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【マッチレビュー】24/25 EPL イプスウィッチ・タウン vs アーセナル(20/Apr/2025)PLでひさしぶりの快勝。CLの経験値

ミケル・メリーノのMF

誰かが云っていました。ハヴァーツと同じで、チームに来てから最初の数ヶ月で選手を判断しちゃいけませんと。ほんとだな。

この試合のメリーノはよかったなあ。オーデガード同様、コーナーからあわやのショットがひとつ。追いすがる相手マーカーを無理くり剥がして後方から走り込むビッグガビスタイル。もう少しだけ高いジャンプなら頭にドンピシャだった。

このひとは、ストライカーでプレイしていたことも選手としてのレベルアップに貢献しているんじゃないか。彼がアーセナルでMFとしてプレイしたどの試合よりもよかった。

それと、なにより肉体的接触をまるで恐れずガツガツ行くインテンシティ。PLにぴったり。それでいて、ボールを持ったときのあの繊細なタッチ。くるりと相手をかわすターンは毎度おみごと。

まあしかし、今回の彼のハイライトは云うまでもなくアレですよね。アシスト・オブ・ザ・シーズン級の華麗なバックヒール。これをおかずにしてご飯が食べれるやつ。

右ワイドで縦に突破したサカのカットバック。3人に囲まれていたメリーノがシュートする余裕はないと思ったら、そのまま股のあいだを通して右足(※彼の弱足である)の内側でうしろにそらすと、それが走り込んだネリにドンピシャのラストパスに。ゴール。

美しさに涙がでるよ。数年前は醜さに泣いていたのに。

思えば、ただ決めるだけでない、この美しいゴールが相手選手のフラストレイションになって、あのレッドカードにつながったと思えないでもない。その4分後の事案だった。

メリーノは、サカの幻ゴールのアシスト未遂もやっているので、実際よりももっと数字はよかった可能性がある。

彼がこのチームのなか、MFでもちゃんとワークすることがわかったのもよかった。

ガビ・マルティネリがアーセナルで50ゴール達成

ネリもどんどんよくなっているから、ハヴァーツやメリーノだけじゃなく、ごめんなさいしなきゃいけないファンがいっぱいいるだろう。

この日は、左サイドで彼はあまり1 v 1に挑むことはなかったが、ゴールをひとつ決めた。メリーノのフリックからの完璧なお膳立てで、彼にはイージーだったか。ちなみにあのショットのxGは0.51でこの日最大のチャンス。CLレアルのあのカウンターでのゴールのように、外しちゃだめなやつを外さなかった。

そして、アーセナルで50ゴール達成。めでたし。

アーセナルで50ゴール達成した選手のなかでは4番めの若さ。彼のうえにいる3人の名前を観たら、やっぱりネリもリスペクトしなきゃと思うよね。そして、まだ23才。これからどんな選手にもなれる。

サカへのファウルは一発レッドカード

32分。まああれは厳罰は免れない。完全に後ろからサカの足首を狙った超危険なチャレンジ。真後ろからでボールに届くはずもなく、はじめから足に行ったのはあきらか。悪質極まる。

ああいうプレイはふつう勝ってるチームはやらないし、敗けてるほうがフラストレイションでやる。あれで、わざとじゃありませんってそりゃ無理があるだろ。珍しくレフリーの判断は適切だった。

ピアース・モーガンも「サカのシーズンを終わらせる可能性もあった」と激おこである。

そう、なにが腹立たしいかってこれをやらかしてLeif Davisもそうだが、彼らのサポーターだ。♪Same old Arsenal~のチャント。サカがボールを持つたびにブーを浴びせた。

PLでアーセナルと対戦するチームは、アーセナルに有利になるレフリーの判定があると毎度条件反射のようにあのチャントをうたうんだが、ファウルの中身をよく見ろと。罪もない無防備の人間に大怪我させる可能性あったとびきりシリアスなやつだ。馬鹿の一つ覚えもたいがいにしなさいな。ストーク呼ばわりされたくなければ黙っていろと。

試合後のアルテタによれば、大怪我ではないということで、いちおう安心はしている。

サカはあのあと前半終了間際に連続3回くらいチャンスを外しているのだが、やはり影響は多少なりともあっただろうか。ベンチに下がったあとは、ご覧のとおり右足首を厳重に処置されていた。

ひどい話だ。

 

この試合については以上

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