うっかり一週間以上ブログを放置していた。。
さて。ゆうべ、夜中の3時くらいに目がさめてしまって何気なくtwを観ていたら、イーサン・ワニエリ(Ethan Nwaneri)のプロ契約がAFCから発表されていた。めでたい。
Exciting times ahead…
Ethan Nwaneri has signed his first professional contract at the club! ✍️
— Arsenal Academy (@ArsenalAcademy) March 28, 2024
それにしても、いつものように、わたしは気になる情報は忘れないようにRTするんだけど、平日の夜中の3-4時くらいの時間帯でも、即座にLIKEをくれたり反応するひとがけっこういてビビった。みなさん深夜も活動しているのね。
ワニエリのこの契約は、去年夏にデイヴィッド・オーンステインが報じていたようにすでに合意済みであり、彼がクラブとプロ契約を結べる17才の誕生日を迎えたら公になると云われていて、結局そのようになった。
アーセナルのファンとしては、ホワイト、トミヤスにつづく選手契約のうれしいニュース。
イーサン・ワニエリがアーセナルとの初めてのプロ契約にサイン
オフィシャルサイトの情報を引用しよう。
Ethan Nwaneri signs first professional contract
イーサン・ワニエリがクラブと初のプロフェッショナル契約にサイン
われわれのイングランドユース代表は、2015年5月にクラブに加入して以来アカデミーで育成され、どの年齢カテゴリーでも重要な選手になっていた。
この17才MFは、今シーズンのアカデミーではすべてのコンペティション14試合でプレイ。14ゴールを決めている。またイーサンは、今シーズンはファーストチームに向けて成長をつづけていて、今年の2月には6-0で勝利したPLのWHU戦でサブとしてプレイしている。
イーサンが歴史に名を刻んだのは、2022年9月の3-0勝利したブレントフォード戦。15才181日にして、彼は英国のトップフライト試合でプレイした最年少選手になった。そして、クラブにおいてもファーストチームでプレイしたこれまででもっとも若い選手に。
アカデミーマネジャー、ペア・メルテザッカーのコメント。
メルテザッカー:われわれは、イーサンと彼のこれまでを非常に誇りに思っている。プリアカデミーからヘイルエンド。そして、Sobha Realty Training Centreへ順調に移行し、ファーストチームデビューも果たした。イーサンの旅路はいまもつづいている。われわれは、彼の成長を支援していくために彼のそばにいる。
イーサンには、ボールを保持しポゼッションを支配する強い能力があり、それはファイナルサードでとくに効果的だ。それは、AFCのプレイイングスタイルにも合う。彼は、Strong Young Gunnerとしてピッチの内外で活躍することになるはずで、これから成長していく彼とともにワークできることを楽しみにしている。
メルティの云う「Strong Young Gunner」については、2019のArseblogによる彼のインタヴューでそれについて言及されていた。AFCアカデミーのスローガンみたいなもののようだ。
ワニエリのインタヴュー「ファーストチームに入るためにプッシュしていきたい」
AFC Mediaによるインタビュー。
Nwaneri’s dreams come true by turning pro
(イーサン、クラブと初めてのプロ契約はどれほどうれしい?……)
ワニエリ:すごくうれしい。何年もハードワークしてきて、やっとこのステイジまでたどり着いたことがとてもうれしい。ぼく自身にとっても、ぼくの家族にとっても誇らしいことで、だから、とてもうれしいし、これからもがんばります。
(9才でクラブに入ってからプロとしてここにいることは想像できた?……)
ここまで来るのは子どものころからの夢だった。いつもこの日が来ることを考えていたし、期待もしていた。だからやっとここに来れてうれしい。
Then ⏩ Now
Strong young Gunner ❤️ pic.twitter.com/qZApMiZgrc
— Arsenal Academy (@ArsenalAcademy) March 28, 2024
(キミはもうだいぶ長いことここにいる。契約にサインすることは簡単な決断だった?……)
そうだね、そのとおり。考えるまでもなかった。ここはぼくの家族であり、ここをホームだと感じてる。
(最初のころと比べて、いま選手として人間としてどれほど変わったと思う?……)
ぼくは、ここで人間としても大人になるのを助けてもらったと思うし、ぼくの周りにいるみんながそうしてくれて、ピッチのうえでは選手としても助けてもらっている。ミケルや、すべてのU-21、U-18のコーチたちからもらったチャンスがあり、彼ら全員に成長を助けてもらったから、ぼくは彼らにはとても感謝してる。
