アーセナルミニニュース

ここでニュースです。

アーセナルが新SDにマンUを退職したばかりのDan Ashworthを検討

昨日、チャールズ・ワッツのYTで知ったニュース。“Ashworth”って、最近どっかで名前聞いたような……誰だっけ？って思ったらあのひとじゃないか。

Arsenal to consider Dan Ashworth as a possible candidate for their vacant sporting director position following his sudden departure from Manchester United. Story: https://t.co/qDBCt999K0

— James Olley (@JamesOlley) December 10, 2024

このひとは、ニューカッスルでの仕事やらなんやらで業界での評価はすこぶる高いらしく、マンUの仕事をたった5ヶ月で辞めたのは謎だったのだが、アーセナルに転職するなら合点がいくとかなんとか。

あとウェストブロム時代には、リチャード・ガーリックとも同僚だったということで、ふたりは親密らしい。それも彼のアーセナル行きの噂に信憑性を持たせているという。

ETHの慰留など、マンUで彼がやったことはアーセナルファンにはあまり評価されていないが、どうなるだろうか。

エドゥ後任にもっとも求められるのはリクルートだろうから、その点で信頼できるのかどうかが問題だ。経歴としては、2019年からBHAのTD、2022年からニューカッスルのSDということは、けっこうよいのかも？

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction）  N/A

Sky Sports (Jones Knows）  N/A

WhoScored.com   3-2

この予想には、アーセナルのDF危機が含まれているのかいないのかが気になる。

試合のみどころ

CLのリーグフェイズはこれを含めて残り3試合。昨日また勝ってCLも全勝をキープしているトップのリヴァプール以下は、まだかなり団子状態であり、現時点で10ポインツのアーセナルは2位と3ポインツ、つまり1試合分しか差がない。この試合に勝てば可能性としては2位もありえるという現状である。

しかし、14位から2位まで3ポインツ差のなかに12チームがひしめいているということは、それだけ残り3試合のひとつづつの価値が重い。プレイオフの2試合がないトップ8に入るためには、当然全勝したいところだ。

この試合のあと、アーセナルが残すはディナモ・ザグレブとジローナ。リーグフェイズでは、モナコが最後の難敵とも云える。ホームで確実に3ポインツがほしい。

そんなときにチームに訪れたDF危機。さすがにこのレベルの危機は、アーセナルでも久しぶり。ケガ人がDFに集中しているのもまた不運。

したがって、アーセナルがここを乗り切るためには、アルテタがつねづね云うところの適応力を見せる必要がある。違うポジション、違う役割に選手たちが対応すること。これで、今シーズン10個めの組み合わせになること必至のバック4は、全員が初めての組み合わせでプレイすることになるはず。

そのなかでもっとも注目すべきはKT。今回は彼がLBでスタートする可能性がある。そうなれば、いったいいつぶりなのだろう。

もうしばらくフィットしているのに彼をプレイさせないのは、彼を1月に移籍させるからなどという憶測もあったが、いずれせよ決して薄くないLBのデプスにおいては彼の優先順位は低く、平常時ならフィットしてもプレイ機会が限定されるのはやむを得なかった。だが、このような緊急事態になってあらためて彼がスポットライトを浴びるときがやってきたという。

かつて、アーセナルの新時代を担うひとり、将来のキャプテン候補とさえ云われる選手だったのが、ジンチェンコが来てチームプレイががらりと変わり、彼のプレイスタイルはすっかり過去のものになってしまった。思い返せば、あのシーズンは彼もまたInverted FBになんとか適応しようともがいたものだ。だが、度重なるケガと新しい役割への適応の難しさに彼の存在感は急速に薄れていった。そんなことになるとは、彼がチームの中心選手としてプレイしていたときには想像もできなかった。

アルテタが完成させつつあるチームのなかで彼の役割があるようには思えないので、もうKTのアーセナルライフは時間の問題だろうが、それでもこうして彼に重要な役割が託される試合がある。ドラマっすなあ。

この試合のKTには注目しよう。彼は、なんだか活躍しそうな気がする。彼の活躍を喜ばないファンもいない。

守備はそういう状況があるとして、攻撃のほうでは最近の課題であるオープンプレイからのチャンスクリエイションならびにゴール。ここはみどころになる。

モナコがどういう戦いかたをしてくるかはわからないが、さすがにMarco Silvaのようにはプレイしないと思うので、ということはアーセナルは攻撃で使えるスペイスがある。ディープブロックをやられるよりは、攻撃はやりやすいかもしれない。

それと、オープンプレイ問題でふたたび脚光を浴びている左右の攻撃バランス問題。このまま右サイド偏重でいくのか、あるいは左サイドの重心も意識するのか。そこは注目したい。理想的には、メリーノのお膳立てをネリが決めるみたいな。期待している。

 

キックオフは、日本時間で12月12日（木）早朝5:00。

COYG!

Related Posts