チーム的にどん底のタイミングでNLDというビッグマッチ。
まあ、しかしマンUの試合後エントリにも書いたように、PLは頭を切り替えることだ。FAカップとカラバオカップがなくなったことを(※後者はまだ死んではいない)スケジュールに余裕ができたとポジティヴに捉えるべき。
それに、なんと昨日のPL試合では、リヴァプール含めたトップ4の3チームがポインツを落とした。こんなことあるんだね。したがって、われらがここで取る3ポインツはでかすぎる。ムードを変えるには絶好のチャンス。
今回の試合は、ビッグチャレンジである。
アルテタの試合前コメント「プレイするにはベストのタイミング」
昨日行われたミケル・アルテタの試合前記者会見。AFC公式サイトより。
(ガブリエル・ジェズースのケガの最新情報?……)
アルテタ:よりわかるようになったものの、まったくよくは観えない。さらに専門家に診てもらう必要があるので、今日の午後にはもっと詳しくわかるはず。
(ACLのケガ?……)
今日の午後に最終的な報告が出るまでは、なにも確認したくない。それはドクターの仕事だが、われわれは試合の直後もとても心配だったし、今日もまだ非常に心配している。
(シーズン終了になるケガの可能性もある?……)
検査結果を待とう。
(ほかの選手は起用できる?……)
あともう一回トレイニングセッションがあり、何人かは復帰に近づいている。だが繰り返すように、今日の午後にスクワッドについて完全な情報を得る。誰が起用でき、誰ができないか。
(カラフィオーリはフィットしている?……)
彼の問題もひどいものではない。だが、それを知るにはあと1-2日必要だ。われわれは3日ごとにプレイしていて、24時間が非常に重要だ。彼らは長期のケガではないし、そういう場合もあるということ。今日の午後にはもっとわかる。
(ジョルジーニョもOK?……)
彼は延長タイムをプレイしているときに足をつった。ジュリアンも同じ。何人か試合を終えるのに苦労した選手がいた。彼は大丈夫。
(ジェズースのケガで移籍戦略が変わる?……)
わたしの回答は変わらない。それはこれまでと同じだと。われわれはスクワッドをよくするために市場を精力的に観ているし、それは初日から何も変わらない。
それをやらないのは甘いというものだ。なぜなら、それはチームを進化させスクワッドを進歩させる機会であり、この状況からすればとくにそう。
だから、イエスだ。われわれは観ているしトライしている。われわれに何ができるか観てみよう。
(移籍は自分たち次第ではない……)
選手をリクルートせねばならないとき、そこには3つのパーティがあり、全員が同意する必要がある。われわれには、どんなほかのクラブとも同じような制限がある。だから、できることができるに過ぎない。
われわれはスクワッドを計画し、やりたいことには限度がある。それだけだ。だから、わたしが選手たちを愛しているという事実は、われわれが何もしないというわけではない。わたしはそこまで頑固ではない。
われわれ全員やりたいことは同じ。だから、毎日スクワッドを進歩させる機会を利用するし、市場が開いたらそこに入っていく。
(ダービーについて……)
これはおそらくシーズンでも観戦するには最良の試合になる。雰囲気、ファンにとっての意味、チームにとっての意味、試合に関わる全員にとっての。
これが、われわれ次第であるものの例だ。エミレーツに最高の雰囲気をつくってプレイしよう。それがわれわれの目標だ。
これが、われわれがコントロールできるもの。明日は選手、スタッフ、全員が参加する。これがわれわれにできること。だから、やってやろう。
(ソーシャルメディアでの選手たちへの直接的アビューズ……)
これはひどいものだ。われわれもほんとうに対応せねばならない。なぜなら、それを受け入れたり隠したりすれば、ひどい結果になるから。
これは、ゲイムのなかから絶対に排除せねばならないものだ。あまりにも短絡的であり、行動した結果に依存しすぎている。このような業界はほかにないだろう。
12月27日のホーム試合。われわれは、カイ・ハヴァーツのゴールで1-0で勝利し、ステディアム全体がwaka wakaを歌った。あれがたった20日前。いったいどうなっているんだ?
