hotいま読まれているエントリ

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチレビュー】21/22カラバオカップQF アーセナル vs サンダランド(21/Dec/2021)ヘイルエンドFCで大勝利の巻

試合について

ファースト11

SofaScoreより。

4-1-4-1

エンケティア

バロガン、ESR、オーデガード、ぺぺ

エルネニー

NT、ホールディング、ホワイト、セドリック

レノ

サブは、ジャカ(56 バロガン)、マルティネリ(73 オーデガード)、ガブリエル(73 ホワイト)、パティーノ(80 ESR)。

試合前にはAMNの病気、チェンバースのCovid感染が伝えられていて、アルテタはたぶん全員バックアップ選手をつかいたかったのが、選手が足りなくて、結局レギュラー選手を使うことを強いられたのではないかと思われる。AMN、ロコンガ、マリー、チェンバースは、フィットしていれば全員スタートでもおかしくない。

73分にふたり変わったとき、ああ今回もパティーノはなしかあと思ったら5人サブだったのね。パティーノはサブの瞬間は観客もすでに大盛りあがりだった。そしてあのゴール。

それはいいとして、マルティネリの起用には違和感をおぼえたひとも多かったんじゃないか。さすがにどうか。しかも、悪質タックルを受けたりと危ない場面もちらほら。彼のような選手をこのような試合の4-1で勝ってる場面で使う必要はあったのか。もちろんここでゴールにからめばさらなる自信にはなったろうが、リスクをかけてまでやることだったとも思えない。彼は大切につかってもらいたい。

<4-1-4-1はうまくいかない?>

4-1-4-1。アルテタはしばしばこのフォーメイションを試しているが、まだうまくいったことはほとんどない。

今回は、後半の早い時間にジャカが入ってエルネニーとダブルピヴォットになり、ミドフィールドの安定感が見違えたのは誰の目にもあきらか。バロガンの交代はカードをもらったという理由もあろうが、あの場面でアルテタはフォーメイションを4-1-4-1から、いつもの4-2-3-1に変える必要性を感じていたのではないかと思う。

それまでは、ボールを持っているときはともかく、ボールを失ったときにミドフィールドのスペイスを使われすぎで、サンダランドの逆襲を何度も許していた。失点のときもそう。サンダランドのビルドアッププレイは思っていたよりだいぶ上手だったが、やはりエルネニーの単独アンカーで、アーセナルの攻守のバランスは悪かったことも、そう見えた理由だったと思われる。

4-1-4-1や4-3-3のシングルピヴォットでチームをワークさせるためには、アーセナルには何かが欠けているし、何かが必要という思いを強くした。

マッチスタッツ

『BBC Sports』より。

アーセナルの数字はともかく、サンダランドの数字は憂えるものだろう。あのような相手に12本もショッツ(SoTが6)を打たれてはいけない。コーナーは2 v 5なので、このあたりも攻撃にさらされた結果が出ている。

ジャカが入る前と入った後でパフォーマンスがどれだけ変わったか、数字を知りたい。

Arseblog(Scott Willis)のxGは、3.6 v 1.1。

アーセナルはこの連勝している4試合で14得点。チャンスの量もかなり多いし、あれだけ停滞しながら、突然攻撃がワークするチームになってしまったのか。

パスマップ

同じくArseblogより。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “【マッチレビュー】21/22カラバオカップQF アーセナル vs サンダランド(21/Dec/2021)ヘイルエンドFCで大勝利の巻

  1. エンケティアは狙ってあの位置にいるのがすごいと思う。普通あんな所でグラウンダーを受けようと思わないし、受けたって大したことはできそうに見えない。でもそこからGKのタイミングを外したボールをコンッと。ああいう変な回転のボールが一番止めにくいってGKの話を聞いたことがある。でまたああいうプレーに絶対の自信を持ってるのもいい。

    1年くらい見ない間にずいぶん首やら肩が太くなってる。相当体幹を鍛えてるんだと思う。グラウンダー勝負に限れば十分トップレベルで通用すると思うし、またそういうCFが機能するのはウチとシティくらいなんだから、あまり他所に行くメリットがないと思うんだけども。

  2. お疲れ様です!
    バロガンは序盤にいくつかチャンスがあっただけに悔しいでしょうね。。周囲の同世代がブレイクしまくってることに焦りを感じないで欲しいです。
    ペペは評価が難しいですよね。。得点シーンでも本人の表情が硬いままだったのも気がかりです。終盤には笑顔も見られましたが。
    個人的には、レギュラー陣とサブメンバーの差はやはり大きいように感じました。それでも4点目のような美しい得点も見られたし、どんどん底上げしていって欲しいですね。

  3. ンケティアの活躍は正直相手が弱かった、緩かったからの気が。後ろ向きでプレーするのがうまくないと今のアーセナルでは大分厳しい。マルティネッリがCFだと消えるのはそのせいだし。まだ、比べるのが申し訳なくなるぐらいラカゼットが上。アルテタがそのことに気付かず、素朴にンケティアを優先してしまわないことを祈る。

  4. うーん、自分も改めてエンケティアはトップチームのFWとして難しそうと思ってしまいました。
    リンクアップ、狭いライン間の攻略、列落ちで周囲を活かす、強度の高いプレス、FW、トップ下に求められるプレーはいずれもエンケティアが得意とするプレーではなく、かといってサイドのマルティネリ的な起用も、、
    ただユース時代から抜群の成績を残してる、その素晴らしい得点感覚は既にトップリーグで活躍できるモノと改めて思ったので、うーん、、個人的には放出→アーセナル外での活躍だとやっぱり思います。
    ただ前線はエンケティア放出できるほどスカッド厚くないんですよね。
    バログンはまだまだ時間かかること見せましたし、ぺぺは、、ぺぺのままですし 苦笑
    まあそれでもぺぺ、加入時から比べれば大分改善してますけどね。意図のないタッチ、ポジショニング、ボディシェイプとかホント。

    反面守備陣は良かったんじゃないでしょうか?
    ホールディングは第3CBとして準備OK、タヴァレスは誰組もうが自分のプレーしますし、ソアレスも富安とは異なるキャラクターですが、なかなかのパフォーマンスを。

    とりあえず冬は前線の歪な状況改善できたら吉ですかね。あと守備的な中盤。
    パティーノくんおめでとう!!

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *