hotいま読まれているエントリ

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチプレビュー】24/25 EPL アーセナル vs ニューカッスル・ユナイテッド(18/May/2025)3連敗中の天敵。2位確保がかかる

PLもこれを含めて残り2試合。

アーセナルのMD37の相手は、ニューカッスル。ここ数年のニューカッスルは、アーセナルによって天敵のような存在になりつつあり、われわれはどうにも彼らに勝てない。もちろん、現状で3位というPLテーブルを観ても彼ら自身が強くなっていることも間違いないが、われらがトップチーム相手によい結果を残しているなかでも、とりわけ苦手にしてしまっているチームのひとつだと云えよう。

残り2試合にして2位と3位でありながらも、お互いにいまだ来年のCLを決めていない状況があり、この試合の本気度はかなり高い。

現在たった2ポインツ差ということもあり、これはまがうことなき6ポインター試合。勝ったほうのご褒美は大きいし、敗けたほうの罰もまた大きい。われらはもちろん2位フィニッシュを決めるチャンス。

アーセナルは今シーズン最後のホーム試合。ぜひ、ファンの前で恥ずかしくない試合をやっていただきたい。



アルテタの試合前コメント「(ハヴァーツ)グレイトなシェイプ」

昨日行われたミケル・アルテタの試合前記者会見。AFC公式サイトより。

(カイ・ハヴァーツがプレイする可能性がある?……)

アルテタ:明日決める。彼はこの2日間のセッションを部分的にこなしているし、グレイトシェイプに見える。だが、これは医療スタッフや、とくにそれにお墨付きを与えるドクターが決めることだと思う。そして、実際カイ自身が求められたときに自分が貢献できると感じているかどうか。

(カイの早い復帰はどれほどの称賛に値する?……)

信じがたいものだよ。彼のワークレイト、彼がやってきたワーク。この数ヶ月彼がやってきたことは、おおいに医療スタッフのおかげでもある。なぜなら、彼らはお互いにプッシュしていたから。

カイがチームにとってどれほど重要かみんなわかっているし、いまの彼がグレイトなシェイプに見えるという事実。わたしが思うに、ストライカーにとって多くのメトリクスが進歩していることは非常に重要なのだ。彼のなかに変化が見えること、それはとても素晴らしい。

(ライス、トロサール、マルティネリ、ティンバーのケガの様子……)

彼らもセッションの一部をこなしている。完全にではない。だから、明日になってみないと。もし彼らが、対処できていなかったことに対処できるようになっているようなら。彼らは週末までには準備はできていなかったから。

(今シーズンの選手たちにはどれほどの取り組みがあったか?……)

状況を考えても、全員からのとてつもない努力があった。これはわれわれの最後のホーム試合。それはつねに特別な機会になる。

これはCLを得てシーズンを締めくくるチャンスであり、2位という力強いポジションに自分たちを置くことでもある。そして、すべてのサポーターに素晴らしいシーズンのお礼をする機会でもある。

彼らはわれわれの旅にずっとついてきてくれた。どのグラウンドにもいて、どこまでも遠征しようとし、ホームでも同じ。これはシーズンのなかでも感謝を伝えるには最良の日のひとつだろう。そして、彼らもまたこのチームについて感じていることを伝えられる。

(選手たちはあとひとつビッグパフォーマンスが必要……)

彼らはやる。ひとつではなく、ふたつだ。そして、われわれはそれをこのひとつから始める。われわれには大きなひとつが必要になるし、とてもクリニカルになる必要がある。なぜなら、ニューカッスルのクオリティはわかっているから。

最近の彼らとの対戦結果についてもわかっているので、その差の小ささもわかっている。とくにゴールを決めるクリニカルさ。

(ランナーズアップでフィニッシュする重要性……)

つねに、できるだけよくあらねばならない。今シーズンPLを勝つという夢は終わった。そして以前も云ったように、残りをベストにやることだ。もっとよくなるために苦痛を感じること。

(日曜にホームにさよならを告げる可能性ある選手たちについて……)

特定の誰かについて話すのは好きじゃない。そういったケイスもあるし、われわれは感謝を示そうとするつもりだ。われわれがどれだけ彼らを愛しているか、いっしょにいた時間をどれほど感謝しているか。サポーターたちもできれば、われわれと同じことをしてくれたらと思う。

(今シーズンを振り返って……)

最後の試合を終えたら、わたしにも感じることはあるし、分析する時間もある。それはまだやらないほうがいい。

(ニューカッスルはアーセナルにはbogeyなチーム?……)

彼らはどの相手でもとても難しいチームだと思うよ。エディやスタッフ、そしてクラブがここ数年でやっていることは際立っている。彼らはとてもとても安定していて、対戦するのはとても難しい。われわれがずっとそうであるように。

