こんにちは。
つぎのPL試合まで、まだ一週間もあるとか。ドゥバイから帰国後、レディングとクローズドでフレンドリーをやるらしいので、それが観られるとうれしいんだけど。
さて、がっかりだった冬の移籍ウィンドウが終わって、これからのアーセナルはどうなってしまうのか心配しているファンも多いなか、おなじみ『The Athletic』のアーセナル系ライターたちが、読者の質問に答えるかたちで、さまざまなトピックについて語っていた。
Mailbag: Arsenal and Barca split Aubameyang wages, summer targets, and is top 6 enough for Arteta?
これが、最近のアーセナル界隈で共有されていた話題をけっこう幅広くカヴァしていて非常に興味深かったので、ざっと紹介したいと思う。
『The Athletic』は有料会員制サイトであるので、いつものようにここでコンテンツのすべては紹介しない。要約っぽくする。
これを見て、より詳細な内容に興味を持ったかたは、サイトに登録してみてほしい(※内容は英語)。30日ゲストにご招待。数に限りがあるようだ。
では、Here we go.
アーセナルFC事情通3人がファンの質問に回答(2022年2月)
読者の質問に答えるのは、AFC系ライターの3人。
ご存知、AFC情報Tier1のデイヴィッド・オーンステイン(DO)に、gunnerblogことジェイムズ・マクニコラス(JM)。それと、おもに戦術解説を担当しているArt de Roche(AR)。
Q:『The Times』がアーセナルがオーバの契約解除に£7Mを支払ったと報じた件。『The Athletic』は£27Mを節約したって云ってたけど、どっちが正しいの?
- われわれは£27M節約できたとは報じていない。彼の週給から計算して、仮にAFCとの契約期間中のすべてのサラリーが完全に免除されたら、そういう額になっただろうというだけ
- そしてそれはバルセロナの財政状況からしても、ありえなさそう
- オバメヤンの退団はエジルのときと似ている。アーセナルはオバメヤンの夏までのサラリーを援助(分割払い)、バルセロナも一部を支払い、選手もサラリー減額に合意。それぞれの正確な負担は不明
- アーセナルはオバメヤンの契約解除でかなり節約できるが、広く報じられているよりは少ないはず
- デッドライン直前でローンから契約解除に変えたのは、アーセナルとバルサがローン条件に合意できなかったから
- 移籍が決まったあとはアルテタとオバメヤンは話した
by DO&JM
昨日、バルセロナでの最初のプレス会見で、オバメヤンが退団は理由はアルテタだと認めていたこと(“My problem was only with Arteta”)が大きなニュースになっていた。とはいえ、移籍が決まったあとにふたりで話もしているというので、ケンカ別れでそれっきりみたいなものではないようだ。まあ、お互いいい大人だしな。
Aubameyang: “My last few months at Arsenal were complicated, that’s football sometimes. For my part, I never wanted to do anything wrong. My problem was only with Arteta. I can’t say much more, I wasn’t happy.” pic.twitter.com/onZ1xXGgXL
— Chris Wheatley (@ChrisWheatley_) February 3, 2022
『The Times』が報じていた「£7M」は、彼がAFCで受け取るはずだった夏までのサラリーとだいたい一致した金額だったので(£350kpw*20weeks)、アーセナルが半年分のサラリーをまるまる負担するのだと思っていたが、そうでもないと。
契約解除に金をつかったことについては、なかには否定的な意見もあるようだが、これはわりとしょうがないんじゃないかと思える。もしそれが£7Mであっても。
なぜなら、契約がある以上は、彼はあと1.5年分の巨額サラリーをアーセナルから受け取る権利があったのだから。ここでオバメヤンがエジルのように、チームに居場所がないのがわかっていながら「ポジションを争う」みたいな態度だったら、まさに泥沼だっただろう。アーセナルは、高額な給料1年分を諦めてくれたオバメヤンに感謝しなければいけないくらいかも?
Q: KSEはエドゥをどう評価している? 彼のクラブでの役割は?
