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【マッチプレビュー】24/25 EPL アーセナル vs チェルシー(16/Mar/2025)トップ4争いに巻き込まれないために

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction) 1-0

Sky Sports (Jones Knows)  1-2

WhoScored.com   2-1

また逆張りがいる。

Chiris Sutton (BBC Sport):この試合では多くのゴールは決まらないだろう。1ゴールで勝つには十分かもしれない。わたしはアーセナルがそれで勝つと思う。

デクラン・ライスはマンUでも新たな攻撃の役割でとても生き生きしていた。彼がここでもゴールするんじゃないか。

チェルシーは、ここ数週間は期待を裏切る結果を残してきた。PLで直近2試合に勝ったといっても、それはサウサンプトンとレスターだ。今回はもっと大きなテストになる。

Jones Knows (Sky Sports):アーセナルのタイトルを支持していたものとして、自分たちの運命を知ることはちょっとした幸運であり、安堵でもある。

ガナーズは、もちろん今シーズンはさまざまな理由からレヴェルを落としているにもかかわらず、リヴァプールの影に潜んで攻撃を待ち構えており、それがアーセナルを支持するわたしたちに希望を与えていた。もちろん、その希望が命取りなわけだ。それはもうゴミ箱のなかへ。

リヴァプールはPLタイトルまであと16ポインツが必要なだけで、最短では4月12日にはチャンピオンになる。

アーセナルのモチヴェイションのレヴェルは、そのことで当然下がっているし、そのうえ攻撃には明白な問題を抱えている。そのことが、チェルシーのアウェイでのビッグパフォーマンスにつながる可能性がある。

Cole Palmerは、どういうわけかPLの直近7試合でゴールもアシストもしていない。これは彼のチェルシーでのワーストラン。この前の期間では、彼はPL9試合で8つのゴール貢献があった。

試合のみどころ

ウェストハム、フォレスト、マンU、この3試合とも勝っていれば、いまごろまだ奇跡の逆転優勝を目指してやる気も満々だったのだろうが、それがまったくの期待外れに終わったことで、アーセナルにとってPLはなんだか中途半端なコンペティションになってしまった。こんなに早くタイトル争いから脱落するとは、ファンとしては恨めしい気持ちでいっぱいである。

トップを目指すところから一転して、今度は2位の現状維持を目指すことになり、それが後ろ向きとまでは云わないものの、これは選手たちには、気持ちの持ち方が微妙に難しくなったんじゃないかと思わないでもない。もちろん、目の前の試合に勝つことが仕事なのは変わりないが、それによって得るものが違う。

そういうメンタリティのシフトが、パフォーマンスに反映されないことを祈るばかり。

この試合がありがたいのは、チェルシーはもちろん弱いチームではないので、試合が一方的にならないだろうこと。いまのアーセナルは、ボールを持てば持つほどゴールが遠ざかる。なんならポゼッションは相手に譲るくらいのほうが、いい結果が得られそうだ。

どんなにひどいアタッカー状況でも、ゴールを決めねば試合には勝てず。1点といわず、2点3点とお願いしたい。

ところでゴールといえば、最近のアーセナルは、コーナーやフリーキックからあれだけ景気よく決めていたセットピースゴールがだいぶご無沙汰なわけだが、最後のそれがいつかご存知だろうか。なんとそれは1月15日のToTで、そこから12試合(※すべてのコンペティション)でセットピースゴールがないのだという。なるほど、最近見ないと思うわけである。

セットピースゴールが途絶えた理由としては、サカの不在もあるだろうし、細かいルーティーンの変更もあるだろうし、あるいは対戦相手がそれに慣れたこともあるかもしれない。ビッグガビが必ずフリーになって大きなチャンスをつくるみたいなこともあまり観なくなった気がする。これはアーセナルとしては、うれしくない傾向だろう。セットピース依存などと揶揄されてはいたが、それでゴールできることは間違いなく大きな武器で、試合の勝利に役立っていた。

だから、この試合はセットピースに注目しておこうか。久しぶりのやつをそろそろ決めてほしい。

それと、フリーキックからの直接ゴール。これはThe Athleticの記事の受け売りであるが、アーセナルが最後にダイレクトにフリーキックからゴールを決めたPL試合は、なんと2021年9月のバーンリー(オーデガード)で、PLではもう3年半ほど決まっていないということ。OMG.

21/22以降のフリーキックからのゴールのコンヴァージョンはリーグワースト2位。アウチ。ファイナルサードに相手を押し込むアーセナルのようなチームこそ、デッドボールスペシャリスト必要だよなあ。

ということで、この試合はセットピース同様ダイレクトフリーキックも注目しよう。この前のマンUのBruno Fみたいなのをこっそりやればいい。やったもの勝ちである。

しかし、コンヴァージョン2%ってすごいね。50回ものショッツでたった1ゴール。そりゃ直接狙うのは最初からあきらめるわ。それにしても、サウサンプトンの15%は驚異的。もしアーセナルでダイレクトフリーキックが15%もコンヴァージョンがあったら、それだけで7ゴールくらいあるってことか。やっぱりそういう選手を取るべき。

 

キックオフは、日本時間で3月16日(日)22:30。ありがたき時間。

この試合のあとは2週間のインターナショナルブレイクに突入。後ろは気にしなくていいので、元気いっぱいにプレイしてもらいたいですね。

COYG!



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