何か書く気力がわくまで1日かかってしまった。
それなりに期待していたので、この結果と、いまアーセナルが置かれている現実を受け入れるのはさすがにキツかった。
それでも記録のためにこの試合をざっと振り返っておこう。
‘We’re entering our prime’ – Kane
アルテタの試合後コメント「一刻も早くゴールを決める必要がある」
試合直後のインタヴュー。オフィシャルサイトより。
アルテタ:かなり痛い。われわれの全員がこのダービーの意味を知っている。ファンも含めてだ。勢いをつけるグレイトな機会だった。
思うに全体的なパフォーマンスに見られたように、このチームにはキャラクターがあり、パーソナリティがあり、プレイのやり方がある。すべてわれわれがつくりだした状況にそれがあった。しかし同時に、いまの自分たちが何者であるかもわかった。われわれはSoTふたつで試合に敗けた(※訳注:ToTのSoTは3)。
こちらはボックスに53本のクロスを入れたと思う。すごい数字だ。われわれがつくりだした状況は明らか。最後のリンク、最後のタッチを見失っていた。オーバの1 v 1、それとヘッダー。たくさん思い出せる。
結局チャンスがあったとき、われわれが相手のボックスで無慈悲になれなかったのだ。それなら2失点で敗ける。
試合後のプレス会見。オフィシャルサイトより。
(パフォーマンスについて……)
パフォーマンスについて云えば、彼らがやったことは、わたしが彼らにやらせたことだ。完全にすべてがそうだ。われわれは、わたしが信じるところの、この試合でやらねばならないやり方でプレイした。すべてのわれわれのスタッツを見てもらえば、こちらのほうが優れている。だが、結局はボックスのなかにボールを入れることが問題になる。
彼らは最初の状況で30ヤーズからトップコーナーに決めた。拍手をしなきゃならないね。
つぎはトーマスが下がるときで、彼のいるべきギャップを埋めることができなかった。その直前にはこちらが得点できるオープンな状況があった。
そうなれば、ふつうチームは下がる。1点めでチームはよくなり、2点めではさらに良くなる。彼らは状況をつくろうとした。われわれはチャンスはあった。おそらく今シーズンでもっともチャンスをつくりだしたはずだ。ボックスにこれまで以上にボールを入れた。数字はあった。だが結局ゴールを決めなければならない。彼らがハーフチャンスでゴールを決め、われわれはそれができなかった。
わたしはわれわれのプレイからたくさんのポジティヴを得た。ここに来て、パーソナリティ、勇気、パッション、エナジー、信念を持ってプレイした。だがフットボールの試合だ。勝たなきゃいけないし、今日はまた敗けた。
(どうターンアラウンドするので?……)
ゴールでだよ。とてもシンプルさ。われわれはゴールが必要だ。そうでなければつづけられない。ピッチのほかの場所がどうかなんて関係ない。ゴールをしなければ、何もできないのと同じ。だから一刻も早く、われわれはネットにボールを入れる必要がある。
(トーマス・パーティの状況……)
そこの動作は何度も観ていない。でもケガであり、残念なことに同じ場所だ。どれほど悪いのかはわからない。
わたしは彼を押し戻そうとしたが、彼がポジションを離れたときに状況の重心が変わったことを彼がわかっていなかったと思った。だが、おそらくそれは痛みのためだったろう。いまその解決のためにできることはなにもない。
(トーマスに不満があるか、あるいは責められないか……)
(状況の変化が)とても速かった。ファイナルボールを追ってわれわれは3 v 4の状況だった。突然彼らは攻撃を始め、トーマスはわたしに向かって歩いてきた。そしてわたしは彼を押し戻そうとした。彼とは話していないので、あれがどうやって起きたのか、彼がマジでひどいと感じたのかわからない。あとで観て彼と話すよ。
(ウォルヴズのときよりもっとクロスを入れたがいまだゴールなし……)
われわれがつくったチャンスについても観ただろう。クロスがあり、カットバックがあり、何度も何度もラストパス、ファイナルボールを出そうとペナルティボックスにペネトレイトしていった。そしてボールが来たときは、ヒットできないかブロックされた。たくさんのことが起きた。
もしわれわれが毎週つくりだせるなら、間違いなくわれわれが試合に勝つ。だが現時点ではそのためにたくさんのゴールが必要なようだ。
あのクロス大作戦はアルテタがやらせたこと。
アルテタ「(ゴールが取れなければ)ほかに何ができるのかわからない」
彼が試合後にBBCに語ったインタヴューでの発言もだいぶ話題になっていた。via 『GOAL』※太字はぼくによる
彼(パーティ)はピッチにいるべきだった。わたしは最初のゴールには拍手をする。あれはワールドクラスだった。だが、2点めはひとり少なくなり、大きなギャップをつくり、彼らがアドヴァンテッジを取った。
その後にはこちらが支配し、彼らにチャンスはなかった。だが試合に勝ったのは彼らだ。われわれにほかに何ができるのか、わたしにはわからない(I don’t know what else we can do. )。ゴールがなければ状況を改善することはできない。