(なにがニューカッスルをそんなに難しい相手にしているので?……)

彼らは試合のほとんどどの側面も支配する。彼らはロウブロックを攻撃するときも素晴らしいし、ボックスのなかではかなり存在感がある。もし彼らがセットピース、トランジション、ロウブロック、あるい試合がフィジカルになろうとも、彼らにはその準備ができている。

それが彼らの競いかたであり、彼らは賢い。彼らは優秀なチームがやるように、多くのことでアドヴァンテッジを得ようとする。そしてリーグのトップでなくとも彼らは多くのことを支配する。

(今シーズンのエミレーツにある雰囲気はどれほど特別?……)

どんどんよくなっていると思う。それこそわれわれが望んでいること。

われわれはファンの期待度をかなり上げていると思うし、われわれも彼らの求めているものはわかっている。われわれは、それを誰よりも欲しがっている。こういうサポートや愛情、ファンとのケミストリがあれば、この旅も理にかなう。クラブ、選手、スタッフにもとても愛着がある。だが、われわれ全員がもっと欲しがっていることをわかっている。

(期待が増せばプレッシャーも増す?……)

そうでなければならない。とくに内部的には。それはいかに自分自身に要求するかということだと思うし、となりの人間に要求するかということ。観客とサポーターがつねに尺度にもなる。それはなければならないのだ。そのつながりが。お互いがもっとよくなるためにその要求がある。

そのようにして、われわれがもっとよくなっていくし、それが大きなトロフィを勝てるか勝てないかを決める差になる。

(今シーズンになにか後悔はある?……)

わたしはその単語は使わない。誰しもが人生で後悔することがあると思うし、プロとしての人生でもベストでやれなかたときはそうなる。

わたしが保証するし、わたしが云いたいのは、われわれ全員がベストを尽くしているということ。もしあなたがわれわれに違う結果がよかったかと訊くなら、とくにこうして僅差だったとき、その答えはイエスになる。

しかし、それはチームがこの状況下でやったたくさんの素晴らしいことを否定しない。強い相手にどのように戦ったか。それを否定することは絶対にできない。

(この5年であなたがチームをここまで連れてきたことは評価されていると思う?……)

それはわからないが、わたしが求めているのはそれじゃない。わたしが求めているのは、自分のヴィジョンをもたらし促進するためにベストを尽くすことであり、このクラブとここにいる全員をできるだけ遠くまで連れて行くこと。できるだけ早くだ。

わたしが保証するのは、わたしが人生の直近5年でやってきたことだよ。

(ウィリム・サリバは期待していた選手に成長した?……)

イエス。彼には素晴らしい成長曲線があると思う。ヨーロッパのCBを見渡しても、あの年齢で彼がすでにやっていることは、多くは観られない。

それに貢献したたくさんの要素もあるが、まず第一には彼だ。彼のキャラクター、自分自身に要求するプロフェッショナリズム。つぎに、彼を取り巻く環境。とくに選手が誰とプレイしているか。彼らが彼についてどう面倒を観ているか。選手の弱みと強みをどう隠し、どう見せるか。

彼にはまだまだこれからがある。

(イングランドU17でマックス・ダウマンとジャック・ポーターにはビッグサマーになる……)

彼らと話すと、あれが世界最高のビッグトーナメントだね! あのレヴェルで国のためにプレイするとき、それより重要なものはない。

わたしも彼らふたりのことがとてもうれしい。素晴らしいトーナメントにして、それを持って帰ってきてほしい。

(MLSがPLのYoung POTYの候補にならなかった件……)

ノミネイションは、わたしには関係ないことだ。われわれはマイルズが今シーズンなにをやったかわかっている。

わたしが思うに、彼のやってきたことのサンプルサイズはめちゃくちゃ小さい。だから、ここからは毎月、3ヶ月ごとに、半年ごと、毎年、2-3年ごとに何ができるかを証明することだ。フットボールでは、それがもっとも難しい。

どのレヴェルにおいても、振る舞い、自分のゲイムを進歩させ続け、試合の勝利に貢献し、パフォーマンスを安定させること。マイルズは、間違いなく正しい成長曲線のなかにいる。

(エドゥと比較してアンドレア・ベルタとの仕事はいかが?……)

とてもいい。彼らはパーソナリティもまったく違うふたり。キャラクターもバックグラウンドも。しかし、彼はとても意欲的で、はっきりした自分のアイディアとヴィジョンがあるひとだ。それをどう叶えたいかもわかっている。われわれがここでクラブとしてずっとやってきたことについても、とても協力的。

ここにはすでにスクワッド、選手、スタッフがいて、彼はそこに価値を加え、全体をもっとよくしようとしている。それがわれわれが彼を選んだ理由だ。

(夏にやりたいことは完全に同調している?……)

