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最近のアーセナル移籍ニュース(12/Jul/2024)サンビとヌーノがローン、カラフィオーリ進捗、メリーノ、ベントリー、エンケティア、チド・オビ残留……

よっす。今日の東京は雨模様である。梅雨なんだから雨は降らないとな。

さて、EURO。先日セミファイナルの2試合が終わって、ファイナリスツは結局スペインとイングランドとなった。両チームにアーセナルの選手がいるため、最低でもひとりはEUROウィナーが帰ってくるという。

イングランドはここに至るまであれだけパフォーマンスを批判されながらも、なんとか勝ち抜けて、スペインともどもなんだかんだ下馬評の有力候補が残った。

それにしても今回のEUROを観ていて、とくに接戦が多いように感じた。試合中、2点差とか3点差になるような試合があまりなく、観た感じ実力も拮抗した対戦が多かった。アルテタがつねに云うところの「マージンが小さい」。近年のPLがとくにそう思えるが、この世界の上下格差がどんどん縮まってきているような感覚をおぼえる。いつのまにか日本代表もめっちゃ強いし。

それと、Copa Americaのほうはあんまりチェックしていなかったら、ブラジルはとっくに敗退していたんだな(QF?)。ガビたちのことは界隈でも話題になることも少なかったので、知らんかった。

ということで、EUROもCopa Americaもあとはファイナルを残すのみで、もう少しするとプリシーズンの親善試合も始まる。長いオフシーズンながら、ちょっとづつ新シーズンに近づいている。

移籍に関しては、アーセナル界隈ではここ数日でいろいろなできごとがあった。大きなニュースこそまだではあるが、こちらも着実に進捗している様子である。

今回は、最近のアーセナルの移籍ニュースについてまとめよう。新しめのニュースから。



アルバート・サンビ・ロコンガがセヴィーヤへ。買い取りオプション付ローンに賛否

彼に関する噂は、これまでVincent Kompanyつながりでバイエルンなどいろいろ出ていたが、昨日AFC移籍情報のTier1たちが彼のセヴィーヤ行きが決まったことを伝えていた。

ロマーノ:アルバート・サンビ・ロコンガがセヴィーヤへ。Here we go! アーセナルとはローンで取引される。セヴィーヤは彼のサラリーを負担、契約には€12mの買取オプションも含まれる。すでにメディカルも予約済。

オーンステイン:セヴィーヤとのサンビ・ロコンガの取引に関してアーセナルは25%のセルオンクローズを持つ。それが適用されるのはローンがパーマネントになり(€12mの買取オプション)、将来に売却されたとき。

フィオレンティーナは彼にこれを上回る条件のオファーを準備していたが、本人がセヴィーヤを望んだ。金曜にメディカル。

アーセナルは、この夏には彼の現金化を望んでいたと云われるが、結局は€12m(£10m)の買取オプション付のローンになった。

このニュースにアーセナルファン界隈の反応は、賛否両論という感じであった。

アーセナルは、彼を2021年にアンデルレクトから€17.5mで買っているので、この条件では投資した額を全額回収できなかったし、それとやはり「買取オプション」という条件に拒否反応を示すひとが多いようだ。来年夏に1年ローンが終わったとき、セヴィーヤは彼を買うこともできるし買わないこともできる。基本的に買うのは評価されたときであり、買わないのは評価されないとき。したがって、彼が戻ってくるときは選手としての価値が下がっているとき。買い手と売り手の恩恵のバランスに偏りは感じる。

ところで興味深かったのは、r/Gunnersで指摘されていた「買取オプション付のローン」のときは、単純なローンよりもローンフィが高額になるということ。事実かどうかは定かではないが、それを指摘していたのはひとりじゃなかったので、ほんとうなのかもしれない。となると、今回のローンフィは明らかにされていないが(※€3mは彼の年俸)、購入時と売却時の差額は現状€5mなので、高額なローンフィならそこに近づくには近づく。

今回エドゥを称賛すべきところは25%のセルオンだろう。将来の売却額の1/4だから、これは小さくない。彼がいずれ40mで売れる選手になれば、自動的に10m。それも見込むと投資の回収も期待できなくはない。

