試合について
試合結果
ライスの2ゴールは、どちらもダイレクトフリーキック。そんなのなかなかない。
Camavingaは、最初のカードですでにつぎの試合のサスペンションが決まっていたのが、試合終了間際に遅延行為で2枚めをもらってレッドカード。この退場は、彼らのこの試合の失敗っぷりを象徴していた。当然彼はつぎの試合はサスペンション。
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
マルティネリ、メリーノ、サカ
ライス、パーティ、ライス
MLS、キヴィオール、サリバ、ティンバー
ラヤ
サブは、トロサール(74 サカ)、KT(80 ライス)、ホワイト(90 ティンバー)
順当なセレクション。予想も当たった。
後半途中で交代を余儀なくされたサカは、フィットネスも万全ではなかったようだ。それでもあれだけの仕事をするのがエース。
それともっとも心配されたであろう、キヴィオール。多少、危なっかしい部分もあったものの、ビッグガビの代役をみごとに務めたと云っていいと思う。試合前には、ベンジャミンのLCBも密かに検討されたんじゃないかと想像するが、結局キヴィオールでよかった。アルテタも彼のパフォーマンスには満足していることだろう。
サブは、まずトロサール。足を引きずっていたサカと交代。彼がピッチに入った直後にメリーノの3点めが決まった。
あの時間帯は、すでにレアル・マドリッドの皆さんは意気消沈していて、著しく集中力を欠いていたという気がする。まさかの展開で、やる気がなくなっちゃった。そのおかげでもあり、トロサールはボールを持って、なんだかやりたい放題のようなにプレイをしていたな。わがままプレイ。ああいうとき、相手に削られたりするものだが、彼らにはその元気すらもなさそうだった。
その後80分にケガ?したライスに代えてKT、90分にはティンバーを下げてベンジャミン。
ライスは足首あたりに血がにじんでいたように観えた。大丈夫か。
サブに関しては、ぼくはせっかくのビッグマッチだからワネーリが観たかったが、シニア選手を優先したアルテタの気持ちも理解できた。ユースに経験を与えるよりも、シニアできっちり試合を終わらせることが重要だった。KTみたいな選手は、ああいうときすごく安心感がある。
マッチスタッツ
ポゼッションは、ホームのアーセナルがやや優勢ながら、そこまで大きな差はない。彼らはリーグでもポゼッションは2位のチームで、相手にボールを持たれる展開はあまり慣れてはいなさそう。
この日の注目スタットは、SoT。11 vs 3。
11 – Arsenal registered 11 shots on target in this match; the joint-most on record (since 2003-04) by a team in a UEFA Champions League knockout stage game against Real Madrid (also 11 by Liverpool in March 2009). Onslaught. pic.twitter.com/lf22cyVUuZ
— OptaJoe (@OptaJoe) April 8, 2025
アーセナルのSoT 11という数字は、CLでレアルに対してのSoTとしては最多タイということ。それだけ多かった。アーセナルは無駄なシュートをあまり打たないチームとはいえ、今回ショッツ12のうち、11がオンターゲットというのも、ちょっとどうかしてる。
Opta AnaylystのxGは、1.51 v 0.50。
ライスのフリーキックからのゴールは、The xG Philosophyによると、ふたつあわせて0.08 xGということ。それで2ゴールは高コスパ。
レアルのもっとも大きなチャンスは31分のMbappe。0.28xG。DFラインから抜け出されたが、彼がシュートのために右足に持ち替えたことで救われた感じはある。
ライスのゴールは喜ぶのを忘れて2発とも唖然としてしまいました。
そして事の大きさに気づき涙が溢れてきました。
105億ポンドの元は今日だけで取れていると感じました。むしろ安い。
仰るように確かにあのバルサ戦も同じようなカタルシスを感じましたね。
ビクトール・バルデスのニアを抜いたファン・ペルシ。
セスクのロンググラウンダー、ベントナーのデコイ(クロスに合わせようとしたのでしょうが)、アルシャビンの当てるだけのようなフィニッシュ。
昨日のことのように思い出します。
数々の軌跡を起こしてきたベルナベウなので3-0でも全く油断出来ませんが大丈夫!今シーズンのアーセナルは一度も3点取られた事はないのです。
105億ポンドはさすがに高いなぁ(笑)
もちろん冗談ですよ
COYG!!!
あ、ほんとですね(笑)
失礼しました〜すみません!
1億500万ポンドでしたね。
怪我もしなけりゃ好不調の波も少なく、6と8を高次元でこなすんですから参りました。
MLSといい、「初」をこの大舞台で出すなんてやはりスーパースターの星のもとに生まれたんですね。
歴史的なゲームになりましたね!
間違いなく数十年後も語り草になると思います。本当に素晴らしい夜でした
North London Forever!!
このチームを好きでよかった…
チェンさんもありがとう…!!