- 彼はアーセナルでリクルート部門のオーヴァホウルをやっている。去年夏の移籍の成功には、それが成果となってあらわれていた
- 冬の移籍にはファンはがっかりしているが、彼が何もトライしなかったわけじゃない。むしろかなり動いていた。この冬は多くのPLクラブスが補強に失敗している。WHUのモイーズは、3つもクラブ記録のオファーをしたのに補強できなかったと嘆いていた
- エドゥはかなり好人物で、コネクションも抱負なエグゼクティヴだと思われている。スカウティングシステムの再構築ではいい仕事をしたし、リクルートメントプロセスでのデータ利用も促した
- とはいえテクニカルダイレクターは、結局は選手の売買で評価されるもの。1月の結果によって、エドゥと彼のチームには夏へのプレッシャーがある
- また、放出についてはエドゥは能力を発揮したが、今後もフリー退団がつづくことは持続可能ではない
by JM
フリー退団。そればかり。
契約切れで対価なしに選手を放出することを避けるには、クラブは契約期間中に決断しなければならないし、選手と対等に交渉できるうちに決断をしなければならないはず。
AFCにいたラウル・サンレヒはいろいろ問題はあったのだろうが、彼の「選手契約を2年以内にしない」ポリシーは、AFCはもう一度見直してもいんじゃないかと思える。いつの間にか忘れられているようだ。残り契約1年になったタイミングでは、基本的には選手側が有利に交渉できるのだから、クラブとしてはそこですでに状況は難しくなっている。
それと、選手がチームに必要なのか不要なのかの見極めも、いい加減どうにかしないと。エンケティアもAMNもチェンバースも似たようなケイスだろう。まともなオファーがあったのにチームに必要な選手だからとそれを断って、それでいてその後もたいして使わず。売りたいときにはもう買い手なし。売りどきを逃す。間違えた判断によって選手の価値だけ下げてしまい、なんの利益にもなっていないという。わがクラブは、そういうことが多すぎないか。
Q:今シーズン、KSEの目標はトップ6?
- 今シーズンのアーセナルの目標は、最低でもEL。トップ6フィニッシュは失敗とはみなされないだろう
- 1月の移籍の動きを見るに(※ヴラホヴィッチのようなビッグプレイヤーを狙ってはいた)、トップ4へチャレンジできるとも考えている
by AR
Q:アーセナルがトップ4を逃したら、アルテタの来シーズンはどうなる?
- アルテタの契約は2023年まであることを考慮しても、彼は来シーズンもアーセナルにいると思う。ヨーロッパに復帰できればなおさら
- トップ4は狙える位置にはいるが、アーセナルがCLを考えているのはおそらく22-23シーズン
- 今シーズンにトップ6なら、アルテタはクラブに残るのみならず、新契約となるはず
by JM
Q:冬に排除した選手全員に代替なし。これはつまり、アーセナルは何位でフィニッシュするかに関わらず夏に大きな投資をするということ?
- それは去年の夏にも起きたことで、今年もまたそれが起きてもおかしくはない
- 去年の冬も、ひとりもパーマネントのサインなしで複数の選手を放出した
- 金を払って契約解除するのはもちろん理想的ではないが、今後のために場所は空けた
- 去年の夏は、ヨーロピアンフットボールなしでもアーセナルは投資できた。何位でフィニッシュしようが、似たようなアプローチで、今度はスクワッドにあるギャップスを埋めることになる
by AR
今シーズンのクラブの目標=アルテタの合格ラインというのは、ずっと気になっていた。トップ4? トップ6? それより下でも?
Art de Rocheによれば最低ELということで、トップ6でOK。というか、今シーズンはそれで十分満足できるようだ。
それだけクラブには、いまのスクワッドにトップを目指せるほどの力はないと認識されているということか。そして今年の夏には去年のように大きな補強をして、来シーズンにやっとトップ4が目指せるスクワッドになると。仮に今シーズンにトップ4フィニッシュするようなら、ボロ儲け。
現状認識についてはちゃんと現実的になっているようには感じる。たしかにそのような盤石なスクワッドではない。
ただ問題は、いまの薄々スクワッドは、トップ6フィニッシュも危険なんじゃないかと思われるところだ。われわれは4位に2ポインツ差であると同時に、8位にも2ポインツ差だという現実は認識しておかねば。最低でも現状維持はしないといけないのに、すこし問題が起きるだけでそれすらも厳しくなる。
来シーズンにELがあるかないかはかなり違うので、「今シーズンは絶対トップ6フィニッシュする」という強い信念で、冬ウィンドウも動くべきじゃなかったのかと思うのだけど。もういまさらである。
Q:夏のCFのNo.1ターゲットは?
