでアトレチコ・マドリッドといえば、ラカゼットの獲得には引き続き興味を持っているようで、彼らは彼らでラカゼットの取引にトマス・レマールを加えたいとかなんだとか。パーテイとスワップでお互いハッピーになれるように見えるが、それがだめな理由もよくわかんないですな。（※スワップをやるという報道もあり）

なんだかおたがいに都合のよい取引を模索していて、微妙に噛み合わないというすれ違い。

トーマス・パーティーは今年の夏にアーセナルに移籍する。この事実は、クラブがペナルティを支払わないと主張するイタリア、スペイン、イングランドのジャーナリストからのツイートの数十によって変更されません。それは時間の問題であり、時間の問題です。 https://t.co/PnhAbZEmsS
— Mr. Arsenal Chan (‘3’)/” (@NewArsenalShirt) August 23, 2020

時間の問題なのかあ。

CLスター、OLのウーセム・アワにオファー

今年のCLでシティを破りセミファイナルまで行ってしまったオリンピック・リヨネ。ヨーロッパで大注目のチームのひとつになってしまったOLのなかでも、パフォーマンスがひときわ目立っていたのが、Houssem Aouarことウーセム・アワ。22才。

Houssem Aouar vs Manchester City
Arsenal must buy him! pic.twitter.com/Y4I3G8gXwK
— Ulrik (@Ulroud) August 15, 2020

これまで何度もアーセナルともリンクされてきた選手のひとりだが、いまから2週間ほど前の『L’Equipe』が、アーセナルからのオファーをスクープ。ゲンドゥージ＋キャッシュで実際にオファーをしたという。

このニュースにはわりと驚いた。アーセナルの夏のプライオリティはCBとCM/DMということで、金欠でその他のポジションをまともに補強するとは思わなかったので。アワとは随分とまともなターゲットである。

Arsenal offered Mattéo Guendouzi + cash for Lyon midfielder Houssem Aouar – L’Équipe

しかしOLはこれを拒否。ゲンドゥージがだめというのではなく、やはりキャッシュを優先したいということ。

OLはCLでセミファイナルまで進出したが、国内リーグは13位でフィニッシュ。25年ぶりとかで来年のヨーロピアンコンペティションを逃すということで、アーセナルの置かれている状況と少し似ているところもある。

OLのプレジデント・オラスもアワの退団は認めており、適切なオファーがあれば売却も辞さない。ただし、評価額については当初€40M程度でもオファーを受け入れるはずだったのが、CLでの大活躍でいまは€60-70M程度がふさわしいと考えているという。アーセナルにはなかなか厳しい要求である。

アワを狙っていると噂されているクラブは、アーセナルのほかにPSG、シティ、レアル、ユーヴェ、チェルシーとビッグクラブだらけ。だが、正式なオファーはいまのところ（アーセナルからしか）ないようだ。

本人はユーヴェ行きを望んでいるといった報道もあったし、シティからの興味について好意的な反応をしたこともある。

そんななかでアーセナルにアドヴァンテッジがあるとすると、OLのスポーティングディレクターがジュニーニョ（ペルナンブカーノ）で、エドゥとはブラジルコネクションがあるくらいか。

すでに実際にオファーをしたということはアーセナルはわりと本気。かなり難しいとは思うが、ドリームターゲットを取れたらかなりすごいこと。彼のような選手が来たらアーセナルの攻撃はきっと見違えることだろう。なんとか。ぜひに。

For non-French people – Houssem Aouar’s 2nd name is pronounced: OW WA – please, we can’t take it anymore.
— Get French Football News (@GFFN) August 23, 2020

ぼくもこれまでカタカナで彼の名前を書くときどうしようかだいぶ迷っていたが、これでファイナルアンサーでいいですかね。OW WA。アウワ。フレンチピーポーはイライラしてたんかな。

日本語の「アワール」のように最後に「r」を発音するのはアルジェリア語／アラビア語に忠実らしいが（Sarrも同じですかね）、本人含めみんなそんなふうに呼んでないっていう。

現地でどう呼ばれているかなんて関係ねえという、いつもの日本しぐさ。

コウチーニョはバルサ残留か

バルサはスクワッドの極端な高齢化だとかメッシの退団とかで、どえらい変化のときが訪れているようだが、スペインメディアによれば、新マネージャーのロナルド・クーマンがコウチーニョの残留を希望しているらしい。

Mundo Deportivo: Ronald Koeman wants Coutinho to stay at Barca pic.twitter.com/LTW91aD3gd
— Osman (@OsmanZtheGooner) August 22, 2020

個人的には歓迎すべきことではないかと。

コウチーニョはとてもいい選手だと思うし、アーセナルに必要なプロファイルを持つ選手だと思うが、コストパフォーマンスが悪い。というか心配。伝えられているサラリーを払うなら、チームでベスト級の活躍をしてもらわねばならない。

しかも、キア・ジューラブシアン案件なのだから割高で契約させられるに決まってる（決まってる）。

同じコストをかけるならもっと若くて安いベターなオプションもあるに違いない。クラブには前を向いていただきたい。

そしてバルセロナには20年前に戻ってほしい。スタンドのファンから白いハンケチを振られてほしいと願ってやまない。

獲得のほうはひとまずここまで。ほかにもブブカリ・ソマーレとかチアゴ・アルカンタラとか細かいのはいろいろあるが、その噂がもっとひろく話題になったときに。

つづいて放出のほうを見てまいろう。アーセナル的にはこの夏は「売らなきゃ買えない」ということで、なるべく高く、なるべくたくさん売ることは補強のためにもとっても重要である。