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Arsenal, Arteta

21-22プリシーズンとサカを語るミケル・アルテタ

こんにちは。

昨日アルテタがアーセナルのオフィシャルサイトによるインタヴューにこたえていたので、それをフォロウしよう。

Arteta on… the pre-season, Florida and more



ミケル・アルテタのインタヴュー「サカは大きなトロフィを得た」

トレイニングキャンプで滞在中のスコットランドにて。オフィシャルサイトより。

プリシーズンについて

(夏の休暇はどうでした? バッテリーはしっかり充電できましたか?……)

アルテタ:それはとても必要なものだったね。とても忙しい18ヶ月で、思いも寄らないことがたくさん起きたし、責任や意思決定がたくさんあった。しかし同時にとてもワクワクもした。わたしも家族と過ごす必要があったし、少しはフットボールと離れたかった。そしてこれからのための準備を始めると。できればとても成功したシーズンになってほしいよ。

(いまスクワッドが取り組んでいることは?……)

いくつかある。もちろんフィジカル面がとても重要だ。5週間ののちには、選手たちはいいシェイプになっている必要があるし、PLで要求される競争レヴェルに対して、可能なかぎりベストコンディションでいなければならない。

そしてメンタリーにも。チームが自分たちの考え、価値、野心を持っているよう準備する必要がある。

3つめはチームを正しく結束させること。試合への理解、われわれが探しているもの、自分たちのゲイムモデル、原則、こういったものをPLが始まるまでのこの5週間で培っていく。

(戻ってきた選手たちをあなたやスタッフたちはどう評価する?……)

コミュニケイションと、彼らがどこへ行っていたか、何をやっていたか、何を必要としているか理解すること。思うにそれが彼らを助けるにはベストなやり方だと思う。ここにはたくさんのプロたちがいる。彼らは選手たちのことをよくわかっているし、長い時間ここにいる。

そこからは個人のニーズだ。チームとしてのニーズはこのプリシーズンを通して、また違うものが要求される。ムチが必要なときもあるし、少しのにんじんと愛情が必要なこともある。

しかし、選手とスタッフのケミストリがあり、関係やスピリットを築いていけるとてもいいときだ。シーズンを通してはいいときも悪いときもあるのだから、すべてを維持する基礎ができる。

(バックルームスタッフに変更があった件……)

そう。この夏はAndres Georgsonが自分の国に帰る可能性があった。彼にはそうする理由があって、わたしも理解していた。だから誰かをリクルートせねばならなかった。もっともいい解決策を探してきたなかで、わたしが知っている人物がマーケットにいた。彼の専門はとても使えて、われわれにとってもかなり価値があるものだった。彼が入るよ。名前はNicolas Jover。わたしは彼とは以前にシティでともに働いていた。※Joverはセットピースコーチ

(昨シーズンと比べてプリシーズンがあることの恩恵……)

まず時間があることだ。わたしが来てからはなかったもの。たくさん準備することは、進歩するためにはとても必要だ。

つぎにスコットランドを選んだこと。これはキーラン(ティアニー)からのアドヴァイスだったんだ。スポットオンだったね。ここはわれわれに必要なものがすべて揃っている。静かで、落ち着いていて、とてもいい施設があり、ホームからもそう遠くない。このCovid世界で何か起きたときのためにも。とてもいいし、準備を始めるためにふたつのいい試合もできる。

アメリカのほうは遠征だね。われわれはこのクラブが背負っているブランドについて理解している。そしてそれはグローバルブランドだ。われわれはそこへ行かねばならない。世界中のファンに近づいていかないと。それができる大きな機会だ。またわれわれのオーナーもそこにいて会うことができるし、チームも見てもらえる。それもとてもポジティヴなことだ。

そしてトーナメント。われわれが望むものがすべてある。外国のチーム、PLのチーム。準備のレヴェルを上げていくことができる。

(EUROとオリンピックのあと復帰する選手たちについて……)

どんなトップチームでもあること。われわれは代表選手がいることに感謝しているよ。なぜなら彼らはすごいトーナメントで経験を積むのだから。一部の選手はほかの選手よりもより成功するが、いずれにせよ彼らはとてもポジティヴなやり方でクラブを代表することになる。とても価値あることだ。

彼らのトレイニングへの復帰時期はそれぞれに異なるが、フィットしていなければならないし、そのことは問題ではない。

EUROファイナルでプレイしたサカについて

(ブカヨ・サカについて……)

彼は大丈夫。もちろんファイナルで起きたことのあとはタフな日々だったろうが、全体像を見る必要があると思う。彼はまだ19才で、PLで毎試合のようにプレイしていた。彼はわれわれのプレイヤーオブザシーズンだった。彼はクラブのなかでみんなからの尊敬と憧憬を勝ち取ったんだ。

しかし、それだけでなく、彼はインターナショナルのステイジまで行った。ケガでコンペティションを始めたのに、それでもスターティング11に入っていった。ファイナルまで到達し、トロフィは取れなかったが、彼はそれよりもずっと大きなトロフィを得たと思う。もし浮き沈みがあったとしても、クラブの、アーセナルファンの、イングランドファンの全員が彼についている。彼はそれを自分の行いで、自分の才能で、彼自身のありかたで勝ち取ったのだ。それは彼の一生にずっとあるものだろう。