- アーセナルには、3人のストライカー候補がいた。デュサン・ヴラホヴィッチ、アレクサンダー・イサック、それとドミニク・カルヴァート・ルーウィン
- 移籍ウィンドウ中も、アーセナルの内部で誰がいいか議論
- 熱心にヴラホヴィッチへ向かっていた理由は、シーズン中であっても、彼がもっとも移籍しそうな選手だったため。フィオレンティーナもそのつもりだった
- DCLについては、最初から1月にどうにかなるとは思っていなかったが、アーセナルは長期で彼に興味を持っている。複数から、アーセナルはひきつづき彼にプッシュしていくと聞いている
- イサックについては、1月に可能性は模索していたが、ソシエダのもつリリースクロウスは払えなかったためストップした。アーセナルはその額(※€90M)が実際の市場価値より割高だと感じている
- アーセナルが夏にあらためて彼に向かうなら、もっと安価で交渉する。夏ならソシエダも代替が見つけられることを期待
- The Athleticとしては、このふたりがアーセナルのトップターゲッツだと考えている
by JM
DCLとイサックが現時点でのトップターゲッツ。
なんだよハーランドじゃねえのかよ絶望した。
Q:ニコラ・ぺぺはリールでCFをやっていたときはうまくいっていた? シーズン後半に使える可能性?
- ぺぺは17-18シーズン前半にアプフロントでプレイしていたことがある。16試合中央でプレイしG3 A1。そのシーズン後半には右ウィングに戻って、17試合でG10 A4
- アーセナル移籍後のぺぺ「それほどNo.9でプレイしたかったわけでもない。ぼくはDFに向かって走るのが好きな選手だから」
- 彼はストライカーでプレイしていたときでも、DFを孤立させるためにワイドに行くことを好んだ
- アルテタは、ストライカーには一貫してプレスと同様にリンクプレイを求めている。それがぺぺのチャンスを阻害している?
by AR
Q:マルティネリのCFは?
- わたしの意見では、ぺぺよりマルティネリのほうがCFでプレイするチャンスがある
- 先日の試合でもワイドでプレイしていたときでさえ、ボールがないときに本能的に中央エリアに移動していた。DFはとらえられない
- ストライカーでプレイするなら、単独でリンクプレイさせるよりも、誰かと一緒にプレイさせるのがよさそう
- ただぺぺと同様、CFはラカゼットとエンケティアが前にいる
by AR
今シーズンは、ラカゼットとエンケティアのふたり揃って、ゴール前では仕事ができず。彼らがチャンスを決めていれば結果が変わった試合もこれまでいくつもあった。そしてオバメヤンも去ったため、CF問題も最近の大きなトピック。
ぺぺはCFでプレイしていた時期があるとは知らなかった。
もしかして、マルティネリとぺぺの2ストライカーでプレイしたらいんじゃないの!(名案)
Q:アーセナルはなぜMLSから選手を取るようになった?
- 同じMLSからの補強といっても、マット・ターナーとオーストン・トラスティの2人はそれぞれかなり違う取り引き
- 27才のターナーは、プレイタイムの限られるセカンドGKとしてどう振る舞う選手かが重要だった
- 23才のトラスティは、おそらくアーセナルでファーストチームにすぐ入ることはない。経験を積むために、来シーズンどこかのヨーロピアンクラブにローンと見られる
- コロラド・ラピッズはアーセナルと同様、KSEの所有。クロンキはしばらくアーセナルとラピッズのコネクションを模索していた
- 最近アーセナルは、ラピッズの選手を何人もトライアルに呼んでいる。取る取らないではなく、誰を取るかの問題だった
- 今回のMLSからの補強はスクワッド構築というより、シティ・フットボール・グループがやっているような国際的ネットワーク構築のおもむき
by JM
Q: マルティネリ、サカ、サリバの契約更新はクラブで検討されている?
- 彼ら全員の契約更新は2022年の議題
- マルティネリとサカの新契約は優先
- サリバも2024年で契約切れ。ローンがうまくいって、アーセナルは契約更新する必要がある。あるいは売却か
- 現在サリバは来シーズンにはアーセナルに戻り、ファーストチームでのポジションを競うつもりだと見られている。それがうまくいき、新契約にサインするかどうかはまだわからない
by JM
サカとマルティネリは契約更新してからまだそれほど時間はたっていないが、最近の著しい成長ぶりだと危機感を覚えるのは当然。彼らは、もう毎年契約更新しないといけない。15年契約とかできないの?