オーンステインも述べているように、フィオレンティーナなど彼にはもっといい条件のオファーもあったとすれば、アーセナルがセヴィーヤを選んだのはやはり彼が活躍できそうな場所だという期待があるんだろう。彼が活躍して価値が上がれば、アーセナルにも恩恵がある。

サンビは、アーセナルでの3年間ではbig upできなかったが、もちろん悪い選手じゃない。彼にこのように引き合いがあるのは、去年のルートンでのパフォーマンスもあったからでもあるはず。ぜひ成功してほしい。グッドラックである。

ヌーノ・タヴァーレスの移籍でアーセナルとラツィオが合意。残るは個人条件

カルチョにもたいへん精通しているロマの字が伝えている。

ロマーノ:アーセナルはラツィオのヌーノ・タヴァーレスへの最終オファーを受け入れた。買取義務付ローンで、金額は€7-8m。アーセナルはセルオンクローズも持つ見込み。

彼の代理人とも個人条件について交渉がつづいている。

ロマーノ:ラツィオとヌーノ・タヴァーレス側と個人条件について交渉はうまくいっている。

アーセナルとは€9m(※およそ£7m)で合意している。買取義務付ローンでセルオンクローズが含まれる。

選手側とは給与交渉も良好だが、まだ契約締結を待っているところである。

ラツィオのSDであるAngelo Fabianiが、数日前すでにこの取り引きを認めている。

Fabiani(ラツィオSD):彼はラツィオがかなり興味を持っている選手。両クラブでも交渉があり、昨日合意に至ったところだ。

手続きを完了させるまえに、彼の代理人とも合意をしなければならない部分がたくさんある。わたしは確信しているよ。でも迷信的理由から、わたしは彼がすでにラツィオの選手であるとは云わない。だが、わたしはとても自信がある。

ラツィオといえば、彼らはマンUのMason Greenwoodも取ろうとしているようだが大丈夫なんだろうか。GreenwoodはOMとリンクされただけでマルセイユ市長までネガティヴコメントを出すなど炎上。まあどうでもいいか。Mason Greenwoodの事件はくわしくはググろう。

アーセナルのビジネスとして、ヌーノの案件は条件的にサンビよりも成功と観る向きが多いようだ。ローンも買取義務が付いているので、ほぼ後払いのパーマネント移籍である。セルオンもつけた。彼もサンビと同じ2021年にベンフィカから€8mでアーセナルに加入。ロマーノが伝える今回の移籍金とちょうど同じくらいである。

彼はここ2年、マルセイユ、ノッティンガム・フォレストとローンで過ごし、大きく目立った活躍はしていなかったので、いまこの金額で売却できるのなら悪くはないのかもしれない。引き合いがなく、もっと悪いビジネスを強いられるおそれだってあった。

サンビとヌーノは、同じタイミングでアーセナルに来て、なんだか存在感が似ていて(顔は似てないぞ)、そしてローンとはいえふたり一緒にクラブを去ることになった。今後彼らを思い出すときは、つねにセットで思い出してしまいそうである。

Riccardo Calafiori最新動向。代理人が両クラブのギャップを埋めようとプッシュ

毎日、同じニュースがリサイクルされているようにしか観えないCalafiori。両クラブが交渉継続。個人条件は合意済。本人はアーセナルへ行きたい。

そんななかでこちらは、Calafioriの現在の状況を伝えるロマの字の師匠ディ・マルツィオの昨日の記事。

ディ・マルツィオ:アーセナルとボローニャはRiccardo Calafioriの移籍で交渉をつづけている。ユヴェントス、チェルシー、レヴァークーゼンもここしばらく選手に興味を示していたが、アーセナルが勝とうとしている。