(キミにとってアーセナルの何が特別?……)
みんなが家族みたいにいっしょにいて、誰もが誰かを気にしている。すべてのコーチたちもいて、それがここでとても特別なことだと感じる。
(来シーズン以降の目標は長期で考えるか、それとも短期で考える?……)
確実にファーストチームに向けてプッシュしていきたい。ファーストチームの選手たちからできるだけ多く経験して、自分がプレイするどんな試合でもできるだけ多くゴールする。ファーストチームに入っていくために、ただプッシュしていくつもり。
(サポーターもこのニュースを喜んでいるはず。彼らにメッセージ?……)
ぼくは今後もワークをつづけていくだけ。そしてもし機会が与えられたらベストをつくします。
ファーストチームに入る気マンマンマン。
📲 Incoming message from Ethan! pic.twitter.com/7fJPGnSOLu
— Arsenal Academy (@ArsenalAcademy) March 28, 2024
今回のクラブからの発表。17才の選手の契約としては、たしかに異例の扱われ方ではあるのだろうが(今シーズン同じくプロ契約した彼の相棒のルイスケリーのときとも違う)、ある意味ほとんど約束された未来のスター候補なら、もっとファンを喜ばせる派手なお披露目のやりかたもあったと思うと、やはりクラブとしてはメディアなどで注目されすぎないように、ある程度は自重したのかとも思う。
17才といえば、ふつうに高校生の子どもであり。いらぬプレッシャーをかける必要もなければ、過剰にスター扱いする必要もない。アカデミー戦略としては、そういうのも重要ですね。
ワニエリの契約内容その他
ワニエリの今回の契約における期間は明かされていない。TMでも記載なし。18才未満の選手で契約期間のルールなどがあるのかもしれないが、それも知らない。ごめん。もちろん給与も。
さて、彼がアーセナルとプロ契約を結ぶにあたっては、ほかのビッグクラブからの横槍もあったと云われていて、ロマーノが云う彼の契約にプッシュしていた「3つのクラブ」はマンシティ、チェルシー、ニューカッスルだったらしい。盗っ人猛々しい。
まあ、以前インタヴューでも本人が話していたように、彼の家族も含めてアーセナル愛なひとたちなので、その点はあまり心配する必要はなかったかもしれない。
来シーズンのワニエリがファーストチームに入る可能性はあるか?
彼は、今年も多くの試合で基本的には攻撃的なMFとしてプレイしているようで、いまのファーストチームのシステムに当てはめると8ということになる。
興味深いのは、すこし前にDaily Mailが報じていた、アルテタの意向で彼がオーデガードに師事している(mentored)という件。彼が将来のために、キャプテンから学べることがかなりあるとアルテタが考えているのなら、それは彼の将来的なファーストチームでのポジションと役割が示唆されているのかもしれない。
オーデガードから学べること。ハイエナジーなプレッシング、360度のヴィジョンとパス、カヴァするエリア、ライン間での仕草、ファイナルサードでのクリエイティヴィティ……。
ぼくは、いまのファーストチームのクオリティなら、来シーズンのワニエリは、シニアフットボールの経験を積むために当然チャンピオンシップクラブなどにローンに出る必要があると思っていたが、もし彼がオーデガードのポジションでプレイすることを見込まれているなら、来シーズンのファーストチームに入るチャンスはあるのかもしれない。
なんだかんだオーデガードのバックアップは、ケガのせいもあってヴィエラもESRも出遅れていることは否めず。もしそのあいだにワニエリがステップアップするなら、彼にもまったくノーチャンスな状況ではないのかも。そうなると、ヴィエラやESRはチームでの立場がますます厳しくなってしまうが……。
年齢は関係ない。この世界、もう17才がトップクラブでプレイすることは珍しくなくなっている。
Declan Rice’s Instagram comment on Nwaneri’s new contract. pic.twitter.com/RNQ3fcsxMP
— Jeorge Bird (@jeorgebird) March 28, 2024
彼には、デクラン師匠もいる。
これからが楽しみだ! 早くファーストチームでイーサンが観たいぜ。
おわり
ワニエリww
頑張るなぁ
ワニンコ・カヌってことか
何語読み?英語読みではないってことだけはわかる
アルテタ、もう少し若手をトップチームで使って欲しい。
ベンチには何度も入れてるが、いざ試合になると座ってるだけ。見学かよ・・・
勿論、勝ち負けは大事で現状では使いにくいだろうが。
クロップが若手をドンドン使ってるのを見てると羨ましい。
チーム事情の違いはありますが。