試合結果予想
BBC Sports (Chris Sutton’s prediction) 1-1
Sky Sports (Jones Knows) 1-0
WhoScored.com 2-0
順当にホームチームの勝ちが予想されている。※BBC Sportsの予想を追記
サットン: (※12月26日追記)アーセナルはテーブルのトップで5ポインツクリア。だが、ここからの数週間で彼らがほんとにタイトル候補なのか、観ていくことになる。
このブレイクは、彼らには考えられる最悪のことが起きただろう。なぜなら、彼らのこのフォームで、ガブリエル・ジェズースより重要な選手はいなかっただろうから。
WC前には彼のゴール不足を指摘する声もあったが、ジェズースは彼らのプレス、リンクアッププレイに組み込まれていた。彼は代替不可能だ。彼らのスクワッドのなかでは間違いなく。そして、彼のケガの深刻さが、1月の補強をどうするか決めることになる。
わたしはなんだかウェストハムを推したくなっている。今シーズンもすでにいろいろな機会で観せてきた。だが、彼らが相手を倒すのはタフだ。
ノウズ:WCブレイクは、モイーズには3連敗でプレッシャーがかかっているところで、いいタイミングでやってきた。しかし、クラブに変化が醸されている感じはある。より拡張的で技術的に恵まれた選手とサインしていて、それはいつもは、モイーズのベストの仕事とはフィットしないものだ。
ウェストハムのハイアラーキには、よりセクシーで、長期のオプションが念頭にあるはず?
全体的に、彼の成功した仕事があるにも関わらず、モイーズはスタイルを変えないだろうが。この試合ではそれが心配になる。「ビッグ6」とのアウェイ25試合、ウェストハムのマネジャーとしてモイーズは1勝もしていない。ドロウが4つで、敗けが21。
9月にOTで敗けて以来、アーセナルはPL8試合でたった2ポインツしか落としていない。際立ったラン。ただ、アーセナルは直近10試合で、2ゴール以上を記録したのはノッティンガム・フォレストの5-0のみ。華やかさよりも決着をつけるための試合となっている。アーセナルには、1ゴールで十分なのかもしれない。
試合のみどころ
まずは、アーセナルのチームセレクション。
懸案の選手たちが、この試合のスクワッドに含まれるのかどうか。
とりあえずは、サリバ、ジンチェンコ、トミヤス。
スタート、ベンチ、あるいはベンチ外のどれになるか。そして、ベンチ外になったときは、誰がそのかわりになるのか。アルテタがまたサブを躊躇するようなセレクションにだけはなってほしくないが。
それと、ポジション(ロール)に適応中の選手。具体的にはKTとヴィエラ。彼らには注目したい。
もちろんKTは、ミケル流Inverted FBへの適応にずっと取り組んでいて、今回ジンチェンコがいないなら、さらなる進化を目撃できるかもしれない。
もうひとりヴィエラは、レギュラーになにかない限りスタートはないだろうが、WC期間中のフレンドリーで観せたような、RW(サカ)や左8(ジャカ)でのプレイを継続するなら、そこも彼が要求される役割をこなせるのか、注意深く観ていたい。
サンビ・ロコンガもいる左8と比べると、とくに、いまRWはデプスのないポジションなので、もしヴィエラが今後そこでプレイできるオプションであることを証明できれば、かなり都合がいい。WC期間中の試合でのRW起用には、そのあたりの意図が見え隠れしていた。ルートンタウンとのフレンドリーでも、サカと交代で入ったようなのでRWでプレイしたのかもしれない。
さいごに、エンケティア。
1月の補強がどのようなことになろうとも、ここから1月いっぱいくらいはCFはエンケティアの一択になるはず。
ジェズース、ESR、ネルソンと3人もアタッカーが離脱しているいま、マルティネリをNo.9で起用する余裕もない。ということは、エディにはもうがんばってもらうしかないのだ。
彼に期待したいのは、とにかくゴールだろう。ジェズースですらゴールはずっとできておらず、彼がここでゴールを重ねるようなら、彼に向かう世間の疑念へのアンサーにもなるし、多くのファンが彼を信じるようになれば、それがまた巡って彼の力になるはずだ。
とにかく、タフな事態がいいほうに転んでほしい。この試合は、そのきっかけとするにはうってつけという気がする。
キックオフは、日本時間で12月27日(火)早朝5:00。
COYG & メリークリスマスです。