試合について
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
マルティネリ、ハヴァーツ、スターリング
ライス、ジョルジーニョ、オーデガード
ジンチェンコ、ガブリエル、キヴィオール、ティンバー
ラヤ
サブは、ワニエリ(58 スターリング)、パーティ(59 ティンバー)、KT(74 ジンチェンコ)、トロサール(74 ハヴァーツ)、バトラー・オイエデジ(90 マルティネリ)
ベンチには復帰したカラフィオーリとワニエリが入った。
スクワッド外となったMLSは、アルテタの試合後会見にもあるように、ケガ(病気?)が疑われているようだ。それが長くかかるのかどうかはわからないものの、カラフィオーリも戻ったし、LBは比較的余裕あるポジションではある。
スターティング11は、試合前に思っていたよりかなりロテイトされたものだった。いつも保守的なアルテタにしてはちょっと意外なセレクション。ディナモのクオリティを考えてのことかもしれない。
なかでもスターリングのスタートは予想外で、最近のパフォーマンスを観ても、彼はサブかと思った。
それと、サリバ不在のRCBはキヴィオールが起用された。アルテタは試合前にも述べていたように、ポジションには適切な利き足があると考えているコーチで、左足のキヴィオールはLCBのほうが理想的だとも述べていた。だから、彼のRCB抜擢は意外だったが、それがそのポジションを埋めることの難しさを物語っているとも云える。
ティンバーRCB/パーティRBをやらずに済む方法の模索。今回ライスは攻撃で大活躍だったので、もし彼をCBで起用していたら間違いだった可能性はある。
キヴィオールは、やらかしそうになったときもあったが、それ以外は概ねよかったんじゃないだろうか。サリバがいないあいだ、ひきつづき彼がPLで起用されても驚かない。
ワニエリが久々に復帰したのもかなり明るいニュース。しかも30分程度で、あれだけ見せた。スタンドのワニエリチャントの大合唱にはしびれましたわ。
あとは、Nathan Butler-Oyedejiがシニアデビュー。運悪く、タッチラインに立ってからなかなかプレイが途切れず、ピッチに入ってからは時間もなかったためゼロタッチのデビューになってしまったが、それでもCLナイトの晴れ舞台。彼には忘れられない経験になったに違いない。
彼はU-21の選手ながら、じつはもう22才で、年齢的にも今後AFCの選手としてプレイするかどうかの瀬戸際にいる。彼の同期たちももうほとんどがいない。今後、ファーストチームに定着するのか否か。ここまで何度かファーストチームのベンチには入っているし、ミケルのお気に入り説もある。
今後どうなるか。
名前の呼び方は、これまでぼくの頭のなかではなんとなく「オイデジ」というサウンドが鳴っていたんだけど、今回観ていた中継では「オイエデジ」のように発音されていた。正しくは不明。
マッチスタッツ
Sky Sportsより。
ディナモ・ザグレブのSoTはゼロ。コーナーは11 vs 3。彼らの最初のコーナーが78分だった。わりと一方的な試合。
Opta AnalystによるxGは、2.73 vs 0.13。
アーセナルはもっとチャンス量あってもおかしくないように思えるが、まあこんなものか。いっぽう、ディナモ・ザグレブの0.13はアーセナルの対戦相手のなかでもかなり少ないと思われる。