24/25 UCL QF(セカンドレグ)の結果
この日、同時に行われていたバイエルン vs インテルは、インテルがSFに勝ち抜け。インテルがイヤだと思っていたら勝っちゃった。
今回のRMとの対戦で、後半の55分あたり、アーセナルがめずらしくボールを支配して押し込む時間で、そのときけっこう危ないカウンターを食らっていたのが記憶に残っている。
攻撃するということは、それだけカウンターにさらされるわけで、もしインテルと対戦することになり(※可能性はファイナルしかない)リーグフェイズのときと似たような展開になるなら、アーセナルが攻めあぐねて、カウンター一発に沈むみたいなことは十分起きうる。われわれがPLでも苦しまされているタイプのやつ。そうなれば最悪である。……とファイナルの妄想をしてみるが、さすがにまだ早いか。
ということで、前日にすでに結果が出ていたPSGとバルセロナの結果から、つぎのセミファイナルは以下の対戦になった。
アーセナル vs PSG
バルセロナ vs インテル
すでに日程も決まっている。再来週から。
Champions League semi-finals
<FIRST LEGS>
- Tuesday 29 April
Arsenal vs Paris- Wednesday 30 April
Barcelona vs Inter<SECOND LEGS>
- Tuesday 6 May
Inter vs Barcelona- Wednesday 7 May
Paris vs ArsenalAll games kick off at 21:00 CET
アーセナルはまたファーストレグがホームで、セカンドレグがアウェイ。やっぱりこれはちょっと不利だよなあ。できれば、逆がよかった。
24/25UCLタイトル予想 by BBC Sport ではPSGが優勢
SFの4チームが出揃ったことで、BBC Sportがこのチームのなかで誰が勝つか、10名の識者がそれぞれ予想する特集記事があった。これが個人的にはわりと予想外で興味深かった。
Champions League 2025 winner predictions: Who do BBC Sport pundits and journalists think will win?
くわしくは記事を観ていただくとして、ここでもっとも支持されていたのが、10人中5人が選んだPSG。
そして、つぎはアーセナルが3人。残りはバルサとインテルがひとりづつ。
ぼくは、バルセロナが本命だと思っていたので、PSGがダントツの本命だするとちょっと意外だった。つまり、多くのひとはSFでアーセナルが敗けると思ってるってことか。
記事中の短評のなかから気になる部分をいくつか紹介しよう。
Paris St-Germain – Chief football writer Phil McNulty
チャンピオンのレアル・マドリッドを華麗に破ったアーセナルとPSGの対戦は、クラシックなCLセミファイナルになりそうだとは思う。だが、わたしは今シーズンのCLで自分が観たベストチームを推す。
PSGはヴィラとのセカンドレグではあやしいところもあったものの、彼らには強いチームがある。Ousmane Dembele、Khvicha Kvaratskheliaといったワールドクラスのアタッカーがいるし、Desire DoueやBradley Barcolaといった素晴らしい10代も選べる。
Paris St-Germain – Senior football correspondent Sami Mokbel
Luis Enriqueはエゴもスターもないチームをつくっている。だが強い。Lionel Messi、Neymar、Kylian Mbappeが去っても、このニュールックPSGにはワークエシックと団結、ストラクチャがある。
彼らは、ラスト16の2レグスではリヴァプールをもろいモルタルに見せた。
Arsenal – Former Arsenal forward and pundit Theo Walcott
わたしはアーセナルに勝ってほしいよ。彼らにはそれをやる力がある。
ベルナベウでレアル・マドリッドを倒し、いまや彼らが本命になるだろう。だが、インテル・ミランには心配にさせられる部分がある。彼らの守りかたを観ると、彼らにもまた本物のチャンスがあるように思える。
だが、まだオープンだ。セミファイナルの結果だってわからないし、ましてやファイナルなど。まだ誰が勝つかを予想するのは難しい。
Arsenal – Former Manchester City defender and pundit Nedum Onuoha
このSFのふたつの勝負を見れば、わたしはアーセナルかPSG、どちらかSFを勝ち抜けたほうがCL初優勝するんじゃないかと思う。
彼らのうちのひとつだけなのが残念だ。なぜなら、彼らは今年のCLではふたつのベストチームだから。このふたつのうちどちらかを選ぶのはとても難しいが、わたしはアーセナルにする。
RMのベストヴァージョンじゃなかったにせよ、彼らをベルナベウで倒すということは、アーセナルにはその力があることを示している。
全体的に観て、彼らが守備や苦しむことにいかに備えていたか、そしてそれでもあった攻撃脅威を考えるに、彼らが今年のCLに残っている4チームでは、もっとも完成されたチームだと云えるんじゃないか。
ウォルコットがアーセナル推しなのはいいとして、BBCに転職したばかりのアーセナル系ジャーナリスト、サミ・モクベルがPSGのタイトルを予想しているのは意外。
でも、リヴァプール相手に勝ち抜けた試合を考えても、現時点でPSGがタイトルで有力視されるほど優秀なチームというのは、あながち偏った意見ではなさそうだ。
そして、われらのSFの相手はPSG。これはRM以上にアツい勝負になりそうな予感。これぞ夢にまでみたCL。
さて、アーセナルのつぎの試合は日曜のPLイプスウィッチ・タウン(A)。すでにわれらにとってPLの優先度は低いとはいえ、そろそろ勝たないとまずいと思う。PLの直近6試合では、なんと2試合しか勝っていないのだから(W2 D4)。この間、18ポインツ中8ポインツも落としている計算だ。
昨日は、PLでニューカッスルが1つ残っていた試合を消化し勝利。3位に浮上して2位のアーセナルとは4ポインツ差となっている。これでPLでは最終的にニューカッスルに逆転されましたなんてことになれば、シャレにならない。
彼らとの直接対戦も残っている。勝てる試合は勝っておかねば。
ではまたプレビューで。
COYG!
マドリーはあまり強くない。先入観無く試合を見れば分かります。チェンさんのおっしゃる通り。
一方、今のPSGはめちゃ強い。試合を見れば分かります 笑
正直アーセナルでも分が悪いと思いますが、彼らにも隙があるとヴィラが示してくれたので、勝ち抜けを信じて応援します!
PSGもバルサも攻撃力は凄まじいですが、脆さも結構ありますね
インテルとアーセナルはその逆。堅守で勝ち残ったクラブ
矛盾対決。楽しみですね