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【マッチプレビュー】24/25 EPL アーセナル vs クリスタル・パレス(23/Apr/2025)ケガとリスクのバランス

クリスタル・パレスについて

PLで33試合を消化して44ポインツの12位。マンUよりもToTよりも上。優秀。

ちなみに12位から8位(ボーンマス)までは5ポインツ差の団子状態であり、パレスもまだ上を目指せる場所にいる。

今年のパレスといえば、われら的にはエディ・エンケティア。この試合で、ひさしぶりに古巣に帰って来る。もちろん、ホームのファンからは温かく迎えられそうだ。

昨日、パレスのボスOliver Glasnerが「エディはとてもハードワーカーなのに(不運で)悲しい」みたいに語っていたのが印象的だった。シーズンスタート当初、パレス方面からは彼のいい評判が聞こえてきていたものの、徐々に出番がなくなっていき、結局ここまでたった792分しかPLでプレイしていない(G1 A2)。これじゃ、アーセナルでくすぶっていたころと変わらない。

彼にとって厳しいのは、Jean-Philippe Matetaとのポジション争い。PLでここまでG13の彼は、間違いなくこのチームのエースであり、エディがコンスタントにプレイ時間を得るには少ないチャンスをものにする必要がある。がんばってほしいものだ。できれば、この試合以外で。

それと、Adam Wharton。このブログでも以前すこし書いた若く優秀なCM。もし夏にZubimendiに行かないのなら、個人的にはイチオシ。前回はみられなかった彼が、この試合でプレイするなら注目したい。

週末にはアストン・ヴィラとのFAカップのセミファイナルがある彼らは、今回アーセナルよりも彼らのほうがチームをロテイトするか注目されているようだ。それについて、Glasnerは「2-3人はやるかもしれない」と述べている。

アーセナル今年最後のロンドンダービー

この試合はロンドンダービーであり、アーセナルにとっては今年最後のそれということ。

そして、今年すでにわれらは3シーズン連続のロンドンダービー王者を決めている。

フォーム

PL直近6試合は、W2 D2 L2。

ただ、この直近6試合に含まれる対戦相手をみると、このフォームも悪くなさそうに思える。ブライトン(H)、シティ(A)、ニューカッスル(A)、ボーンマス(H)。

彼らはアウェイ記録もまずまずで、アウェイ10試合で無敗(W6 D4)と素晴らしい結果を残したあと、直近2試合は2連敗中。そして、その2試合はシティとニューカッスル。これは手強いのでは。

それと、彼らはFAカップに勝ち残っていて、このあと週末はアストン・ヴィラとのセミファイナルが待っている。

チームニュース

Chadi Riad、Cheick Doucoure、Chris Richards(サスペンション)がアウト。

Ben Chilwellがダウト。

Head to head

アーセナルは、パレスとのPL直近6試合で、W5 D0 L1。

この間、リーグカップ(2024年12月)では、アーセナルがホームで勝っている。そういや、PLとリーグカップの2連戦があったな。

アーセナルのホーム試合に限ると、パレスがアーセナルに勝ったのは31年間で一度きり(2019年4月)。

前回の対戦について

去年12月のリーグカップとPLの連戦。どちらもガビー・ジェイズースが活躍した。

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追記:クリスタル・パレスの戦術について by エイドリアン・クラーク

AFC公式サイトより。

AC:Glasnerは、とても一貫したチームをつくっている。3-4-2-1フォーメイションは彼らの選手たちに非常に合っているし、それがオウンハーフで守るときは、コンパクトな5-4-1になる。

このシステムにおけるキーメンは、ふたりのアタッキングNo.10であるEberechi EzeとIsmaila Sarr。パレスが守備から攻撃へ移行するとき、彼らが危険なカウンターで活きる。

今シーズンのパレスの大きな強みは、ミドルサードでのハイインテンシティフットボールだ。彼らは、ある地点までは相手のバックからのプレイを許す。ハーフウェイラインにあるどちらもフィジカリーなサイドにたどり着く前まで。

そのワイドエリアでは、多くのボールが奪われる。ウィングバックのDaniel MunozとTyrick Mitchellがかなりのアグレッションをもたらす。

攻撃では、このふたりはどちらもいくつもゴールをアシストしている。右のMunozはファイナルサードへ走り込み4ゴールをアシストしている。

フロント4のMateta、Eze、それにSarrも言及する価値がある。彼らにはパワーとペイスがあり、お互いに切れ目なく連携する傾向がある。EzeからMatetaの連携では6ゴールを決めていて、PLでは2番めに優秀なコンビネイションである。

しかし、空中戦ではややあやしくなる。彼らはセットピースから多くは失点していないものの、PLでの空中戦はワーストの勝率で、ボールが危険な場所に放り込まれたときは、問題が引き起こされる可能性がある。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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