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アーセナルFCがエミレーツスタジアムの新しい外壁アートをお披露目

わたしの雑感

さて。

アーセナルはチームも調子がいいし、サポーターともうまくいっていて、この外装リニューアルもファンに大好評で、なんだか云うことなしなのが逆に怖いくらいだなと。

クラブをめぐる状況は、最近はなんだかどんどんよくなっていると思いませんか。

ヴェンゲルさんの末期から、アーセナルはもうずっと停滞していたので、ほんとうに待ったかいがあったと思う。しかも、こんなに早くそんなときがやってくるとは期待すらしていなかった。

まあ、今シーズンに関しては、まだ半分以上残っているので、この先まだなにがあるかわからないし、喜んでばかりもいられないが。

今回、このお披露目に際して関係者を読んでパーティを行ったようだ。元選手やコーチ、スタッフなど直接の関係者だけでなく、ジャーナリスト、それにソーシャルメディアのいわゆるインフルエンサー系のひとたちも招待されていて、コミュニティ全体でのお祝いムードを感じさせた。

Arsecast(Arseblogのポッドキャスト)と並ぶ人気だと思われるArsenalVision PodcastのYankee Gunner氏も現地にいたようで、オーデガード、ジャック、VVなどいろんなひとたちにインタヴューができたよう。これはアーセナル系の独立メディアをやっているひとたちには最高の機会だったでしょうな。うらやま。

また多数のレジェンドたちが参加するなかで、いまのチームの現役選手では、オーデガードが参加していた。彼はクラブの大先輩たちに囲まれて、どんな気分だったろう。現在のチームキャプテンとしてのプレッシャーも当然あると思う。

今回は、チームの中心的存在であるアルテタが不在だったのも(いたのかな?)印象的だった。なんなら、オーデガード以外のほかの現役スター選手たちも。サカとかジャカとか。ホームのお祝いなら、人気者の彼らくらいいてもよかったような。

つまり、いま現在のアーセナルではクラブでもチームでもミケル・アルテタというのは、絶対欠かすことのできないほど重要な存在だとしても、アーセナルの歴史のなかでは、まだ赤ちゃんみたいな存在ということなのかなと。現役スター選手たちも。クラブ史上最良とか、どんなに活躍しようが、クラブレジェンドたちはもちろん、クラブの歴史や伝統のなかでは、まだほんの一瞬にすぎない。少なくともこの場では主役ではなかった。

それがまた、クラブの歴史の重さを感じさせる。

いまのチームの存在も、先代がつむいできた道のうえを歩んでいて、現役のチームが歴史になるには、まだまだ時間がかかるのだろうし、それはたぶんつぎの、またつぎの世代が後ろを歩んでいくときになるんだろうと。だいぶ先である。

もっとも、この急成長中のチームがこの先連続してトロフィを取っていくようなチームになれば、そのときはまた話が変わる。PLとCLのダブルをやったら、すぐにでも銅像立てよう。

あとは、フットボールとはあんまり関係ない、デザインについて。

今回のデザインは、全体的に、あきらかに「レトロ」な懐古趣味的トンマナがある。リニューアルとはいえ、むしろもっと古い時代のデザインを取り入れようとしている。

アーセナルは100年以上歴史あるクラブで、それをリスペクトしようとおもえば、おのずとそういうテイストが入ってくるのは何もおかしくはないけど、数年前にイタリアのユヴェントスがロゴなどのVIの刷新をやったときに、彼らが選んだのがミニマルデザインだったことを考えると、やっぱり今回のデザインのフィーリングも2023のいまっぽさなのかなあと思ったりした。あるいは、普遍性を求めて、トレンドからあえて距離をとろうとしたみたいな。この分断のご時世だから、誰からも受け入れられるというのも重要だったかも。

このブログを読んでくれてるひとのなかにはデザイナーさんもいるだろうし、そういうひとたちの意見も聞いてみたいような気もしますな。

 

おわり



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3 Comments on “アーセナルFCがエミレーツスタジアムの新しい外壁アートをお披露目

  1. ARSENAL JAPAN
    左下4つ目に赤富士に太陽の柄でありますよ。(^.^)

      1. 富士と太陽で大砲を表してる。
        日本らしいデザインですね。

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