ニューカッスルについて
PLで5試合終わって13位。彼らのファンとしてはだいぶ期待はずれでしょうな。ここまででリーグではたった3ゴールしか決めておらず、火力が問われている。
この夏は、昨シーズンのPLベストプレイヤーだったAlexander Isakを失ったのがもちろん痛い。チームで最重要の選手に移籍志願までされては、さすがに傷つく。
そしてその予算も使って彼らが補強した選手が、シュツットガルトのNick Woltemade、Anthony ElangaにYoane Wissa。
ElangaとWissaはなかなかよき補強だと思うが、Nick WoltemadeというPL実績のないドイツ人に€75mもかけたのはさすがにギャンブルか。彼はカイ・ハヴァーツのファンだそうで、ちょっと憎めないが。
一時はAnthony Gordonが9でプレイした試合もあったようで、いまはこのWoltemadeが9としてプレイしている。PL2試合で1ゴール。
それと彼らがアストン・ヴィラからJacob Ramseyも獲得しているのは、ちょっと驚き。彼はヴィラの中心選手だったような? もしかして今シーズンのヴィラがダメダメなのはそのせいもあるのか。
チームニュース
Yoane Wissa、Jacob Ramsey、Fabian Schärがアウト。
Anthony Gordonがリヴァプールのレッドカードによる3試合バンから復帰。
フォーム
PLの5試合でW1 D3 L1。唯一の敗けはホームでのリヴァプールで3-2敗け。彼らはひとり退場者を出している。
昨シーズン終盤にエミレーツでアーセナルに敗けて以降、PL7試合で1勝しかしていないというバッドフォーム。
ミッドウィークのリーグカップでは、ブラッドフォードにホームで4-1勝利。
Head to head
ニューカッスルは、アーセナルとのPL直近6試合で、W2 D1 L3。
これがホームのSJPに限ると、W3 D0 L3。
今年は1月と2月にリーグカップのセミファイナルの2レグスで対戦。ニューカッスルは、ホーム・アウェイどちらでもアーセナルに勝利。
リーグカップを含むすべてのコンペティション6試合だと、ニューカッスルはアーセナルに4試合で勝っている(W4 D0 L2)。アーセナルはSJPで3連敗中。
ニューカッスルの戦術について by エイドリアン・クラーク
AFC公式サイトより。
AC:PL直近5試合のうち4試合でクリンシートをキープするニューカッスルは、非常に手強い硬さである。彼らはリーグでもっとも被ショッツが少なく、xGAでもベストを誇る。Howeは最近のアウェイ試合ではバック5を使ってきたが、SJPではたいてい4-3-3である。
彼らはフロントからの守備がとてもよい。彼らよりハイターンオーヴァが多いチームはなく(40)、そのほとんどが相手がMFにボールを入れるときに起きている。したがって、アーセナルのバック4はそれをやるときは、判断と精度にはかなり気をつける必要がある。
ニューカッスルのプレスはGordonがリードすることが多い。今シーズンの彼のスタートした3試合ではCFとしてプレイしているが、以前のアーセナルとの対戦では彼はワイドで効果的に使われていた。
もしWoltemadeが9でスタートするなら、アーセナルはGordonMurphyのハードワークとボックスへのクロスを封じる必要がある。あのドイツ人CFはウォルヴズでもすごいヘッダーを決めている。
アーセナルはSJPでの3試合でゴールを決めることができていないが、わたしは今回はやや違う試合になると思う。ニューカッスルのフィジカルなMFユニットはアーセナルに対しては、一貫してアグレッシヴにプレイしようとしてきた。もし、アーセナルが素早く流れるようなインタープレイで、Bruno Guimaraes、Sandro Tonali、Joelintonを通り抜けることができれば、それは違うダイナミックをもたらすだろう。
ホームチームには、ストップスタートな、スロウペイスな競争が似合うが、アーセナルはそこでよりよりフロウを見出さねばならない。