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【マッチプレビュー】24/25 EPL アーセナル vs チェルシー(16/Mar/2025)トップ4争いに巻き込まれないために

PL。アーセナルのMD29は、ホームにチェルシーを迎えるロンドンダービー。

アーセナルは、PLではこのクソ重要な時期に、ウェストハム、フォレスト、マンUと3試合連続でポインツを落としてタイトル争いから脱落。このまま低フォームがつづけば、トップ4争いに巻き込まれかねないという事態で、じつは今回は4位チームとの対戦でその直接のライバルと戦うかなり重要な試合となっている。

ポインツ差は、3位のノッティンガム・フォレストと4、4位のチェルシーと6。ここで踏みとどまれるかどうかは、シーズンを左右しかねない。



アルテタの試合前コメント「(ブリティッシュコア)クラブの顔になってほしい」

昨日行われたミケル・アルテタの試合前記者会見。AFC公式サイトより。

(MLSの初めてのイングランド招集について……)

アルテタ:とても誇らしい。彼のことがとても誇らしい。彼には非常に重要なときだし、クラブにとってもそう。われわれの卒業生のひとりが、イングランドに招集される。これは非常に大きい。とてもうれしいね。

(あなたはThomas Tuchelに働きかけた?……)

ノー。しかし、そうなることは確信していた。Thomasはトップコーチだ。わたしは、彼の周辺にいる何人かを知っているし、マイルズにとり正しいことをしてくれることを微塵も疑っていない。

(ベン・ホワイトとイングランド……)

そうだね。わたしが聞いたかぎりでは、ポジティヴな話し合いがあったそうだ。だから、あとは何よりもタイミングだと思う。とくに、彼はケガから復帰してからの時間もある。

(イーサン・ワネーリも今後イングランドに招集される可能性がある……)

そうなれば、わたしたち全員がそれを誇ると思う。われわれは彼らの育成に関わっていたし、これはフットボール選手としては最大の夢のひとつであり、とても誇らしいときだ。その一員になれることは素晴らしい。

(チームにイングリッシュコアがある重要性……)

とても重要。文化的にも、われわれは英国のクラブなので歴史のせいでもあると思う。そういうDNAがあり、クラブとしてレペゼンするものがある。たくさんのアカデミー選手もいる。これは、とてもとてもポジティヴで誇らしいものだと思う。

(ブカヨ・サカのケガの進捗……)

とくにない。復帰に近づいているし、とてもいい回復だと云っておこう。

(CLでレアル・マドリッドと対戦する……)

魅力的なドロウになった。このコンペティションでも最大で、もっとも歴史あるクラブとの対戦。彼らと対戦することになってわたしもとても興奮している。しかし、その前にわれわれにはPLのビッグマッチがある。

(去年は5-0でチェルシーに勝利した……)

今回はまったく違う試合になると思う。彼らのチームとしての進歩は非常に素晴らしいと思うし、彼らがコーチングスタッフに行っていることや、スクワッドのなかにあるタレントの人数もある。だから、あれもとてもタフな試合だったが、あのときは幸運もあったし、試合に勝つ大きなチャンスがあった。

(スターリングは親クラブとの試合でプレイできない……)

そうだと思う。そういうものだ。それはわかっていたこと。彼はいいプレイをしていたし、ゴールにも貢献したのはとてもよかった。あれこそわれわれに必要なものであり、いいフォーム、いいスピリット、いい自信、そういったパフォーマンスが間違いなく彼のためになっている。

(精神的にあなたにとりどんな今シーズンになっている?……)

そうだね、一日づつだ。正しい知識を持つ正しい人たちのあいだに自分がいるように努め、正しい決断ができるようにアドヴァイスをもらうようにしている。そのあとは、この業界では予測不可能性が大きな要素になるので、それに適応しなければならない。

自分たちのやりかたへの理解があれば、間違いなくことは起きるし、適応することになる。そして翌日へ。

(残りシーズンでベン・ホワイトはどうスクワッドを助ける?……)

とても助かる。彼はもうこの2週間くらいはずっとチームにいるのは、非常にポジティヴなことだ。ベンはチームにとりとても重要な選手であり、彼はチームにかなり違うダイナミックをもたらし、ことを起こす準備はできている。

(チェルシーとの試合はどのようなものになりそう?……)

どうなるか観てみよう。2チームともとても支配的になりたいチームだと思うし、ハイプレスにもとてもアグレッシヴ。だから、われわれはボールを持たねばならない。ピッチにはたくさんの個人クオリティがある。

だから、自分たちのやりたいことや試合の方向性をつかむことだ。彼らの強みから彼らを遠ざけること。そこがカギにもなると思う。

(クラブのブリティッシュコアの重要性……)

素晴らしいことだと思う。それがクラブとひとを結ぶ。みんなを誇らしくさせる。わたしが思うに、みんながアカデミー選手や英国選手の活躍を観たがっているし、クラブの顔になってほしい。それはじつに重要なことであり、自然に起きることだと思う。無理強いすることはできない。

だから、それはとてもよいニュースだ。彼らがあそこでうまくやれば、彼らには明るい未来が待っている。

(イーサンとマイルズのあとにも若い選手たちが出てくる?……)