ボスはついに「わたしにはわからない」と云ってしまったよ。。
兄貴、まだあと27試合もありますせ。おれたち、いったいどうすればいいんすか。
試合の後、この苦しみから逃れるには、もうアーセナルから解脱するしかないとさえ思ってしまいましたよ。
あんなやり方のteamに手も足も出ず負けるなんて。
ハリーとソニーにやられほうだい。ハリーのほうなんてほんとクズすぎ。大嫌い。
シュートで終われないことにつきますね、失点はどちらもベジェのクロスの失敗からのカウンター。あれをシュートで終わらせてたら絶対に負けてない。
今のチームを別のマネージャーが見たら勝て…
ELもノックアウトラウンド1回戦で粉砕とか普通にありそう。
モデルチェンジ大賛成です。いっそプレミアとELのメンバーとりかえてほしい。
今回トーマスを押し戻したことが話題になっておますが、言及されているルイスを下げなかった一件から僕も同じようなことを考えていました。
人間性を少し疑う意見と一致してるかはわかりませんが、どちらかというとアルテタの性質の頑固さです。
ゲンドゥージはじめ、規律に逆らった選手には徹底した厳しい態度をとりますし、恐らく戦術にしても同じなのでは?と思います。
それは柔軟性というよりも、本来自分がこのプランでいく、と考えたら多少のリスクがあって、それがもしかしたら小さいリスク(怪我しないかも、逆に出しておけば勝てるかも失点しないかも)である場合、自分のプラン通りにことを運ばせようとするのではないかと。
なんだかマキャベリズムみたいですが、監督にはそういう冷酷さというか実行力は必要かもしれないので良し悪しですね。
まあ初の監督でとにかく気合が入っていて、自分のプラン通りにやるぞ、そのかたちで勝つぞという思いが強すぎるのかもしれません。知りませんが笑
そういった所がもう少し良い意味でやわらかくなり、選手も我々も魅了する存在になってほしいですね。
いずれにしても、人間性を完全に疑うのではなく、やる気の空回りという見方で、もう少し見守っていたいと思います。
でも、今みたいな試合を見るのはきついっすね…
次のバーンリーは、言い訳できないホンマの正念場だと思います!
長文失礼しました。
COYG
はじめてコメントさせていただくのですが、もう負けることに慣れてしまって怒りも感じなくなりました。
「2失点で済んでよかったね」と思ったぐらいだから重症ですね。。
可能性の低いクロスに頼り切った戦い方って今のアーセナルには余りにもマッチしてない…。
せめてクロスはグラウンダーを徹底させるとかするならまだ理解出来るんですけどね。
アルテタの経験不足は、伸び代と取ることもできるので、柔軟性を見せて欲しいです。
ELとPLのレベルは違うのは分かるんですけど、ELで結果残してもPLで使ってもらえないのなら、若い選手はどんどん出て行くと思います。
今世界中で若い選手が台頭している現状を見ているでしょうし。
アルテタのトーマス押し返しのせいでアーセナルに来たいと思う選手は減ったでしょう。はあ…
草草草草草ァ!優秀な優秀なミケル君。
監督の戦術はそれなりに理にかなっているので、選手側にも問題があるように見ています。
中央で受けれる回数が少ないのが攻撃の不調の原因なのに、ここしばらく改善されていないので。
29分頃のサカに繋いだ中央での攻撃とサイドバックの裏へのボールの使い分けが
このチームの攻め方なのですが、やろうとしてるのはウィリアンくらいですかね。
あとは今の状況だとサイドにオーバを置いた方が選択肢が増えると思ってます。
4231でクロス連打はなぁ…しかも10番は全く機能しないラカ
ここまで勝てないとアルテタの求心力もそろそろ限界でしょうな
AFTVもアルテタアウト叫び出しましたし
そうですね、敢えて今期はトップ4を狙わず、改革の時だ、と割り切るしかないと思います。でも、ゴールシーンを喜ぶスペシャルワンと、審判に執拗にアピールするハリケーンの姿を見ると本当にむかつくんですが・・・。ノーロンだけは、魂を出し尽くしてほしいのですが。オーバのトップはプランBでのみ有効だと証明できたので、さっさとウィングに戻してティアニーやサカとのリンクを思い出してほしいし、なんなら3バックに戻しても良い。ジャカも良くなかったですね。求めるレベルが高くなればなるほど、片足だけしか使えないのは致命的。あー、パーテイ使うべきではなかったな、結局。もう木曜にバロガンのハットトリックを夢想して慰みます。バーンリーではメンバーも戦略もそうとっかえだ。COYG
よそで書いたことをここでも。
チーム全体が低調な中で、特定の選手を批判することが公平公正だとは思わんが、右の守備。
ベジェリンとホールディング。
ソンのゴールが one-to-hundred shot だった?だからソンがすごい?それをゆるしたあの二人も大概すごいけどね。あれだけワイドオープンで打たせたらミラクルだって起きるだろ。ゆー・きゃん・うぉーく・おん・うぉーたー。少しでもよせてれば one-to-thousand になったんじゃないのか?あの二人、あのシーンで何にも、何にも、何にもしてなかった。糞エヴラの “Nothing”が聞こえてくる。
