24/25 UCLリーグフェイズMD8(最終戦)の結果
トップ8まで。アーセナルは3位フィニッシュ。2位バルサとはポインツで並んだが、GDで追い越せなかった。
1位と2位が揃って最終戦でポインツを落としているのは、彼らがすでに立場を決めていたからだろう。彼らにとっては消化試合の結果なので、騒ぐようなことではない。
ところで、このなかでイングランドの2チーム(リヴァプールとアーセナル)とスペインの2チーム(バルサとアトレチ)をくらべてちょっとおもしろいのは、イングランドのチームにくらべてスペインのチームがゴールも失点も異様に多いこと。これは興味深い傾向だと思える。ちなみにヴィラもイングランドっぽい。というか、トップ8だとスペインの2チームだけが突出している。つまりスペインの試合はおもしろいってことか。バルサはともかく、アトレチコまでそういう傾向があるのはおもしろい。
英国的なニュースは、最終戦でマンシティがなんとか首の皮一枚つながったこと。22位でなんとかラスト16のプレイオフに潜り込んだ。が、彼らにはこれからタフなバトルが待っている。
CLラスト16ドロウ
アーセナルは、リーグフェイズで3位フィニッシュしたことで、ラスト16の可能性ある対戦相手は、ACミラン、PSV、フェイエノールト、ユヴェントスのいずれかとなった。
厳密には、フェイエノールト vs ユヴェントスの勝者、あるいはACミラン vs PSVの勝者のどちらか。可能性としては、ユヴェントスかミランが高いんだろうか。フェイエノールトと当たるようなことがあれば、ティンバーダービーである。
もし、5-6位フィニッシュしていたら、ラスト16で対戦したかもしれない相手は、レアル、バイエルン、セルティック、マンシティ。これはウケる。
7-8位フィニッシュなら、アタランタ、BVB、スポルティング、ブルージュ。5-6位よりもこちらのほうがだいぶマシという逆転現象。ただし、そこで勝ち上がっても、QFでリヴァプールかバルセロナに当たることになっている。まあ、それでもレアル、バイエルン、シティと大して変わらないか。
今年はビッグクラブがのきなみ低迷したことで、このようなおかしなことになった。
アーセナルは3位フィニッシュできてほんとうによかった。
アーセナル移籍ミニニュース
冬の移籍ウィンドウは今月末までだと思い込んでいたのだけど、デッドラインは英国の2月3日(月)PM11:00までとのこと。日本時間だと火曜の朝。まだけっこう時間ある。
アーセナルがOllie Watkinsへ£60mのオファーがアストン・ヴィラに断られる
この試合の前に、各所でブレイキングしていた。興味深いのは、オーンステインよりもロマーノよりも先に、こちらがスクープしていたこと。The Secret Scout。彼らは、以前にもなにかの案件でスクープしていたような。
🚨🔴EXCL: Arsenal have approached Aston Villa to sign Ollie Watkins. Fee in the region of £60m. No agreement or decision yet but talks with #AVFC & player representatives advancing as #AFC try to land striker before deadline day 🕰️
Aston Villa want to get Joao Felix in before… pic.twitter.com/cWKzVbymMx
— TheSecretScout (@TheSecretScout_) January 29, 2025
昨日の時点では、アーセナルが二度目のオファーを行うという報道もあった。
ヴィラには、もうひとりのFW、Jhon Duranがサウジクラブに移籍間近という状況もあり、そちらが決まればWatkinsを手放す理由はないように思われるが、アーセナルの思惑は果たして。
ワトキンス29才。子どものころからのアーセナルファン。さすがに高齢か。
アーセナルファンのあいだでは、この件はおもに年齢理由で賛否両論ながら、オバメヤンを取ったときとたいして違わないという指摘もある。また、近年はトップFWのピークが年々伸びているという説も。たしかに、ケインやレヴァンドフスキなど30代なかばでも一線で活躍している9はいる。
この件に関し、エメリはワトキンスの売却を望んでいないとコメントし、このタイミングでのメインストライカーへのオファーにヴィラも困惑しているとも伝えられる。たしかに遅い。
ヴィラも来シーズンのCLのためにトップ4フィニッシュを目指しているはずで、はたから見て、あまり現実味があるように思えないオファーだが、ワトキンスがアーセナル移籍を熱望する可能性はある。このあと数日でどうなるか注目しよう。
バイエルンのヤングスターMathys Telがこの冬に移籍希望
バイエルンの19才のウィンガー、Mathys Telがプレイタイムを求めて移籍希望。バイエルンは、現状のウィンガーオプションの将来が不透明なため、彼の売却ではなくローンを望んでいる。
『Bild』によれば、もともとバイエルンは、チェルシーのChristopher Nkunkuを取るためにその取引に含めようとしていたものの、本人がチェルシー移籍を拒否(競争がありプレイタイムが保証されないから)したということで、彼はとにかくプレイ機会を優先したいという。
マンUやマルセイユなどいくつかのクラブが彼に興味を持っているなかで、アーセナルが彼をかなり評価しているということ。もちろん、アーセナルはサカとジェズースがケガをしていて、アタッカーの補強が急務。できれば海外からのローンを優先したいというのは各所で指摘されている。彼は、アーセナルのニーズにばっちり合う案件。
こちらもこの数日でどうなるか注目しよう。
さて、アーセナルのつぎの試合は、日曜のPLマンシティ(H)。
おれの予想だと、シティは来シーズンはイングランドから追放されてサウジリーグにクラブごと移籍するはずなので、稀代のチータークラブに無慈悲な鉄槌を下す機会はこれが最期になる。その機会を絶対に逃してはいけない。
ではまた。
COYG!