こんにちは。
さあ、PLのリスタートはついに明日から。気分が盛り上がってきたかい? クリスマスだからかも。
昨日は友人と昼飲みしていて、ひさびさに新宿の街を歩いたが、楽しそうな雰囲気の街の様子やひとを観るのはなかなかいいものですね。
今回は、ミケル・アルテタのプリマッチ記者会見エントリにつづいて、マッチプレヴューエントリをお届けしよう。
アルテタの試合前コメント
こちらをご覧あれ。
そのあと、WHU戦を前にして、オフィシャルサイトで選手ふたりのインタヴューが公開されていた。
ロブ・ホールディングのインタヴュー「WHU戦に向けてかなりハードワークしてきた」
アーセナルのMr.ナイスガイ。このインタヴューはけっこうボリュームがあるが、読むついでに訳してしまおう。AFCオフィシャルサイトより。
(ミッドシーズンでのブレイクはどう? 慣れるのが難しい?……)
ホールディング:正直ぼくはよかったと思うよ。いいブレイクになった。ちょっとしたチルアウトにもなったし、ドゥバイへ行ったということは暖かい環境でトレイニングもできた。ホームで凍えているよりよかった! だから、いい休みになった。そこからは、ボクシングデイに向けてハードワークできる。
ぼく自身は、何日か休むこともできた。ドゥバイでは帰宅するまえに父と5日間過ごしたんだ。とてもよかった。12月には3日ごとに試合をしていたのだから。
(5ポインツ差のトップでブレイクに入ったのは、みんなにとってどれほどのブーストになった?……)
それは、ぼくらがシーズンをどうスタートしたかの反映だ。スタートしたときは、WCまでに5ポインツクリアでいたいなんて云わなかった。ぼくらはただ目の前の試合を観ていただけで、ここまではずっとそうだった。ぼくらには最初の20試合のロードマップがあって、あまり先を観ることなく、それをひとつづつこなしていった。
ぼくらはいいポジションにはいるが、シーズンのこれからがいかに重要になるかも理解している。
(ここからはリードを守ることに。チームにはどれだけやる気がみなぎっている?……)
つねにモチベイションはある。いまリーグのトップにいるということについては、そこまで考えていないんだ。ぼくらがこのポジションにいるためにやってきたことに集中をつづける必要がある。
(WCではスクワッドのたくさんが参加したことも異例で、トーナメント中はキミも彼らとは連絡を取り合っていた?……)
ぼくはベンとはなかよしだから、よく連絡を取り合っていたよ。ランボーとも。ほかにもグループチャットで。でも正直、ぼくらは彼らがやるべきことに集中してほしかったから。
(WCはよく観た? どう思った?……)
まだロンドンにいたときに、グループステイジの試合はたくさん観たな。最初は一日中フットボールをやっていたから、よく観た。そのあとはドゥバイへ行ったので。多くの試合は夜11時キックオフだった。暑さとトレイニングセッションのおかげで、ぼくはその時間まで起きてられなかったよ! でも全体的には楽しんだ。
(ドゥバイのトレイニングキャンプはまるでミニプリシーズンみたいな。どれくらい役立った?……)
バッテリーの充電が必要だったということ。ぼくが思うに、ブレイクの前の試合では疲労があった。だからいい再充電になった。すべてのチームがちょっと疲れているように観えた。ヨーロッパもあったし、たくさんの試合をプレイしていたから。
だから、このブレイクはぼくらにはぴったりのタイミングだった。ウェストハムの試合に向けてあらためて築いていける。ぼくらは最近は、あらためてやっていくために、ほんとにハードクにワークをしてきた。
(ドゥバイには若い選手たちもたくさんいて、彼らはグループに溶け込んでいた?……)
イェア。彼らもぼくらの振る舞いやピッチ外での行動も観ていた。ぼくらに質問もできたし、経験から学ぶこともできた。まるで日に日にプロフェッショナルになっていくところを観ているようだった。
とくにMyles(Anthony Lewis-Skelly)やEthan(Nwaneri)のような若い子たち。彼らはそこにいるあいだもGCSEs(※UKの中等教育修了証)をやっていて、ドゥバイには学校の先生も来ていた。彼らが毎日授業も受けられるように。若い選手全員にとてもいい経験になった。
(今シーズンのわれらはエミレーツでかなり強い。その理由は?……)
この1年半でサポーターたちとかなり強いつながりができたことがある。去年ぼくらがやったAmazonドキュメンタリも役立ってるはず。あれがいいパブリシティになって、ここにはたくさんのポジティヴィティとエナジーがある。それはぼくらのパフォーマンスと結果にも観られるだろう。とくにホームで。
じつはぼくは、試写会で上映されたドキュメンタリの最初の3つのエピソードしか観てないんだけど。ぼくは自分のことを観たり聞いたりするのが好きじゃないんだよね。ぼくがそこまで映ってるわけじゃないかもしれないけど、自分の声を聞くはすごい嫌だなとわかる! しかし、友人からはあれはいいものだったと聞いた。それがみんなにクラブに親近感を抱かせていると。ぼくらがやろうとしていることを知ってもらった。
(キミはもうクラブに長くいて、エミレーツではいまがベストの雰囲気?……)
ぼくがクラブに加入したときもすばらしいときがあった。ビッグゲイムスがあり、ギリギリで勝ったりとかそんなの。以前もワイルドだった。今年の違いは、それがキックオフから聞こえるということ。
ぼくらにわかるのは、みんながラウドで、後ろにいて、そうだね、それに関してはぼくがアーセナルに来てからは、間違いなく今年がベストだ。
Louis Dunfordの曲みたいなものもかなり役立ってる。あれはいいうただし、ステディアムにほんとに大きく響き渡る。そしてそれがどんどん大きくなる。サポーターが雰囲気をブーストさせている。
(最後に、月曜のウェストハム戦は、シーズン初日のように感じそう?……)
そうだね。それと同じ興奮になると思う。WC後の最初の試合だから、間違いない。だからぼくらはホームでよかった。その興奮を最大限利用できるかどうかはぼくら次第。
アレックス・ジンチェンコのインタヴュー「正しいことをすれば身体は疲れない」
アーセナルのMr.ヴァーサティリティ。こちらは短い。AFCオフィシャルサイトより。
ジンチェンコ:(ジェズース)彼はチームのリーダーのひとり。彼はマジで戦士だ。ぼくは、彼が以前よりももっと強くなって戻ってくることをまったく疑ってない。彼のことはひととなりもキャラクターも知っているから。チームとして、ぼくらは団結していなければいけない。
エンケティアがすばらしい仕事をしてくれるだろうことも、まったく疑ってない。みんなが彼を信じている。ぼくらは、こんな人々のグレイトなグループなんだ。ぼくらには一体感のフィーリングがある。
ぼくは、自分のできる仕事をやろうとしているだけ。ピッチでは100%全力を出す。ファンはぼくをとても温かく迎えてくれた。彼らのサポートには感謝しきれない。
ぼくがかつて観てきたことからすると、ピッチのなかでも外でも正しいアティチュードがあれば、肉体的に疲れないんだ。疲れるのは頭のなかだけ。すべては頭のなかから来る。
自分のルーティーンのなかですべて正しいことをすれば、寝て、食べて、自分の面倒をよくみて、自分の身体をフレッシュにさせておくためのすべてをやる。そうすれば、身体は疲れない。
“If you do everything right, you can’t be tired physically.” なにかこう、スピリチュアルな波動を感じるような。。