やるべきことについては、イエス。何ができるかについては、わからない。

思うに、かつてあった計画、実行できること、完全に再現することが不可能なこともある。これがフットボールであり、どのクラブにも起きること。だから、われわれはあるやりかたで計画し、もしそれができないときは、ほかのことをやる。

目標ははっきりしていると思う。しかし、それがあってもゆっくりと行わねばならない。ひとつづつやっていき、それを叶え始める。その大きな部分は、いまここにいる選手たちにハッピーにいてもらうことであり、それを確認していくこと。彼らが価値ある存在だと感じ、われわれとともに継続する意志があること。そこがとてもとても重要なんだ。

(ほしい選手については完全に同調していない?……)

もしそうしたことが起きるなら、それはつまりわれわれが自分たち自身にちゃんと説明ができていないということだ。自分たちがほしいものについて十分はっきりさせていない。そして、わたしが保証するのは、そうしたことは起きていないということだ。

エドゥと5年半にだって起きなかったし、アンドレアとも同じだと保証しよう。彼らはこう云う。「ミケル、これを観てくれ。これこそがわれわれに必要なものだ」。そしてわたしはいいねと云って、それをやる。

もしそうじゃないのなら、それはわたしがたくさんの質問をするからであり、やる必要もなければ、フィットしないとわかりきっていることにわれわれが労力を注ぐからだ。

われわれは大いに学んでいる。そのなかにはとてもよくワークしているものもあり、その他にはそうでもないものもある。正しい決断をするためにはよく学ぶ必要があるが、われわれもみな人間なので、残念ながら水晶玉を持っているものはここには誰もいない!

(トップ6という階層はなくなってしまった?……)

レヴェルは高くなっていると思うよ。われわれが昨シーズンの12ヶ月で経験したことよりも。

わたしは多くのコーチと知り合いで、そのことについてよく話もしている。この進化は怖いくらいだよ。どれほど競争力が増し、勝つことが難しくなっているか。PLで勝つか勝てないかの差は、すごく小さい。だから、来シーズンはもっと難しくなるだろう。

(ニューカッスルは来シーズンにはタイトル候補の議論に入ってくる?……)

そうだね。彼らは間違いなくスクワッドを築いている。彼らにはクオリティがあり、明快なアイデンティティがある。そのうえ、そのチームがヨーロッパでプレイしているかどうかで、週1か週3のプレイになるか違ってくる。それは大きな変化で、われわれはみなそれを経験している。

(夏にクラブワールドカップに参加せずに済んでほっとしている?……)

われわれもそれに参加したかったよ。だが、いまのスクワッドや人数について考えると、スクワッドにはさらなるストレスにはなっただろう。

それは選択ではなく、われわれはそれに参加していない。しかし、もしそうしたコンペティションに勝ちたいのなら、そうしたスクワッド計画が必要だ。われわれは、間違いなくもっと進歩する必要がある。

(移籍ウィンドウが機会になる……)

機会はある。それを自分たちの利益のために利用できるのなら、それをやるべき。われわれはそのことには非常に自覚的だ。何ができるか、観てみよう。

(プリシーズンではさらなるキャンプも計画している?……)

そうだね、選手たちが要求している。今日日、わたしはそれは不可能だと思うんだ。4-5-6週間も、日焼け止めを塗ってサンベッドでドリンクをオーダーするだけの日々を過ごすのは!

それで6週間後にはガス満タンでツアーを始めて65試合プレイしろと。それは無理だと思う。

彼らが自分たちで要求しているのは、最高のコンディション。そして、われわれはとても幸運なことに、ともに過ごしたい家族のいる選手たちがいる。だから、彼らもいっしょに過ごしたい。もし彼らが場所を選べれば、われわれもそれに協力することができる。それは最高だろう。

(ビジネスは早く済ませたい?……)

理論上は、どのクラブ、どのマネジャー、どの選手も、初日にはビルのなかにいて、移籍手続きをしてできるだけ早く慣れたいはず。しかし、現実はそれができることもあれば、とても難しいこともある。だが、それが理論上では理想のシナリオだろうね。

(アーセナルがCLでレギュラーでプレイするのは当然?……)

シーズンの終わりにマネジャーたちに訊いてみるといいよ。「あなたは来シーズンのCLを約束できますか?」と。誰がそれにイエスを云えるかはわからない。それが物語っているよ。

われわれはその難しさがわかっている。しかし、われわれも期待は理解している。維持や安定をみながどう考えているか。クラブ、スクワッド、チームとして最高のポジションにいることについて。間違いなく、そのコンペティションには参加しなければならない。

(かつてアーセン・ヴェンゲルはトップ4にいることはトロフィを勝つようなものだと云った……)

かつてそれがどんなふうに使われたことばなのか、わたしは知らない。だから、わたしはその罠には引っかからない!

長いな。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *