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最近のアーセナル移籍ニュース（27/Aug/2020）ガブリエルの発表は秒読み、ウーセム・アワにオファー、AMNはどこへゆく？……

2020-Aug-27 | by Arsenal Chan

複数のイタリアンクラブとリンクされるトレイラ

かねてよりイングランドを脱出したいと願っていたルーカス・トレイラは、やはりイタリア復帰しそうである。

これまで彼とリンクされているクラブは、

ローマ
ミラン
ナポリ
トリノ
フィオレンティーナ
ラツィオ

うーんイタリアン。

Fiorentina, si insiste per Lucas Torreira

Calciomercato Lazio, l’Arsenal spara altissimo per Torreira: le cifre

そしてこの記事によると、実際にコンタクトを取っているのはフィオレンティーナのみということ。

トリノもまた、彼の獲得に大いに関心があるようである。

しかしいずれにせよアーセナルが要求する€30Mをできるだけ下げるよう、どのクラブもウィンドウクローズぎりぎりまで粘るつもりのようだ。笑える。イタリアンクラブは金がないという定説。

トレイラはアルテタのプランに入っていないというので放出は確定的なのだろうが、アーセナルは2年前にトレイラを買ったときよりも安く手放すつもりはないとも云われている。そりゃそうだろう。世が世なら、買ったときよりうんと高く売りたかった。

しかし、この状況では彼の獲得にかかったおよそ€28Mをどれだけ回収できるかは微妙なところかもしれない。

ちなみにトレイラとローマのアマドゥ・ディアワラをスワップするという噂もあったが、ディアワラの選手サイドでこの話を拒否したのだとか。ディアワラはアーセナル界隈では評価が高いようだが、ローマが彼の放出を許し、その代わりにくるのがトレイラという、同じポジションの選手で、こういうスワップが成立したらなんだかおもしろい。

コラシナツを取り戻したいシャルケ

Schalke: Schneider traf ihn schon: S04 träumt von Kolasinac-Rückkehr

古巣のシャルケがコラシナツをほしがっているという話は、これまでにもわりと何度か出ているが、この夏にも（ローンで）チャレンジをするつもりのようである。

FC Schalke Transfer News: Arsenals Sead Kolasinac soll kommen

『Sky Sports Germany』によれば、シャルケはコラシナツがほしくてほしくて震えているが、巨大なサラリーがネックになっているという。財政難のシャルケでは年俸は€2.5Mに押さえなければならないが、アーセナルでの現在の給与は€8M程度ということで、そこには大きすぎる開きがある。

もしローンでアーセナルがサラリーのいくらかを負担するにせよ、本人も給与カットを受け入れなければならない。

しかし交渉は始まったばかりということ。コラシナツ本人は多くの友人がルールエリアにおり、またシャルケがホームだと感じているため、ジャーマニーに戻りたがっているということもあり、解決策を見いだせる可能性もあるようだ。

一方で、ローマもコラシナツに大変興味を持っている様子。

『Gazzetta dello Sport』via Sport Witnessによれば、€15Mあたりで獲得できると考えているという。

しぶちんのシャルケとはだいぶ違う待遇。。

高給（£100kpw）をもらっているし、本人はアーセナルでハッピーという説もある。エジルもいるし。

いずれにせよ、コラシナツが移籍するには大きなハードルがあるだろう。

アーセナルが彼を手放したい理由はおそらくは給与で、彼を売却できればまたしても大きな給与が浮く。

しかし、他方ではLBのバックアップはどうするのかという問題もある。セドリックは左もできるというが、彼でほんとうに大丈夫か？

ガブリエルを逃したナポリがソクラティスへ？

『RAI Sport』によれば、ガブリエルを逃したナポリがソクラティスとムスタフィをリストアップしたということ。

クリバリも失ってCBの補強はプライオリティだろうけども。そんなうまい話ある？

Gattuso e Sokratis in contatto. Il greco ha chiesto all’Arsenal di liberarlo per firmare col Napoli

また別のイタリア報道によれば、ガットゥーソ（ナポリのマネージャーになってたのか）とソクラティスはすでに接触しており、ソクラティスはアーセナルに対しナポリに移籍するから、移籍金をフリーにしてほしいとお願いしているという。笑える。

笑えるが、アーセナルが受け入れる余地はあるかもしれないとは思う。

残り契約は1年を切っておりここがラストチャンスであり、どこもかしこも財政難のいまでは下手すると売れない可能性もある。給与分でもカットするには妥協せざるを得ない場合もあるだろう。

ラカゼットを狙うユヴェントスとアトレチコ

昨日のニュース。

According to FranceFootball, Arsenal are not pushing to extend the contract of Alexandre Lacazette. His contract ends in June 2022. Atletico Madrid & more closely Juventus are monitoring the situation of the french striker & could strike a deal for a transfer fee below 50MEUR.
— Don Draper (@arsenalbarclays) August 25, 2020

『France Football』によれば、アーセナルは残り契約2年のラカゼットと契約更新するつもりがないということ。

そしてアトレチコ・マドリッドとユヴェントスが€50M以下で契約できるかどうか状況を注視していると。

また『Marca』によれば、アトレチコは、ラカゼットに対してトマス・レマールに加えて、Angel CorreaかVitoloをつけてオファーしたいと考えているようである。パーテイでいいのにね。

ラカゼットは19/20シーズンの終盤はだいぶ持ち直したが、シーズンの多くの時間をほとんどスランプというくらい調子を落としていて、ここでアーセナルが契約更新しないという判断をしてもおかしくはない。200kpwと云われる大きなサラリーも財政を圧迫している。

だとすると、来年夏には残り契約1年でがっくり価値が下がる可能性があるので、この夏に売らねばならない。

ほんとうにラカゼットを売却するとなれば、かなり大きな金額が動くはず。そうなれば、また大きな補強の噂（ストライカー）も出てくるだろう。

ロブ・ホールディングにリーズ、ニューカッスルが興味

人員過剰ぎみのCBのなかで、有力な放出候補のひとりだと思われているロブホ。

Newcastle keen to sign Arsenal defender Rob Holding on loan

Leeds United news: Whelan reacts to big update on Holding transfer

リーズはだいぶアーセナルの選手とリンクされている。

ローンオファーが殺到。大人気のESR

スミス・ロウは、まだアーセナルでもほとんど実績らしい実績は残していないので、やはり去年のハダースフィールドでのパフォーマンスがだいぶ好印象だったようだ。

Arsenal knock back Monaco approach for Emile Smith Rowe

『Mail』によれば、アルテタは新シーズンからESRを使っていく気マンマンだが、モナコのポール・ミッチェル（スポーティング・ディレクター）が彼をだいぶ気に入っている。

また、クリスタル・パレスやリーズ、フラムといったPLクラブも彼のローンを希望しているという。

これはけっこう悩むところかもしれない。

ESRはファーストチームのために残っても当然レギュラーではないだろう。PLではベンチ、おもにカップ戦でプレイすることになるだろうが、毎週PLでプレイできると、選手の成長にとってはかなり影響が大きい。

彼はまだ20才で、多くの経験をつむべきときだと思う。条件次第ではローンを受け入れるべきではないか。

放出のほうは以上。あとはおまけ。