サリバは、レアル・マドリッド、それとACミランのターゲットになっているという最近のニュースがあった。アーセナルはもしいま彼を手放すなら€30Mを要求するとか。。それ買ったときからあんまり変わってないんだけど。。
OMでの彼のプレイについては、ほとんどいい話しか聞かないので(先日も、元ガナーのステフィ・マヴィディディがサリバをトップCBだと絶賛していた)、ローンから戻ってきた彼が契約延長を拒否して、アーセナルが売却を余儀なくされるようなことがあれば非常に落胆が大きい。
彼は来シーズン、アーセナルにいるとしてもホワイトとのポジション争いがあるだろうし、ホワイトの安定具合を思えば、プレイタイムが限定されることも想像できる。CBはそんなに頻繁に変更するポジションでもない。サリバはうれしくないだろう。
そういう状況なので、来シーズンの彼は、ぼくを含めアーセナルのファンにはかなり期待されていると思うが、現時点ではあまり楽観的になれない。仮にいまチームにホワイトがおらず、RCBが補強ポイントだったらまったく違う気分だったろうに。
年齢に見合わないほどトップレヴェルで経験抱負な20才。ヨーロッパのトップCBになれそうな金の卵を失うようなことは、絶対にあってほしくないですね。
おわり
お疲れ様です。興味深い記事のご紹介ありがとうございます!
概ね納得できる内容ばかりで冬の移籍のモヤモヤをある程度解消することができました。エドゥーへの不信感は多少残ってますが。笑
しかし移籍の収支がこれだけ悪くてもまだ投資してくれる(と思われる)クロエンケには正直感謝ですね。長い目で見ているんでしょうが、将来高額になってから選手売却して元を取ろうという魂胆がないことを祈るばかりです。
しかしこの事態はクロエンケOUT運動が功を奏したんですかね。ダニエルエクは自滅してるみたいだし、オーナーが目立たない健全経営に早くなってほしいものです。まぁオーナーが目先の結果に執着してないだけでもありがたいですね。
翻訳ありがとうございます。
スカッドのスリム化は賛成ですが、ジャカout 、ネヴェスor ダグラスルイスin は実行してほしかったです。
今月ウルヴス戦が2つありますがいまの彼らは正直アーセナルより強いですよ。
前節はネヴェスとモウチーニョがゴラッソ決めてました、不安です。
そういう意味でもこの冬にネヴェスを強奪できてたらよかったなー
ま、ネヴェスは昨夏なら3500万ポンドで取れたのにいまは4000-4500 万ポンドに評価が上がっちゃったんですけどね…
ファンの間でCLを諦め気味の人が増えてるのが少し寂しい。最初から「どうせダメだ」なんて言ってる人を相手にする気はないけど、今このタイミングで6位でOKって言ってる人は別に悪意でそう言ってるわけじゃないのでよけいに寂しい。僕はまだCLにこだわってて、やっぱり成功の指標としてそこは外したくない。
それと僕が不安なのはRBに関して(富安が完全復帰するまでに何ポイント落とすか)だけで、個人的には1月にブラホビッチを絶対取るべきだったとは思わないし、今すぐジャカをリプレイスすべきとも思わない。今選手を入れ替えたとしても効果が出るのはたいてい数カ月後で、それでは間に合わない。基本的にはやっぱり今のメンバーが今シーズンの主力だと思う。
もう一つ言えば、専門家がこういう評価なのは開幕からずっと変わらない。別に目標が4位から6位に下方修正されたわけじゃなく、単に「勝ち点36」が我々の現在位置だと思う。
今シーズンは運も良くCL圏狙えるチャンスだと思うので単純に勝負がけして欲しかったです
上手く選手売却出来れば1人くらい買えたかもしれないし
アルテタ政権の評価は長期目線と言うか結局オーナーが先延ばしにしてるだけの気がします
ベンゲルの時と一緒ですね
ヨーロッパに戻れば年間50試合は超えますし、ガブリエルとホワイトが40試合ずつ出るとしても20試合以上は出番あるので出場機会は問題ないでしょう。
そこから2人の怪我&コロナ&サスペンシン、試合終盤の守備固め、ホワイトがRBやDMFとして出場する可能性も考えられますし