トロフィはワードローブにある。つぎの漢にならなければならない。だが彼が達成したものと、彼がみんなととても力強く団結したこと、そのことを彼はとても誇らしく思うべきだ。

(この夏にブカヨがやったこと……)

わたしには驚きはなかった。トーナメントの前にギャレス(サウスゲイト)とも話したが、われわれはみんなBについて同じ意見を持っていた。あの子はそこにいる全員をプッシュするだろうと。どのようにトレインするかだけでも。どんな人間かであるかだけでも。彼がどう競うかだけでも。そういったコンペティションでスターになれる。彼がみせている成熟は彼の年齢ではかなり特別なもので、わたしはあまり見たことはない。そしてこれからは、何年にも渡って今度は別のことに対処していかねばならなくなる。期待についてだ。

彼はもう一度それができるのか? またいい試合ができるのか? 成長できるのか? いい意思決定をつづけられるのか? より安定して、もっと勝ちをつづけていけるのか? それが彼が対処せねばならないこと。キャリアのとても早い時期に。

(ブカヨをサポートしていくためにどんなステップを踏んでいく?……)

すべての選手とスタッフが彼を応援していたので、ファイナルの前、彼ら全員で彼がトロフィを勝ち取れるよう美しい団結と希望のメッセージを送った。われわれが彼をこのようなステイジで見られることがどれだけ誇らしいか。アカデミーの名誉であり、彼らがあの子を育てるためにやってきたすべてのこと、そしていまクラブでやってきたすべてのハードワークが実った。彼が受けた批判はみんなが感じた。彼はわれわれが彼についているとわかっている。

以上。

アルテタにとってのプリシーズン

以前にも少し書いたように、去年のアルテタはCovidのせいでプリシーズンがなかったことを「非常に難しかった」とことあるごとに嘆いていた印象があった。

個人的にはプリシーズンの意義についてはあまり深く理解をしていなかったが、このインタヴューのなかで彼が時間の重要性について述べていて、それで少し合点がいったところがある。

とくにアルテタは戦術をかなり入念に準備して、選手とチームにしっかりインストールしたかっただろうから、それにかけられる時間はあればあるほどありがたいと。新しい選手がいればなおさら。

そう考えると、ケガのガブリエルと、昨日クラブ間で移籍合意が伝えられたベン・ホワイトが、プリシーズンの大部分に参加しないのは痛い。このふたりはCBのファーストチョイスだろうから。

ちなみにホワイトは7/26にバカンスから復帰、そこでメディカルの予定だそうである。

サカの件

このブログでは全然カヴァしていなかったのですまんです。

そう、例のEUROファイナルのイタリー戦で、ペナルティ戦の最後のキッカーがBだったのだよね。そして外してしまった。ありゃかわいそうだった。

極限状態のプレッシャーのなかであんなふうに子どもがさらされるとか、観てるこっちもキツかった。

そして案の定、あのあとにまた人種差別主義者たちがハードワークして、世間的には大騒ぎと。愚かなことだ。

サカは、EUROで間違いなく国民的スターになって、こんな結果になったことはもちろん不幸だったが、今回のことでは憎しみよりも、きっともっと多くの愛情を感じることができたんじゃないだろうか。

アルテタは、今後サカは<大きな期待>というまた別のプレッシャーに対処せねばならないと述べている。たしかに。

新シーズンは、プレッシャーも批判もヘイトもはねのけて、さらなる飛躍を期待したい。

今晩はレンジャーズ戦

7/17(土)日本時間で22:00から。

ハイバーニアンはESPN(US)のサイトでライヴストリーミングが観られるという話もあったようだけれど、めんどくさそうだからおふせしちゃったよ。

£7.99はPayPalで1,273円。DAZNひとつき分より高い。

お布施はこちらからどうぞ。

https://www.arsenal.com/tickets/arsenal/2021-Jul-17/rangers

よく考えたら、わしこうして配信に課金するのって初めての経験だった。

推しに課金。

 

おわり



※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

2 Comments on “21-22プリシーズンとサカを語るミケル・アルテタ

  1. 人参=ご褒美
    っていう意味合いですかね。
    原文だとその前にstick(鞭)があるのでその対比で。
    以前もアルテタさん似たような言葉は使ってた気がします。

    そうなんですよねー
    レギュラーCBの不在。右サイド、あと中盤も補強まだで遅れる。
    確か今年アフリカネーションズ予定されてませんでしたっけ??
    中盤プランB、プランC 必要だろうに。。
    うーん。。不安。

    サカはそもそもなぜキッカー選んだよ?って感情が湧いてきますね。
    ユースとかでもプレースキッカーのイメージなかったし。
    いやまあPK要員が外した時点でアカン感じプンプンしてましたね。
    サカ、、バカンスでリフレッシュして欲しいですね肉体面も。
    特にアーセナルあるあるじゃないけどブレイクした若手が長期故障とかね。。もう見たくない。。

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