われわれは、全員責任がある。あなたたち(メディア)もそう。全員がこのナラティヴに責任があり、どう話すかに責任がある。どこかほかのことを見ることはできない。これはじつに深刻な問題だ。それが彼に影響し、わたしに影響し、この業界の全員に影響する。
われわれは、それを受け入れることもできるし、それも自分たちの仕事だと云うことはできる。だが、限度というものはある。そこに一線は引かれなくてはならない。
われわれは、テクノロジーについて大いに注目している。フットボールでつぎはなにかと。フットボールでのつぎは、これの禁止かもしれない。これは起きてはいけないのだ。以上。
(あなたのマネジャーとしてケガでもっともタフな期間?……)
これは、これまででもっともチャレンジングな期間だ。とく決定的なときにとても重要な選手たちを失っている。だが、わからない。人生で起きることには意味がある。
われわれは起きたすべてのことに適応しなければならない。そして、チームがどうパフォームするか。OK。この前は勝たなかった。しかし、もしそのコンペティションを敗退せねばならないのなら、相手よりよかったチームとして敗退しよう。そして、水曜はさらなる機会だ。
これはおそらく、プレイするにはベストなタイミングだ。なぜなら、われわれは自分たち全員にとり試合が意味することがわかっているから。だから、これに正面から向き合おう。悪い状況があっても、それを受け入れよう。そこからベストを引き出すのだ。そして、チームがどんなプレイをするか観よう。
(ケガの危機に直面してますますAnge Postecogluを尊敬している?……)
それがわれわれの仕事だ。そうしたことが起きるのを予想するのは難しい。だが、それにどう反応するか。そこは自分たち次第。
自分たち自身を憐れむこともできるし、いい訳を探すこともできる。Angeは、去年困難に直面したときにそうしなかった。そして同じように対処していった。だから、わたしはそのことをとても尊敬する。
(ホームでの2連敗からフォームを再構築する……)
間違いなくそれは、長い期間とてもチームに自信を与えていたものだと思っている。この2試合は、敗けかたが苦痛だった。
(サポーターはリーグを勝つのがいかに難しいかを理解している?……)
トップ4、トップ5、トップ6チームには最初からあるナラティヴだ。歴史のおかげ。われわれには、いまそれを勝つ野心があり、そのことは何が起きようとも変わっていない。ケガだろうがなんだろうが。それは同じでありつづける。
(チームにはストライカーが必要?……)
われわれが信じる必要があるのは、もし誰かを連れてくるのなら、それはチームをよくするものでなければならないということ。
(とくにそのポジション?……)
どのポジションも。なぜなら、われわれにはほかの問題もあるから。理解する必要があるのは、その選手が違うやりかたでチームに多くをもたらせるということ。ひとりの選手だけじゃない。それを約束できるのは世界中にひとりしかいないわけじゃないから。
われわれは、それが可能であると信じられる選手を連れてこうとトライしているし、希望し信じている。
(明日勝てばまたいいフィーリングになる?……)
庭をバラ色にするということはない。なぜなら、もし2日前にも勝っていたら、2連勝ということになったし、そうなれば翌日には庭もまたバラ色になる。そういうのは、翌日の庭がどうなるかということ。
それがわれわれの仕事だ。翌日の庭がどうなるかがもっとも重要なこと。
(壊滅的な山火事にあったLAのサポーターへのメッセージ……)
お悔やみを申し上げる。あそこで何が起きたかを見れば、彼らは非常に苦しんでいる。この期間にどれだけのひとが影響を受けただろう。
われわれのオーナーシップはそこにあるし、たくさんの友人もいれば、アーセナルのサポーターたちもいる。われわれは、もう何年かそこに行っているから。とても悲しい。状況を理解し、できる限りの支援をするときだ。
(ハヴァーツをサポートする……)
個人ではない。わたしが思うのは、ここにはチームから学ぶ大いなる教訓があるということ。いかに立ち回り、反応し、選手たちが困難にあるときにそれを助けるか。
あなたたちだって、ときに彼がただのプロであり、私的な問題も多く抱えることがあることだって気づいているだろう。クラブやここにいる人たちは例外だ。なぜなら、ここでは問題があればつねに全員がその選手を助け、その結果はつねにはっきりとするから。よりサポートすれば、よりよくなる。
とくに最初から、われわれはそれについて説明した。全員がいつ協力的になるか、彼がヨーロッパでベストのひとりになったと話していた。
最良の薬は、みんながクラブと選手たちを愛すことだ。彼らをサポートする。それこそがわたしが観たいもの。
(2月に空いた時間を最大限活用する……)
それはいま考えているところだ。FAカップがなくなったのはいいとして、その状況をいかに最適化できるか。われわれはいまオプションを観ている。
カレンダーとフィクスチャは多少CL次第でもある。だから、われわれはそのことを検討し、オプションを計画しようとしている。
(決まったカレンダーのなかで休みができる重要性について……)
すべてのコンペティションに残っていたときからわかっていたこと。そのことにも備えていたし、実際そうしたことに直面することになったというだけ。
(困難なときに選手たちにはどういった視野をもたらす?……)
原因に関しては、非常に簡単なこと。直近10年を観て、ロナウドとメッシのxGとフィニッシュの質を除いては、ヨーロッパのどんな選手でもそのようなxGのレヴェルにはない。それはとても不安定なものだ。xGとゴールはとても不安定なものなのだ。
そういう選手になりたいとか、たくさんのゴールを決めたいといった野心があるなら、それに準備ができているか、不安定でいられるか確認する必要がある。たとえそれができたとしても。