ホールディングはサリバがフィットして、冨安やカマラのようなCBも出来る選手が獲得できれば彼のためにも冬に売却が良いと思います。代わりにバラード、レキク、トラスティーから誰か出てきて欲しい
マリは帰ってくるのかな
エドゥよくやってる派から冬の移籍市場をえて、エドゥもう少し頑張りましょう派に傾いた僕ですが、個人的にはエドゥの資質というよりアルテタとの関係性が気になります
アルテタが既に師匠譲りの頑固さを発揮してる感がたまりません
まだ新人なのにこの大物っぷりというか。。
過去何度かあったパニックバイ、起用されないローン組などの補強がなかったのはアルテタがしっかりNoと言ったんだろうなーって思ってます
シャビとかいうバルセロナ狂信者にトラオレとオーバメヤンという嫌がらせチックなプレゼントをする強化部を見て今冬は溜飲をさげました
ぺぺもマルティネッリも低い位置にタイミングよく顔を出すのも、相手を背負った状態でパスを散らすのもそんなにうまくないのでCFは厳しそうです。ふたりともスペースある状態で前を向いたときに活躍する選手。サカ、スミス郎の方が可能性がある。
成績はほんと怪我人次第。ガブリエル、パーティ、ラカゼットの誰かが離脱しなかったらベスト4も無理ではないと思います。
売るタイミングはたしかに難しいけど、カップ戦敗退を機に方針を変えたはずだから、むしろよく放出できたと思う。出れない選手にとってもいいことだと。パニックバイがなかったことも評価できる。
お疲れ様です。
他の方も述べてらっしゃいますが、僕もトップ4がアルテタの成功基準になると考えています。
元々3年目で集大成のはずが、戦力が足りない足りないで巨額の補強。そしてこれを1年目と考えようとか言い出す始末(言ったのはアルテタじゃないですけどね)。
新戦力に戦術を落とし込むのに時間がかかるのは分かってますが、元々はそれ抜きにしてトップ4を狙うはずだった。これで今年トップ4入りできなかったら、「選手が引き抜かれる→戦力足りないから補強→戦術落とし込めずにトップ4逃す」の悪循環になると思います。
あと、やっぱり補強の最重要ポイントはボランチじゃないでしょうか。パーティとジャカ、怪我やらカードやらAFCONやら稼働率がここまで低いと計算できる戦力とは言い難い。
やっぱりネヴェスが欲しい…。
サカの契約更新も早めに…。あり得ないと思いますが、CL逃してメガクラブから巨額のオファー来たら平気で手放しそうな気がしてます。
まあ、今の若手を育てて数年後にタイトル目指すと言ってるんで、もし手放したらそれが嘘だったってことになりますが。
このクラブは、理想とするサッカーはベンゲル、インビンシブルズあたりに照準を定めているのだろうと思うけど、
どうにも輩出される選手がいまいちではないか、と最近考える。
特に他クラブに移った選手の活躍しない感じをみて、特に思う。
(活躍されても微妙な気持ちにもなるのだけど、連続でアレだと考えざるを得ない。。)
チェンバレン、Aラムジー、イウォビはまだマシな方だけど、それでもトップクラブのレギュラー格にはなれて居ない。
バロガンもローマにいったアイツもいまいちだった。チェンバース、ジェンキンソンとか居たよなぁと。
ウォルコットもウィロックもしかり。(ガナ出身のGKは皆さんステキに活躍されるけどね。)
若手のスカウティングと育成という根幹のところが、ダメなのでは無いかな?
サカやスミスロウが出てきてくれたのはラッキーだったのかもしれん。
特にチェルシー出身者って結構活躍してない?トモリ、ズマとか。。スパーズ出身者もドーソンやタウンゼントとか踏ん張ってるように感じる。
まぁちょっとユース上がりだけじゃなくなってしまったけど、他クラブ見ている時に「あれ?ガナ出身者ってなんか活躍してないのでは?」と感じるっす。
エミレーツスタジアム作るために育成組織とかダメになっちゃった?
ウォルコットみたいにエセエリート感がある選手が増えた気がするんだよね。エンケティアとか特に。
走らないし自分のほしい形以外では守備もしないし打開もできないというか。。
ファンベースが強くて給与が良いから、実績よりも多い名声と富が手に入っちゃうのかも。