足が速いだけで守備力0、いやマイナスのフルバックに、カウンター耐性0、いやマイナスの超絶鈍足センターハーフ。この試合だけの話じゃない。
ケインが受けてソンが左を爆走する。そんなのその辺のカエルだって知ってることだろう。1週間どんな対策を講じていたのか?あの二人はお互いに話し合ったりしないのか?ヴィラに決められた3点、いや4点はすべてこちらの右サイドを蹂躙された形だった。何でこの二人がディーセントな選手みたいに言われてるのか意味が解らん。
グリーリッシュはスーパーだった。マディソンはスーパーだった。ソンはスーパーだった。トラオレはスーパーだった。ザハはスーパーだった。リシャリルソンはスーパーだった。毎回同じ。止めるのがDFの仕事だろうに。ジャカにプレスをかけてベジェリンとホールディングのサイドを突く。その辺のモグラでもきっとそうする。
と、言いつつ、彼らのことを応援してます。ずっと在籍してくれてる選手達だからね。ミケルのこともサポートしたい。
頑張れ。
ここ最近、湧いているしょうもないスパッズサポ?の対応よろしくお願いします
まあ時間がかかるっていうのはこういう事だけど。
後半DMFがけっこう下がってたのが気になった。
戦術というよりも、DMFがCBのクサビを信頼しきれてない感じがする。
しかしあれだとラカにボールを当ててもリターンが受けられないし、ラカがボールロストしたら最初のプレスに行く選手がいない。
だから効果とリスクを考えると、ラカに当てるという選択肢がなくなってしまう。ように見える。
あれは本当は、CBから直接ラカに強いグランダーを当てるべきだと思う。
あらかじめDMFをラカに寄せておいて、「ラカの落としを前を向いて受ける→サイドに振る」なら、相手がポジション修正する前にクロスが上がると思う。
それにはまずCBからのパスが通らないとムリだし、ロストしたときのプレスも一切手を抜けない。
2CBの攻撃が難しいのは最初から分かってた事だと思う。
それでもファンは攻撃に舵を切ることを望み、アルテタもそれで勢いがつくと判断したんだろう。
始めたのなら、腹をくくらなければ。
フットボールは「ボタンを押せば気持ちよくしてくれる機械」ではないのだから。
監督経験無い未熟な人に背負わせすぎたのが全てよ。だからあれほど未経験の監督なんてやめとけと…。そんな監督未経験の人を長い目で見てるほどの余裕なんてこのクラブにないと思うけど。知らんぞ来季チャンピオンシップ行きになっても。
とりあえずアルテタがパーティを押し戻した件について。
チェンさんの思う通りのところもあると思いますしアルテタのチャンスについてなどの試合内容のコメントにも同じように思ったりもしてます。
パーティの件もあくまで一応の可能性として書こうかなと。
一応アルテタが押す前からパーティはピッチに戻る素振りを見せてたかなと。ぎりぎりですが。アルテタが戻るように口で指示してそれに応えようと動いたのか自主的な動きだったのか分からないですが。
でも動きだけ見てるとパーティが自主的に戻ろうと動き出そうとしているようにも見える。それを後押しするように押しているようにも見れなくもない。タイミング微妙ですが。ちょっとパーティの動きが迷いながらの動きにも見えたからそれを後押しするようにも見ようと思うことも。アルテタのコメントの「彼がポジションを離れたときに状況の重心が変わったことを彼がわかっていなかったと思った。」もこの迷いながらピッチに戻ろうとした部分に関連しているとも取れなくもない。状況が変わったのはトーマスが既にピッチ外に出た後だし。といってもアルテタのこのコメントもちょっとシチュエーションがどの部分なのかごちゃまぜなのか分からないところもあるんで何とも言えないのですが。
あとパーティもピッチの外に出てもピッチ内にすぐ戻れる位置には留まってるんですよね。いつでも戻れる態勢というか。そういうのもパーティの状態をアルテタに見誤らせた要因にもなったかな。
でもそれでも押すのは、というのもあるかもしれないし冷静さや優先順位と言われるとそれもそうとも思えます。
優先順位。あのカウンターはヤバい、失点するとダメージが大きすぎる、そっちが上になってしまった部分はやはり否定はできないかな。
1失点目については誰かも書いてますがベジェリンの対応はまずかったかと。マーク受け渡し指示しておいて自分はソンのマーク行かないのかと。。。たぶん自分で気づいて方向転換しようとしたと思いますけど。
ヴィラ戦の失点のときもそうでしたが、ベジェリンが裏取られてホールディングがカバーにサイドに出たときに、ベジェリンはそのホールディングが空けたスペースをカバーしにいくんだけど、それがとりあえずCBが居るべきそれっぽい場所に行くだけということがあって良くない場合があるんですよね。
それでもアルテタ就任直後の状況を思い出すと進んでる部分もあるのだと思うしこういう機会に修正していって欲しいですね。