ノッティンガム・フォレストについて
現在PLで20位のボトムチーム。
先週リヴァプール(H)に勝ったことはだいぶ話題になった。が、それは彼らのシーズン2勝めだった。※もう1勝はWHU(H)
それとフォレストといえば、この夏の補強。いくらPLとはいえ、昇格チームが移籍ウィンドウでいきなり£145mも費やしたのもびっくり。彼らの移籍ヒストリーを観ると、近年の移籍最高額(過去最高?)は18/19のおよそ£25m。そのほかのほとんどのシーズンはだいたい一桁ミリオンである。突然10倍以上の予算を使ったみたいな話。
彼らが昇格を成し遂げたチームの大半がローンでチームを去り、今年の補強はやむを得なかったとはいえ、あまりにも大胆な戦略。現在のスクワッドの半分以上(22人)が新加入選手という。
そして、現在20位ということは、まあ世の中そんなにうまくいかないということだろう。金をかければ成功できるわけではない。
ただし、彼らはポインツ的には圧倒的ボトムというわけでもなく。ボトムハーフは、11位のブレントフォード(15ポインツ)から20位のフォレスト(9ポインツ)まで、たったの6ポインツしか離れていない。なにかのきっかけさえあれば、テーブルをジャンプアップしてしまう団子状況。モチは高い。お団子だけに。
フォーム
PLの5連敗からの直近4試合は、W1 D2 L1と悪くない。この間、失点も2点しかしていない。ふたつのクリンシーツ。
先週はリヴァプール(H)で1-0勝ち、その前はあの超つよつよブライトン(A)で0-0。リヴァプールとブライトン相手に4ポインツは、アーセナルでもけっこう難しいかもしれない。
今シーズンのアウェイ6試合では、D2 L4と勝ちなし。
チームニュース
病気で3試合アウトだったLewis O’Brienが復帰するかも。
Jack Colback、Moussa Niakhate、Omar Richards、Harry Toffoloがアウト。
マイケル・コックスのスカウティング
フットボール戦術エキスパートのマイケル・コックス。マッチデイプログラム。AFCオフィシャルサイトより。
コックス:Cooper(Steve Cooper:マネジャー)は、深い守備とブレイクでのプレイすることの重要性を強調し、フォレストの命運を変えた。彼らは3-4-1-2から4-3-3へ大胆なフォーメイション変更も行っている。それにより、相手のポゼッションを許しているが、危険なエリアでのそれは減っている。
Cooperは、いまだに昨シーズンのチャンピオンシップでの彼のチームでプレイしていたCBたちを優先して使っている。Scott McKennaがそのレギュラーであり、最近は経験あるSteve Cookと一緒に使っている。Neco Williamsは、今シーズンのスタートはRWBで調子もよかったが、Serge Aurierを右で使うために左にスウィッチした。
Remo FreulerとCheikou Kouyateのセキュアな守備のおかげで、Ryan Yatesがミドフィールドから前へランできるようになっている。また、Jesse LingardとMorgan Gibbs-Whiteもブレイクでは脅威になることはわかっている。Gibbs-Whiteは、セットピースも担っていて今シーズンここまで3ゴール。
Head to head
アーセナルとフォレストの2016以降の直近4試合。FAカップとEFLカップが2試合づつで、なんとお互い2勝づつ。
FAカップはフォレストの2勝(どちらもフォレストのホーム)、EFLカップはアーセナルの2勝(HとA)。
これは、アーセナルにしてみれば、かなり苦手なチームの部類かも?