ウォルヴズについて
23/24シーズンは降格候補とも云われながら、一時はヨーロッパも目指せそうな勢いだったウォルヴズ。結局14位でフィニッシュ。
今年の彼らが厳しそうなのは、この夏の退団があるため。
もちろんアーセナルとも長らくリンクされていたPedro Netoが、ついに£54mという大金でチェルシーへ。彼はケガがちなのに大丈夫か。それとキャプテンだったCBのMax Kilmanがこちらも£40mという大金でウェストハムへ去っていった。
そのいっぽうでここまでメジャーなサインはなし。
いままさにスクワッドは再構築中、そのさなかにシーズンスタートを迎えることになった。
フォーム
彼らのプリシーズンの成績は、WHU(A)3-1勝ち、クリスタルパレス(A)3-1敗け、Leipzig(H)3-0勝ち、Rayo Vallecano(H)1-0敗け。
チームニュース
プリシーズン中に負傷したMatheu Cunha、Mario Lemina、Larsenがフィット
Nelson Semedoが昨シーズン最終日のレッドカードによるサスペンション
Leon Chiwome and Enso Gonzalez、Daniel Podenceがアウト
Head to head
PLでの過去6試合でアーセナルの全勝。
アーセナルが最後に彼らに敗けたのは2021年2月の試合。2枚のレッドカードで。
ウォルヴズの戦術について by エイドリアン・クラーク
AC:O’Neilは、ウォルヴズに来て以来バック3をメインに採用しており、プリシーズンは4231にも取り組んでいた。
ウォルヴズは恐ろしいほどのカウンターアタックのチーム。ペイスある選手を揃えている。23/24のPLで彼らよりファストブレイクからのショットが多かったのは、ボーンマスとリヴァプールだけ。ドリブルの成功数はリーグトップ。
エナジーにアグレッション、それと対戦相手に合わせたアプローチへの適応は、彼らの特徴だ。長身のターゲットマンのLarsenが新鮮な戦術的オプションを与え、多少ダイレクトにもなる。彼らは昨シーズンにはセットピースから14ゴールを決め、それはすべてのゴールの28% にも及ぶ。
しかし、そうした豊富な攻撃タレントがいながらも、23/24はシュート数がワースト2位だった。ほんのすこしシェフUよりよかったに過ぎない。相手ボックス内でのタッチも似たようなもの。O’Neillもファイナルサードではもっとましな意思決定を望んでいるはず。
いよいよシーズン開幕ですね。今シーズンも色々なエントリー楽しみにしています。