選手の代理人であるAlessandro Lucciは、つねに両クラブのあいだの妥協点を探っているがいまだ最終的な合意には至っていない。

ボローニャの要求は、€50m+ボーナス、それにセルオン。いっぽうアーセナルの現状のオファーは、€50m(40m+ボーナス)とセルオン。

彼にはバーゼルが50%のセルオンを持っており、売却時には最低でも€4mは発生するが、それは大幅に超える見込みである。

こうしてみても両者の要求の差はそこまで大きくないように思える。お互いにすこしづつ歩みよれば、いい感じに着地できそうな。とはいえ、もっともありそうなのは、アーセナルが一方的に妥協する姿なんだよなあ。ロマーノは、ボローニャは€50mの要求額を下げるつもりはないと云っていた。

ちなみに、この記事でもすこし触れられているように、彼はEUROで活躍したことから、数週間前とはまた違う交渉を強いられているという。要するに、EURO以降で選手価値が上がったことで、より多くの対価を求められることに。どのクラブも恐れていただろうことが、ここで起きてしまった。あらためて優秀な選手だと再認識できたのだから、これを不運というべきかどうかはわからないが。

彼は現在休暇中で、その様子を彼がIGで公開していた。そのなかで、彼がサメが群れる海中を泳ぐ映像を観たのだが、あれは大丈夫なのだろうか。。

ひきつづき、吉報を待とう。

そういえばCalafioriは、ついにオーンステインが『The Athletic』で彼に言及していたのもすこし話題になっていた。ニュースというよりは、いま巷でうわさになっていることをおさらいしたような記事だったが。

同記事では、Calafioriのちょっとした分析などもあって興味深かった。

セリエAのCBのなかでも超優秀。

とはいえ、悪い面もなくはない。

しかしながら、彼はdispossessed (0.5)が11パーセンタイル、miscontrols (1.2) per 90が2パーセンタイル。fouls (1.3) per90は、リーグ平均の1.2よりちょっと悪い。

あとは彼のケガ履歴(ヒザの大怪我)についても取り上げられていた。18-19シーズンはほぼ一年を棒に振っている。

アーセナルがウォルヴズのGK、Dan Bentleyへオファー、まずはお断り。驚きのオファー額とは?

一昨日のオーンステイン。

オーンステイン:アーセナルがウォルヴズのGK、Dan Bentleyに最初のオファーを行った。それは即座に拒否された。ウォルヴズは選手を重要なスクワッドの一員だと評価。

アーセナルの目論見は、この30才の英国人をプリシーズンとそれ以降、サードチョイスGKとして迎えることである。

ぼくは、彼のことをよく知らなかったのだが、このニュースのあと、アーセナル戦でプレイしていた彼の動画クリップがシェアされていて、なかなかのプレイぶりだった。

オーンステインはサードと述べているが、これは実質ラムズデイルの退団に備えたセカンドGKの補強であろう。

※追記:このエントリをアップしたあとに公開されたThe Athleticの記事(ジェイムズ・マクニコラス)によると、アーセナルはセカンドGKとしてエスパニョールのJoan Garcia(23)を狙っている。当初の€15mのRCがエスパニョールが昇格したことによって€25mに上がったが、€15m程度で獲得できると見込んでいるということで、「Bentleyはサードチョイス」というのは間違いでないようだ。※追記ここまで

この選手は、TMをみるとキャリアがアーセナルU-18から始まっていて、サウスエンド、ブレントフォード、ブリストル・シティ、ウォルヴズという経歴。30才のいままで代表歴もなく、彼のこれまでの最高のMVが€4m(現在は€2m)。苦労人? セカンドGKでまだ5試合しかPLでプレイしていないとはいえ、ウォルヴズにいるいまがキャリアでもっとも成功しているときなのかもしれない。

さてこのニュース、オーンステインのあとのSky Sports Newsのリポートが衝撃的だった。アーセナルがDan Bentleyにオファーした金額。それがなんと£50kだったという。つまり、£0.05m? PLの移籍ニュースではあまり観ない桁である。

