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【マッチレビューその2】22/23EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(22/Jan/2023)チャンピオンのパフォーマンス【試合の論点】

こんにちは。PLマンU(H)昨日のレビューエントリのつづき。



試合の論点

アーセナル vs マンUのトーキングポインツ。

マンUに勝利。タフな4試合を乗り切る

年末(年始)からの4試合がほんとうにタフで、そのあとのアーセナルのシーズンを占ううえで非常に重要な試合だと云われていた。

それがこのマンU(H)でひとまず終わって、結果はなんとW3 D1 L0。「ビッグ6」の2チーム、そこの入らんとしている2チーム、計4チーム相手にたったの2ポインツしか落とさず。ほとんど完璧に近い結果を得たという。アグリゲイトスコアは9-4。

  • ブライトン(A)4-2
  • ニューカッスル(H)0-0
  • ToT(A)2-0
  • マンU(H)3-2

もちろん、ホームでニューカッスルにポインツを落としたのは痛かったが、彼らは現在のリーグのベストディフェンスを誇るチームと云われていることを考慮すれば、それさえ最悪の結果ではない(※ここまでの彼らのリーグ11失点はダントツの少なさ。ベスト2位はアーセナルの16失点)。

そして、先週のNLDと今回のマンUだ。とくにマンUは、あきらかに勢いあるチームだった。なんせ、この試合のまえにパレスにドロウをやるまでは9連勝だったというのだから。

しかも彼らにはこんな記録まで。リードした試合ではめっぽう強いという。

だから、そんなリーグ随一の勢いあるチームと互角以上に戦ったアーセナルは、ほんとうに力強さを感じさせた。チームとして、彼らにクオリティで劣っていると思えた部分はほとんどなかった。

チャンピオンのようなパフォーマンス

この試合の最後の20分、2-2で進むなかで、アウェイのマンUが1ポイントで満足して守備にシフトしたのに対し、ホームのアーセナルは当然最後まで3ポインツを求めて攻める姿勢を崩さなかった。そして、最後にはゴールを奪った。あんな劇的なゴールはほんとうにひさしぶりに観た気がする。

後半の試合展開は、アーセナル目線ではとてもいやな流れだったろう。一度はサカのファインゴールで逆転、チームがレジリエンスを観せ大喜びしていたら、直後になんでもないミスから追いつかれて、せっかく獲得した勢いを削がれた。

リードしたほう、ゴールしたほうがエナジーを追加して勢いがブーストされる。こういうスポーツは、ほんとうにエナジーの奪い合いという気がするし、今回の試合はその典型だったと思う。エナジーは目に見えないけど、熱心に試合を観ていたファンであればあるほど、それを敏感に感じ取る。

そして彼らは2-2に追いついたあとは、1ポイントで十分と守備よりに傾いていった。

70分にFredと交替させたのが£100mのAntonyだったからか、ETHの消極的な姿勢にマンUのファンは不満もあるようだが、あんなのはどんなコーチでもやることだろう。なんなら、アルテタだってやる。いま最高に勢いのあるチーム相手のアウェイ試合で残り30分で同点に追いついたら、時間が経過するごとに逃げ切るほうにシフトするのはふつうのことだ。全体を観ても、この厳しい試合で、1ポイントでも得るチャンスがあれば十分だと。選手だって時間稼ぎをやりたくなる。

ふつうは守りに入った相手を崩すのは簡単ではないので、アーセナルとしては3ポインツを狙ってきてもらうほうがまだよかった。

どうしても3ポインツがほしいが、相手の守備も固い。どんどん時間が経過するなかで、一度削がれた勢いをもう一度取り戻すための膨大な労力。

だから、90分のエンケティアのゴールはこの上ないカタルシスだった。あんなエンタテインメントはなかなかないでしょう。まるでリーグタイトルを取ったみたいな気持ちになった。いや、場合によってはリーグタイトルの瞬間だって、あれほどアガらないかもしれない。リーグタイトルを決める試合は、多くの場合は、何がおきるか予想できているのだから。

そして、あの土壇場の劇的ゴールには、いまのアーセナルが全部詰まってたなと。そう感じた

渇望と情熱と信念。試合後のアルテタのことばを借りれば、それだけでなく、個人のクオリティもチームの組織もあった。全部入り。全体が完成へと一直線に向かっている。

ファンでさえもその一部。スタンドの彼らは、最後まであきらめずに一所懸命エナジーを与えようとチームをプッシュしつづけたのだから。なんならおれだって東京からエナジーを送ってた。あんまり届いてなさそうだけど(笑い)。

こういうことができてしまうのが、強いチームだと思う。近年のPLでは、シティやリヴァプールがずっとその強さを観せていた。彼らは試合のなかで劣勢になっても、最後には勝ってしまう。最強のころのアーセナルもそうだった。みなぎる信念やあくなき渇望をパフォーマンスに変換できるのが、チャンピオンたるゆえん。

正直、今シーズン序盤のアーセナルについてはまだ半信半疑なところもあったが、シーズン半ばにして、こうしてアウェイのNLDや、最高に勢いのあるマンUのようなクソみたいな重要な試合にこのように勝つ姿を観ると、ほんとうに強くなったんだなと思う。

今回の試合はビッグテストであり、それをしっかりパスした。今回もまたアーセナルは、これからNo.1クオリティにもなれるチームだと証明したんじゃないか。このチームならマンシティだって倒せる。みたいな。

今回の試合は、春になって今シーズンを振り返るときには、思い出さなきゃならない試合になったと思える。

この勝利で50ポインツ。今シーズンの前半のポインツとしてはアーセナル史上最高。

シーズン前半の総括は、あとでまとめてやろう。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

2 Comments on “【マッチレビューその2】22/23EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(22/Jan/2023)チャンピオンのパフォーマンス【試合の論点】

  1. 最高の試合に最高のレヴューありがとうございます。読んでたらまた試合が観たくなったので、今から観ます!!

  2. 54分でしたか・・・パーテイのあの速度、アントニーも恐れ入った、という感じですよね。パーテイ、トロサール、オーデガード、ジンチェンコ・・・もう期待感しかありません。エディに最敬礼、は最も。ジンチェンコの叫ぶ姿が本当に好きです。信じ続けてよかった。リバプールとチェルシーはやはり去年20試合ぐらい多かった勤続疲労ですかね。われわれもローテーションしないと。

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