ついに。ついに。
昨日、ようやっとViktor Gyokeresのアーセナル移籍が決まったといっせいに伝えられた。
一番のりは今回ももちろんこのひと。
🚨 EXCLUSIVE: Arsenal & Sporting CP on verge of total agreement for Viktor Gyokeres. €63.5 + €10m already struck but add-ons needed work – now finishing touches, conclusion imminent. #SportingCP striker wanted #AFC only; 5yr contract ready @TheAthleticFC https://t.co/eLGZRzMhdJ
— David Ornstein (@David_Ornstein) July 22, 2025
長かった。スポルティングとのGyokeresの移籍交渉については、文字通り紆余曲折があり、ブレイクスルー報道からさらに一週間以上が経過するという異常事態。
なにはともあれ、決まってよかった。こっからまた一週間とかないよね?
アーセナルがViktor Gyokeresの獲得でスポルティングCPと合意
オーンステインの独占スクープは、厳密には「合意間近」だが、その他のジャーナリストは彼に追随するかたちで、合意に達したと伝えている。
今回はオーニーにやや遅れるかたちだったロマーノ。Here we go!
🚨❤️🤍 BREAKING: Viktor Gyökeres to Arsenal, here we go! Verbal agreement in place between all parties involved.
Sporting accept last bid from Arsenal for €63.5m plus €10m, agent will reduce his commission.
Gyökeres will sign five year deal at #AFC. He ONLY wanted Arsenal. 🇸🇪 pic.twitter.com/qAmrTn7Eax
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) July 22, 2025
ロマーノ:Viktor Gyokeresがアーセナルへ。Here we go! すべての関係者のあいだで口頭合意。
スポルティングはアーセナルからの最終オファー€63.5m+10mを受け入れる。エイジェントは手数料を削減する。
Gyokeresはアーセナルで5年契約にサインすることになる。彼が望んだのはアーセナルだけ。
選手本人が移籍を望んだクラブは最後までアーセナルだけだったと、どのジャーナリストもが口を揃えているが、ロマーノがここで“ONLY”とわざわざそれを強調しているのは、最後にマンUの横槍があったかららしい。彼らはアーセナルとの交渉が難航しているのを見て、土壇場のハイジャックを目論見てスポルティングに接触したのだとか。いや、さすがに恥さらすだけだからやめておけばいいのに。
意外に信頼できると最近はファンのあいだでもやや評価を上げているように見えるBen Jacobsは、マンUの噂は否定しているが。ちなみに、彼はこの丸々一週間アーセナルとスポルティングとのあいだでもめていたというアドオン関係の条件もろもろについて、「支払い条件と€2.5mのボーナスについて最終決定の必要があった」と述べている。
Viktor Gyökeres will sign a five-year contract at Arsenal subject to formalities.
€63.5m+€10m package, with the fixed fee reduced from €70m after Gyökeres’ agent waived a 10% commission payable by Sporting.
Payment terms and €2.5m in bonuses needed finalising after the fee… pic.twitter.com/pmvcCqKF2m
— Ben Jacobs (@JacobsBen) July 22, 2025
このアドオンについては、プレイした試合数など細かい条件で喧々諤々やりあっていたということだが、あとはそれに加えて€2.5m(€10mのうちの?)で長々と交渉していたというのだから、やりきれない。なんという時間の浪費。
そして、この夏は、アーセナルファンの信頼をがっちりつかんでいるHOA。
Missiön Cömplete. Great Wörk Andrea 🥷🏽 pic.twitter.com/jo71YFZKVV
— HandöfArsenal (@HandofArsenal) July 22, 2025
ということで、Gyokeresとアーセナルの終わりのない移籍物語はここに幕を閉じたのであった。みんなお疲れちゃんだ。
とくにアーセナルにもGyoにも関心のない第三者のフットボールファンには、お騒がせしてまじすまんかったと云わねばなるまい。
スポルティングには要注意
スポルティングCPことスポルティング・リスボン。タフな交渉相手でござるなあ。
最後まで揉めていたというアドオン条件。
そもそもアドオン(ボーナス)ってのは、選手がなにかを達成することで発生するからボーナスなのであって、当然達成できるみたいなハードルの低い条件にしたら、もうそれは実質ボーナスではないでしょうに。
今回これだけ時間がかかったことから考えても、スポルティングとの交渉は、アーセナルにとっても徹頭徹尾難しいものだったことが想像できる。
7月6日の「契約に近づいている」、14日の「ブレイクスルーがあった」「Here we go soon」と、Gyokeres案件では直近でも大きな報道の波が2回あって、そして今回の報道が22日。ほぼ3週間。ジャーナリストたちも、その都度この流れならもう時間をかけずに決まると思ったのだろうし、ふつうの交渉ならとっくに決まっていただろうことを示していると思う。
つぎにスポルティングの選手と噂になったときには、大いに警戒したほうがよい。
Gyokeresはいつチームに合流する?