これについては、ウォルヴズが去年2023年に彼をブリストル・シティから買ったときの金額(€57k)に合わせたのではないかという憶測もある。

そりゃ、即座にお断りされるだろうよ。。というか、これが事実なら、ウォルヴズの皆さんを驚かせてしまったのではないか。ライスに100m払えるクラブが。

オーンステインによれば、ウォルヴズは彼を高く評価しており、ふさわしいオファーがないかぎりは売却するつもりはないということ。

このあとどういうすり合わせがあるのか注目。

アーセナルがアヤックスの18才GK、Tommy Setfordへ

GKつながりのニュース。こちらはロマーノの独占スクープ。

ロマーノ:<独占>アーセナルがアヤックスの18才GK、Tommy Setfordに最初のオファーを行った。交渉はつづいている。アヤックスからの情報では、Setfordは有望視されているものの、彼の契約は2025年6月まで。

イングランドU-20GKは移籍に前向き。

AFCユース事情通のJorge Birdによると。

バード:アーセナルU21には、すでにNygaard、Okonkwo、そしてRojas(彼は残りそう)がいるため、もしSetfordが契約するのなら、カール・ハインがローンに出たときは、Setfordか、このなかの誰かがファーストチームのサードチョイスになる可能性がある。

このTommy Setfordは、アヤックスでプレイしているとはいえ英国人であり、同じユースチームにいた?イーサン・ワニエリといっしょに収まった写真がシェアされていた。

いったいいくらでオファーしたのか。

クラブに残ったカール・ハイン

そういえば、カール・ハインの残留についてこのブログではスルーしていたかも。

彼はこの夏でアーセナルとは契約切れで、シーズンが終わってからは退団可能性はかなり高いと思われていたところ、ラムズデイルの去就もあり、タイミング的にアーセナルはGKが不足する状況が生まれてしまうため、結局慰留し、彼もまたそれに応えたという。クラブでは、セカンドにもなれないくらいの評価なので断られてもおかしくはなかったと思う。

いま気づいたけど、自分の名前「カール・ヘイン」ていうてますな。

EUROで活躍のMikel Merinoはお買い得€30m?

ぼくが最初に彼のうわさを聞いたときは、たくさんあるあやしい情報のひとつだと思い込んでいたのだが(だからEUROの注目選手について書いたエントリでもほぼスルーした)、最近の報道のされかたを観るにどうもガセっぽくなくなってきた。

ぼくが知るかぎりで彼の噂が再燃したのは、3日前のジェイムズ・マクニコラスのリポート。「アーセナルがソシエダのMikel Merinoに興味を持っている」。

それともちろん、みんなEUROでスペインチームでの彼のプレイを観て盛り上がったというのもあるだろう。EUROのホストチームであるドイツにウィナーをぶっこんだのがMerinoだった。彼も大きな注目が集まるであろうファイナルのイングランド戦でプレイする可能性がある。

あと、彼のプレイを観ていてすごくでかいということに気づいた。188cm。空中戦が強く、守備が強く(5大リーグでデュエル勝がトップ)、レイトランでゴールへ向かうという、アルテタが当初のハヴァーツに求めたプロファイルを持つもの。

ソシエダでは、オーデガードといっしょにプレイしていたということもファンには歓迎されているようだ。

そんななかで、昨日スペイン『Estadio Depoltivo』が具体的な彼の移籍金について言及していたのが注目を集めていた。

ソシエダと彼の契約は2025年までで契約延長の見込みは薄く、この夏に売却される可能性がもっとも高いという。彼には€65mのリリースクローズが設定されているが、こうした契約状況から€30m(£25m)のオファーでも受け入れるだろうという。

彼に興味を示しているクラブは、バルセロナ、アトレチコ・マドリッド、それとアーセナル。アトレチコは€20mのオファーをする準備があり、バルセロナは入札競争に参加する予算がない。そしてアーセナルは同じくソシエダのZubimendiを求めており、Merinoに動くのは彼が来ないとわかったあとだということ。

この記事では、とくにアーセナルが彼の移籍先の最有力候補というふうには書いていないのだが、現在の移籍市場の相場からするとスペイン代表のMFが€30mという金額は圧倒的にお買い得で、アーセナルにとってかなり魅力的なターゲットになりうることはたしかである。

