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【マッチプレビュー】23/24 EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(20/Apr/2024)試される闘魂

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction)  0-1

Sky Sports (Jones Knows) 0-2

WhoScored.com   0-2

すべてクリンシートで勝ち予想。

Chris Sutton:これは、アーセナルにとってとても重要な試合になる。ウォルヴズの4試合勝ちなしというひどいランに助けられるかもしれないが。

今週のガナーズについての話題では、車輪が外れてしまったのかと云われていたが、わたしはそうは思わない。

彼らはアストン・ヴィラでも多少落ち着きを欠いたかもしれない。しかし、ヴィラには非常にいい選手がいるし、水曜に敗けたバイエルンも同じ。

わたしは、アーセナルのCLの失敗はエミレーツでのファーストレグにあると考えるし、そこでもしサカが試合の最後でダイヴをしなければ、違う結果になっていたと思う。

わたしの予想はアーセナルがどうこうというよりも、ウォルヴズのフォームに依るところが大きい。が、どちらにせよアーセナルもMolineuxで勝つ道を見つけるだろう。

わたしはそれを願ってもいる。なぜなら、わたしはマンシティにゆうゆうと勝ってほしくないから。

Jones Knows:この試合はアーセナルにとって非常にトリッキーな試合になりうるが、ウォルヴズのケガ問題がもっと単純にするかもしれない。

Matheus Cunha, Pedro Neto and Hwang Hee-Chanが全員アウトで、このトリオを代替するのは難しい。アーセナルには素晴らしいディフェンスもある。

アーセナルは、PLアウェイの直近5試合でクリンシートをキープしている。451分間失点していない。これは、今シーズンのPLアウェイではベストの守備記録。11失点と9クリンシーツ。それに最少xG(11.6)。

アーセナルは、過去2試合Molineuxで失点していない。ここでそれが3になりそうだ。

試合のみどころ

アーセナルの4月のフォームについて、昨日のエントリで触れた。今年を含めた3シーズンで4月の10試合で勝ちなし。シーズン終盤の失速を繰り返している。

2021/22:
❌ Palace 3-0 Arsenal
❌ Arsenal 1-2 Brighton
❌ Southampton 1-0 Arsenal

2022/23:
🤝 Liverpool 2-2 Arsenal
🤝 West Ham 2-2 Arsenal
🤝 Arsenal 3-3 Southampton
❌ Man City 4-1 Arsenal

2023/24:
🤝 Arsenal 2-2 Bayern
❌ Arsenal 0-2 Aston Villa
❌ Bayern 1-0 Arsenal

だから、なんだか、これまでの流れだとここであっさり敗けてシーズン終了というのが、けっこうありそうな予感がある。ブライトンに勝ったときは、もう誰にも敗けないんじゃないかくらいには思っていたのに。それ以降の勝ちなしで、いまはそんな自信が持てなくなってしまった。

だが、われらは変わらねばならない。毎年進歩しているというのなら、ここでその証を示さないと。

バイエルンのセカンドレグもそうだったし、今回もそう。テーマはレジリエンスである。たしかにいろいろキツイ。だが逆境を跳ね返す力だ。気力。闘魂。そこが試されるでしょう。それがないなら、トロフィには値しない。顔を洗って出直すしかない。

こんな淀んだ空気のなかでも忘れちゃならないのが、われらがまだPLタイトルに手が届く場所にいること。自分たちで手放さなければ、まだチャンスはある。チームの皆さんには云うまでもないだろうが、ぜひそれを肝に銘じてプレイしてほしいと思わずにいられない。

ところで、バイエルン後のアーセナル界隈の話題のなかで、「左サイドのクリエイティヴィティ」がよく議論されていて、この試合も、戦術的にはアーセナルの左サイドが注目されそうである。

バイエルンには右サイドを消された。そんなときに左が使えないと手詰まりになる。ドイツでは、そういう状況もあった。

ハヴァーツも8より9のほうが生産的ということがわかってしまったし、そもそも彼はクリエイターとしてはあまり優秀じゃない。ライスもクリエイティヴというわけでもなく、いまの右のオーデガード+サカのような攻撃脅威が左にない。それによって、マルティネリの攻撃脅威も減っている。

攻撃における左右の偏ったバランスをどう解決していくか。そこはみどころになる。予想したように、選手の入れ替えも検討してほしい。

 

キックオフは、日本時間で4月21日(日)3:30。

ここはかならず勝たねばなりません。

COYG!



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