彼は休暇中のマヨルカで、この吉報を首を長くして待っていたそうで。
そのままアジアツアー中のチームが滞在するシンガポールに直接向かい、24時間以内に現地でメディカルテストを受けるとのこと。
Arsenal have been working towards Viktor Gyokeres travelling out to join up with the squad in Asia. There was always a hope it would happen and plans had been put in place.
With the agreement now all but done, you would hope that plan can be put into action and he will be…
— Charles Watts (@charles_watts) July 22, 2025
ただし日本時間で今晩のACミランには間に合いそうもなく。週末のニューカッスル、あるいはToTでデビューとなりそうだ。
シンガポールか香港か。Gyoが出てきたら盛り上がるだろうなあ。うらやま。
そうそう、あらたにチームに合流するのは彼だけでなく、予定より遅れていたMosqueraもシンガポールに向かっているらしい。ヒースロー空港で目撃されたとかなんとか。もう着いてる?
あとはEzeかSimonsだけかあ。ありがたや。
おまけ:r/Gunnersに予言者あらわる
今日はわしは夜中の3時とかヘンな時間に目覚めてしまって、そのときこのニュースに気づいたんだけど、r/Gunnersをチェックしたら、Gyoの件でサブが乱立するお祭り騒ぎのなか、見慣れないユーザ名(u/ThatsAllDay77)がたくさん取りざたされていた。
それがなにかわからなくてしばらく追っていたら、どうも昨日の時点で、このGyokeres報道を夢に観ていたという人物がいたという。伝説のサブになりそうなので、ここにも記しておこう。
Last night I was doomscrolling about Gyokeres on my couch before falling asleep there. Then there I was in a field stretching for miles and under blue skies. It was then that Morgan Freeman appeared (I had watched Shawshank Redemption that day before I went to sleep) wearing an Arsenal jersey and told me he had a special message for me. I asked him what it was but he didn’t say anything, he just pointed behind me, so I turned around and who was there but Gunnersaurus and the force ghost of Thierry Henry (not quite sure why they were there but they were.) Gunnersaurus did a Gyokeres celebration and then I turned around again. Morgan Freeman was gone and he had morphed into Mikel Arteta. He was muttering something that sounded like “these are not the efogging estandards” and I walked closer to him to try to understand him but then the rest of the Arsenal players started to walk through the field towards Gunnersaurus and the Henry force ghost and formed a circle around me. As they did this Arteta started to levitate into the sky and with a booming voice said my name and that “he had a message to me”. “Viktor Gyokeres will be made an Arsenal player on Tuesday!” Then Arteta and the rest of the players disappeared and I was all alone again in the field. As I started to wake up again I could faintly hear Fabrizio Romanos voice saying “here we go” over and over again.
Thank you for listening to my dream gunners I’m hoping it was a sign.
ゆうべわたしはカウチで寝落ちするまでGyokeresについてドゥームスクローリングしまくっていた。気がつくと、わたしは青空の下、だだっ広い野原にいた。そこにアーセナルジャージーを着たモーガン・フリーマンがやってきて(ちょうど前日にショーシャンクを観てた)、わたしに特別なメッセージがあるという。わたしはそれを尋ねるも彼はなにも云わず。黙ってわたしの背後を指さすので後ろを振り返ったら、ガナザウルスと、あとティエリ・アンリのフォースゴーストがいた(彼らがなぜそこにいるのか、なぜそんなふうになってるのかはわからない)。ガナザウルスはGyokeresセレブレイションを行っている。わたしはあらためて周囲を見回す。モーガン・フリーマンはもういない。彼はミケル・アルテタに変身していた。彼はなにやらブツブツと云っているが、それは“these are not the efogging estandards”のように聞こえる。近づいて何を云っているか確かめようとするや、突然ガナザウルスとアンリのフォースゴーストに向かってアーセナルの選手たち全員が野原に出てきて、わたしの周囲を囲んだ。するとアルテタは空中に浮き始め、大きな声でわたしの名前を呼ぶとこう云った。「彼はわたしへのメッセージを持っていた」「Viktor Gyokeresは火曜にアーセナルの選手となるだろう!」。アルテタと選手たち全員は消え、わたしはまた野原でひとりぽつねんとしている。わたしが目覚めようとすると、かすかにファブリツィオ・ロマーノの声で「here we go」が何度も繰り返しこだましているのが聞こえた。
わたしの夢の話を聴いてくれてありがとう。わたしはこれがサインだと望んでいる。

いろいろウケる。
最後にこれを。r/Gunnersで、このGyoとPersona 3楽曲とのコラボ動画(※ファンメイド)がシェアされていて好評だった。これGyoのゴールで勝った試合のあとエミレーツで流れたらアツくね?
Gyo meets P3👍😆 pic.twitter.com/MvZ1tRDfZp
— The AFC-Chan 🇺🇦 (@NewArsenalShirt) July 22, 2025
おわり