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【マッチプレビュー】22/23EPL アーセナル vs ノッティンガム・フォレスト(23/Oct/2022)悪い流れを断つ

試合結果予想

BBC Sports (Chris Sutton)  2-0

Sky Sports (Jones Knows)  2-0

WhoScored.com  3-1

すべて2点差でアーセナルの勝ち予想。

サットン:これはトップとボトムとの一戦。だが、先週のお互いの試合を観てから、わたしはもうちょっと考えるようになった。

わたしはそれでもアーセナルの勝ちを予想する。しかし、彼らはサウサンプトンとのドロウでもセカンドハーフはやや疲れていたように観えた。さらに木曜にはELのPSV戦も戦っている。

フォレストは、この2試合でもより頑固になっている。ふたつのクリンシーツだ。彼らは守備の安定を見つけたのかもしれないし、そうなればそれをこじ開けるのはアーセナル次第となる。

彼らはホームだ。わたしはガナーズを推す。だが、ワールドカップでシーズンが中断するまで、彼らのスクワッドについてたくさんのことがわかりそうだ。ちゃんと強いのかも。

ノウズ:アーセナルのぐらつき論については、ここでひとまず終わるかもしれない。アーセナルはエミレーツでのボトムハーフチームとの試合には、めっぽう強い。ガナーズは、PL昇格チームとのホームでの直近33試合で無敗。28勝。最後は2010にニューカッスルに1-0で敗けた試合。

イエス。ミケル・アルテタの選手たちは、リーズやサウサンプトンとのアウェイ試合で若干レギーには観えた。しかし、それでもすばらしいコントロールとチームプレイへのエシックがあり、フォレストのブロックを破る道も見つけるだろう。

しかしながら、この過密な日程によって、アーセナルの火力とハイエナジーなプレイにはタフになっている。

今シーズンの11試合を観ると、アーセナルの試合では平均して3.5ゴールが決まっている。しかし、それが直近5試合では1.25に落ちている。これは、いわゆる「お仕事完了」タイプの勝利だった。

試合のみどころ

試合のみどころの前にすこし。。

今週もリヴァプール後のアーセナルのフォームについては、いろんなところで議論になっていた。

PLリヴァプール(H)で勝ったあとは、EL Bodo(A)、PLリーズ(A)には苦しみつつなんとか勝ち、EL PSV(H)をらくらくと勝って調子を戻したかと思えば、PLセインツ(A)に分け、EL PSV(A)に今シーズンのワーストパフォーマンスで敗けと、あきらかに着実に調子を落としているといったあんばい。

そして、今回のアルテタの会見でも質問が出ているように、ストライカーのゴール不足がフォーカスされたりもしている。

やれジェズースは、そもそも毎年25-30取るようなストライカーじゃないだの、エンケティアは£100kpwの価値がないだの。これは、いかにもアーセナルのファンベイスあるあるの悪い兆候に思える。まあ、ぼくもその一部である自覚はあるので、あまり他人事でもないけど。

で、現在進行中のこのフォームの落ち込みについては、やっぱりおもな原因は肉体的疲労ではないかという説が興味深かった。

r/GunnersのEdu’s BBQのひと(最近彼はBBQ guyと呼ばれてるらしい……)が、またちょっとした見解を共有していた。

まず、9月のPLブレントフォード(A)からPLリヴァプール(H)までは、22日間で4試合(W4)で、その前は10日間のプチブレイクもあった(※PLエヴァトン(H)が延期されたため)。そのうちの3試合はホーム。

そして、そのあとは、EL Bodo(A)からEL PSV(A)まで、18日間で5試合(W3 D1 L1)で、うち4試合がアウェイだったと。北極圏やオランダの外国も含めて。これは、リヴァプールの前後で日程のタフさと身体の疲労度がまるで違う。コンディションの差は明白。

ただ、アーセナルは守備のアウトプットはさほど変わっていなくて、劇的に変わっているのは攻撃(ゴール)とプレス。たとえばリヴァプール戦とセインツ戦では、ハイプレッシングはかなりの陰りが観えたという。

プレスは、もちろん身体的疲労がてきめんに影響するやつである。疲れていたらボールを追いかけることもできない。

アーセナルは、スクワッドにデプスもなくレギュラーをなかなか変えられずにここまで来てしまって、このあともワールドカップまでタフな日程がつづくなかで、なにか劇的に改善されるきざしはない。強いていえば、ジンチェンコが戻るとか? 今回のエルネニー復帰もかなり心強い。

つまりこの試合は、残念なことに、ここでなにかが向上する、なにかポジティヴなことを期待できそうな、はっきりしたきっかけがないのだよね。だから、ボトムチームが相手といえど、不安なところではある。しかも相性の悪いフォレスト。アーセナルが、いま落ちるところまで落ちる運命なら、ここはかなり危ない。

だから、ここはマネジャーの踏ん張りどころという気がする。

彼がどうチームをノせられるか。もう一度盛り上げられるか。選手の身体が疲れているのは変えられないとしたら、あとは気持ちをアゲるしかないでしょう。マネジメントの難易度はかなり高い。

それと重要なのは、もちろんゴールするべき選手がして、彼らがチームとマネジャーを助けること。今回はもちろんストライカー。

昨日レスターとシティの試合を観ていて、シティはレスターのディープブロックにかなり手こずっていたものの、結局KDBがセットピースからズドンで決着。トップチームでは、そういうところが決め手になっている。勝ったチームが強い。

アーセナルのキープレイヤーはジェズースにしよう。メインマンはメインマンでなければならない。この試合のみどころは、もちろん彼のひさしぶりのゴール。

アーセナルは、このあとワールドカップまで4試合。これまで以上にタフに観える。

  • EL Zurich(H)
  • チェルシー(A)
  • ブライトン(H)
  • ウォルヴズ(A)

このまま、ズルズルと行かせないために、ここで流れを変えなければ。できれば劇的に。思わず顔がほころんでしまうようなサムシングによって。

 

キックオフは、日本時間で10月30日(日)23:00。今晩。

勝つだけじゃなく、大量ゴールを期待したい。記憶に残るようなすばらしいゴールを。

COYG!



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