それは、われわれの仕事の一部でもある。xGとゴールの不安定さはとても高い。たくさんの煙幕があり、たくさんのコントロールできないことがある。
だから、唯一それをうまくやる方法は、その可能性を増やすことだ。もっともっとxG、もっともっとチャンス、もっともっとそこにいる、そうなれば可能性は高まる。
そのふたり(メッシとロナウド)を除くすべての選手のフィニッシングクオリティは、浮き沈みがあるものなのだ。
(エドゥが去ってからあなたの役割も変わった?……)
ノー。それは完全にJason(Ayto)が担当しているし、当然チームでやっている。われわれはコンスタントにコミュニケイションを取っている。われわれは、ひきつづき同じやりかたで動いている。これまでやっていたのと同じプロセス。Jasonがその担当になったというだけ。
(やりかたにこだわるチームとの対戦ではアプローチを変えていることについて……)
変えていない。結局どのチームにも、特定のフェイズがあり、そのなかのいくつかがほかよりも主張できるが、総じてどのチームにもとてもはっきりとした意図がある。
彼らはシステムを変更することができる。しかし、彼らがかなえようとした結果は非常に似たものになる。
それは、ときどき自分たちの気持ちを言語化するやりかたであり、ほかのなによりも自分たちの仕事に向かっていくやりかたでもある。
(若い選手たちにNLDの意味について話す選手は誰?……)
いまはそうした選手が何人かいるようになった。イーサンやマイルズにも話す。すべての選手、多くのスタッフがそれをやる。
建物に入ったらすぐ、これから大きなやつが来ると感じることができるし、建物中に興奮が満ちている。彼らはそれを感じられるし、それを理解していく。
(やる気をブーストするために特別なことをする?……)
わたしは、まだそこには至っていない。とくにコンペティションを敗退したときに、すぐに試合ができるというのはそれはポジティヴなことだ。
「わたしはそこまで頑固じゃない」。頑固の自覚あったんだね。
会見後半。動画のサムネにZubimendi to Arsenal?とあるが、会見のやりとりのなかにそれはない。これがクリックベイトというやつか。
サマリー。
- I spoke to Jack Wilshere about the derby about the rivalry and he made it very public and that was a vital.
- Similar to last season and how to change narrative again? experiences are helping the players and results are not what we want but they have been unusual matches.
- Saka and Jesus out so have to sign someone so now accelerate summer plans? We have been active since start of window to sign players if we can.
- Sterling? happy with way he came back from injury on Sunday.
- Shame big players missing from both teams from NLD?
- Chance for a player to become a hero and a legend?
- Nwaneri is back on the pitch – he’s young and heals fast.
- How to galvanise Havertz again? We know how to support our players – important not to isolate topics.
- Message to disgruntled fans? Let’s control things in our hands and let’s create best atmosphere Emirates has seen against Tottenham. That is something they can control – it’s crucial for us. We have experience of positive and negative and have seen how it impacts the outcome.
- How do you replace Jesus in market? We have very clear ideas about the players that we want. Speak to Jason (Ayto) about the type of player.
ワニエリがもうピッチに戻っているというやりとりがある。ほんとかな。
ハヴァーツのアビューズ事案
会見でも触れられていて、ミケルも絶対に排除しなければならないと主張しているこれ。
彼の妻への殺害予告が、IGで起きたという。わしも、そのニュースを目にしたときは心底うんざりしたなあ。よりにもよって妊娠中のひとにあんなメッセージを送るなんて卑劣すぎる。世の中、感情的になんでもやっちゃうXXXXが多すぎでしょう。
昔からXXXXはいたし「ソーシャルメディアはそれを可視化しただけ」論あるけど、最近はもうソーシャルメディアで新たなXXXXが増えているようにしか見えない。ITで便利になって幸福になるどころか、憎悪感情が増幅されて世の中どんどん悪くなってる。すごいな21世紀。