試合について
試合結果
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
マルティネリ、トロサール、ワネーリ
ライス、ジョルジーニョ、ジンチェンコ
KT、キヴィオール、サリバ、パーティ
ラヤ
サブは、MLS(62 KT)、オーデガード(62 ジンチェンコ)、サカ(63 ワネーリ)、ティンバー(69 パーティ)、メリーノ(75 ライス)
試合前に、ベンジャミンの不在が伝えられた。彼は、前日のトレイニング後に自分で違和感を訴えたということ。これはCLに向けては大ピンチ。
そしてチーム全体としては、エヴァトンにつづき大幅にチームを変更した。それは予想どおり。ただ、驚きがいくつか。
まずLWがスターリングではなくマルティネリだったこと。ネリは云うまでもなく、現在の彼の個人フォームからしても、いまのフロント3のなかではもっとも重要な選手のひとり。この試合もシャープだった。だから、彼をここで90分プレイさせるとは思わなかった。彼があのバッドタックルでケガをしていたと思うと、背筋が寒くなる。
いっぽう、先週のCLをサスペンションで休んだスターリングはベンチを温めた。フィットネス的には彼のほうが良好だったはず。これはどういう? 試合に勝ちたかったから?
それと、MFではジンチェンコのMFとしてのスタートはいいとして、ライスがスタートしたこと。彼もここでこうして使うとは思わなかった。重要な試合にむけては、絶対に失いたくないひとりだから。ただ、試合後のアルテタが云うように、彼がケガをしながらプレイしている疑惑は晴れたので、タフな彼なら大丈夫ということか。
ベンジャミン不在で、ティンバーがフィットネス的にスタートできなかったということで、パーティがRBでスタート。自動的にジョルジーニョが6にIN。
LBにKTが選ばれたのは、その関係もあるかもしれない。パーティはInvertしてCMでプレイするし、KTは3CBのLCB、あるいは攻撃時はフロント5のいちばん左で、ほとんどウィングのようにプレイしていた。基本CMとしてプレイし、攻撃ではハーフスペイスにアンダーラップをやるMLSとはあきらかに役割が違う。
しかし、MLSの時間を節約できたことはよかった。
サブは、タイミングを観ても全体的に計画どおりだったと思える。
想定外だったのは、残り5分でジョルジーニョが肋骨のあたりをおさえて下がってしまったこと。すでに5人のサブを使ったあとで、アーセナルは10人でのプレイを余儀なくされた。アルテタのサブが遅い傾向があるのは、こういう不測の事態を防ぐ意味もあると思うが、こういうときに限ってこのようなことが起きてしまう。不運。
マッチスタッツ
Sky Sportsより。
ブレントフォードは非常にダイレクトだった。ロングボールが22/47(47%)、空中戦が14/25(56%)。とくにロングボールはアーセナル(8/30)を大きく上回る。
そして、フィジカルコンタクトが非常にアグレッシヴ。あらためてCLの試合とはまったく違っていた。
Opta AnaylystのxGは、0.81 v 0.19。
アーセナルはSoT2、トータル0.19xGで1失点した。あるある。