もっとたくさん出てきてほしいと思う。しかし、それはときがたてばわかることだ。Garyがそのことばを云っていたように、fast-tracking playersだ。もし彼らが十分なら、そこに問題はない。しかし、同時に彼らはあのレヴェルでプレイする権利を得なければならない。

(マイルズとイーサンが個人で成長することは重要?……)

そうだね。そういう比較は正しいとは思わない。彼らにはとてもよく似た道程があると思う。なぜなら、彼はもう長いあいだいっしょにプレイしているが、そのあとは彼らにも違うときがあり、それぞれのキャリアも独自のものになるから。そして、彼らはそれを自分で得なければならないし、ポジティヴでもネガティヴでもお互いが反映されたり、影響されたりするわけではない。だから、完全な独立が必要だ。

素晴らしいことだよ。この旅のなかで、となりにたくさんの時間をともに過ごし、信頼し、愛すものがいるというのは贅沢なことだ。

(マルティネリが戻ってもメリーノがCFなので?……)

いまはオプションが増えたということだ。しかし、負荷の管理をせねばならないのは事実であり、彼はスケジュールよりもやや早かった。それは、われわれが取りたくないリスクであり、ほかの誰もがそう。なぜなら、われわれはもっと時間を使って負荷をかけていくから。

(イーサンとマイルズにとってあなたは父親のような存在?……)

彼らは、うちの一番上の子とほとんど同じ年だからね。たくさん似たところはあるよ。でも、彼らはふたりとも素晴らしい家族がいて、素晴らしい環境があり、彼らが教育の一部を担っている。

当然われわれにも大きな責任があるし、それに関してはたくさんのこともある。しかし、彼らはいい環境にいるよ。

われわれは、いろいろな面で彼らを支援し導くためにここにいる。だから、そうだね、もし彼らが必要なものがあれば、彼らがドアを開けるなら、そういう会話をする。

(招集が発表されたあとマイルズとは話した?……)

わたしも、ほかのみんなも彼と話した。とてもとてもうれしそうだったね。これはじつにナイスなストーリーであり、たくさんの若い選手たちにたくさんの希望をもたらすストーリーだ。6-7ヶ月でキャリアが劇的に変わりうるという。

それは人々を触発するものだ。これは彼がラッキーなだけなら、起きなかったことだ。彼は、これが起きるようにあらゆるプッシュをしていたと思うし、彼はそれをやってきた。

会見後半。

  • Myles is very intelligent and willing. He has all the ingredients needed. He can play as a six and an eight in future as well. A lot will depend on chemistry with team mates. Our plans for changing the squad are always very positive. Super positive as we already have a lot in house and don’t need to recruit in certain aspects.
  • I don’t know what Tuchel is thinking but you need to win at international level and Myles is there to help with him do that. Very impressive. Myles transmits that willingness to win.
  • Chelsea are contenders, they have great talent in the squad. They can compete with any team. Will be a lot of changes now before end of the season.
  • You see the talent with Myles and how he reacts to the first-team environment. I was very impressed in pre-season against Liverpool. He’s been very consistent. Giving us the right reasons to consider him.
  • We would have had 11 players out, regardless of injuries etc.
  • No similarities with Enzo and my first season at Arsenal. What Chelsea have done in the last 15 years and where they were. No comparison. I can tell you that he’s a magnificent coach. Very clear in his identity.
  • Bukayo will be on the training pitch with the ball at his feet this week. Passing, shooting and running. He’s done quite a lot already on the pitch individually, now he needs to reintegrate with players around him.
  • Myles learning Spanish? He’s very curious! The academy and his family are all on it.
  • I want Ben White to feel happy. His decision with England won’t be influenced by anyone else. I hope he finds chemistry with Thomas Tuchel.
  • Big step for Nwaneri to play with under-21s, I spoke with Lee Carsley this morning. Great coach and person, he’ll look after him and push him in the right way.
  • I prefer to finish first, but if not then second. Summer won’t just depend on finances. We’ll measure how well the team has done over the course of the season.
  • Ben White was very clear when he made his England decision. He made the right decision for himself and it was completely the opposite of turning your back on your country. A lot of people would hide in that situation.
  • His feeling was, ‘I don’t want to let you down,’ which is why he made that decision.

以上

 

会見のやりとりは、半分くらいは昨日発表されたイングランドNTの話題になっている。アーセナルからは、デクラン・ライスとMLSが招集された。MLSは初めての招集。

NTレギュラーのサカはもちろんケガ。ベンジャミンは前任者の時代が終わり本人も代表招集には前向きだったが、ケガから復帰して時間がまだあまりたっていないことで、今回の招集は見送られたということ。そして、期待されたイーサン・ワネーリはU-21に招集となった。こちらもU-21は初招集。まだ17才だもの。

もちろんワネーリとMLSは同年代でアーセナルで同じくらい活躍していて、MLSだけが選ばれたのはちと残念だが、これは個人の評価というよりはNTの事情も大きいようだ。現状イングランドNTはLBに問題があるらしい。ていうか、彼はLBでプレイするのか。

イングランドだけでなく、IB中にNTでプレイする選手たちはケガなしで戻ってきてくれることを願わずにいられない。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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