彼は6月に28才になったばかりであるが、もしアーセナルが彼を獲得するのなら、ジョルジーニョやトロサールのような補強ポリシーの例外として考えられているとジェイムズ・マクニコラス。

Merinoは6というよりは8らしいので、アーセナルでプレイするなら、ライスの前、オーデガードの隣。

ニューカッスルでのあまりポジティヴでなかったキャリアを懸念する声もあるようだが(※17-18シーズンのみ)、そのときからもうだいぶ時間もたっている。

EUROファイナルで大活躍すると、また評価が高まってしまうかもしれない。あらためて彼には注目しよう。

オリンピック・マルセイユがエディ・エンケティアに興味

この夏の移籍が噂されるエディ、エミール、リース。なんとなく彼らヘイルエンダーたちは、PLクラブへ行くものだと思っていたから、こういうニュースはちょっと新鮮であった。

OMがMason Greenwoodとともに(また笑)興味を持っているのが、エディだという。

OMといえば、De Zerbiが新コーチに就任しているので、彼がPLで彼のことをよく知っていても不思議ではない。

この記事によれば、すでにOMとエディ側は交渉を開始していて、まだ初期段階ながらクラブはいい感触を得ているという。

ただ、この記事ではないが、アーセナルはこの夏エンケティアの移籍には£30-40mを求めるという話もあるため、それが真実ならほとんどPLクラブ以外には手が出ないのではないか。

最近のOMは、アーセナルとゆかりある選手がかなり多くプレイしている。ゲンドゥージ、コラシナツ、ヌーノ、オバメヤン、アレクシス・サンチェス。もちろんサリバも。

エディもそれにつづくか。

チド・オビ・マーティンがクラブ残留?

Chido Obi-Martin(16)は、ユースとはいえ記録的なゴール数を誇り、23-24シーズンのアーセナルアカデミーでもっともホットなプロスペクトといってもいい少年だったが、そのおかげもあり多くのビッグクラブの耳目を集めることとなり、なかでもバイエルンやドルトムントのようなドイツクラブ行きが取りざたされているところだった。

この件については、英国が17才までプロ契約を結べないという制度上のデメリットにも広く注目が集まった。

7月3日のロマーノ。アーセナルはなんとか彼を慰留しようとがんばっていた。

それが、3日ほど前のちまたの噂によると、アルテタがファーストチームまでの道筋を示すなど直接説得したことで、本人がアーセナルに残る見込みだという。

今回のEUROでもバルセロナの16才(名前忘れた)が大活躍していることもあるし、もはやどんなクラブでもスクワッドが低年齢化している。吉田麻也氏も云ってた。優秀なユース選手を、年齢を理由にファーストチームで使わないことはますます難しくなっていると思う。

アーセナルは、アルテタが若い選手のファーストチーム起用にはかなり慎重なため、いまのアカデミーの選手たちがアーセナルをあきらめる気持ちはけっこう理解できる。

いくつかのアカウントがこの件について指摘したというだけで、まだメジャーなジャーナリストたちは無反応であり、したがって信ぴょう性がどの程度かは不明であるが、ぜひ事実であってほしいと思う。

 

ところで、下の情報はもしチド・オビが去っていくのなら慰めになったであろうデータ。いつかブログで取り上げようと思って、いま思い出した。近年のPL U-18でゴールを量産した選手たちのリスト。チド・オビを始め、みんなすごいゴール数である。

非常に興味深いのは、このリストにある少年たちでいまトップレヴェルで活躍しているものがどれだけいるのかという。少なくともぼくはひとりの名前も知らない。

これが示す教訓は、ユースレヴェルでゴールを量産したからといってシニアレヴェルで大成するとは限らないということ。かつて神童だったというひとは世の中にもけっこういる。何年か前に、エディ・エンケティアはアラン・シアラーを抜いてイングランドU-21のゴール記録保持者になったが、クラブでレギュラーになるのも苦労している。いや、彼はまだ成功しているほうかもしれない。

だから、チド・オビのこともあまり期待しすぎないよう、生暖かく見守ってゆきたいですね。

 

おわり



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プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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