試合の雑感
試合のハイライト動画。
Through to the next round 👊
Catch the highlights from our 2-0 win over Port Vale 📺 pic.twitter.com/76K4ENQZAu
— Arsenal (@Arsenal) September 24, 2025
ポート・ヴェイルとアーセナルは、クラブの名前に地名が入っていない英国リーグでたったふたつのクラブなんだとか。これはびっくりトリビア。さっき知った。
試合は、順当にアーセナルが勝ったわけだが。どうだっただろう。
早々に1点決めてしまったことで、アーセナルは集中力を維持するのに苦労したかもしれない。あれだけ一方的にボールが持てて、ボックス内の味方にパスもできる。ああいうのは、ふだんのレベルの対戦相手ならまずやらせてもらえないことだ。イングランドでもトップを競うクオリティと、3部リーグで苦しんでいるチームとでは、さすがに実力差があった。
そういう余裕がありすぎて、逆に難しいというか。2点めを取るまでに78分も費やしてしまった。
そして、またトロサールのお世話に。トロサールとネリは、ふたりともサブでプレイするほうが仕事するというのが、なんとも。本人たちはうれしくないだろうが、それが現実だからしょうがない。
あまり見慣れていない選手について、感想を書いておこう。
まず、ノーガード。彼はズビメンディのバックアップで、なかなかプレイできる機会もなくて気の毒ながら、こうして出てくればちゃんと仕事をしてくれるベテランぽさある。よかったんじゃないか。最高でもないけど。レイティングなら「6」という感じ。
ワネーリ。前半はとくによかったな。かなりボールに絡んでいた。ちなみに彼の90分間でのタッチは88で、残り10分で下がったエゼの55よりだいぶ多い。ビルドアップではかなり深く下がったり、オーデガード仕草もあった。守備もいいタックルがあったりがんばってた。後半はやや影響力が落ちたような気がしないでもない。PLでもっと観たい。
モスケラは、けっこう危ないエラーをやっていて(プレスを受けながら中央に出した横パスが相手への絶好のパスに)、この日は彼の日じゃなかったなと。得意のラインブレイキングのパスもあまりなかった。まあそういうこともある。それ以外は無難にDFをやっていた。
ケパも、こういう試合だったのでいいプレイを見せる機会もなかった。
あと気になったことがいくつか。
23分、メリーノがカウンターを自ら台無しにしたこと。いや台無しというか。トランジションで相手を背走させてせっかくケイオス状況があるのに、一度止まって落ち着かせるアレ。それで相手もみんな戻っちゃう。トランジション殺し。オーデガードもそういう傾向があるが、なんであすこでもっとシンプルにプレイしてくれないのかと。
48分、マルティネリがハーフウェイラインからハイラインの裏側に抜けるチャンス。GKと1 v 1。あれもため息が出るシーンだった。が、リプレイを観るとわりとボールは50/50だったので、GKのほうを褒めるべきかもしれない。あのタックルは、一歩間違えばネリに抜け出され無人のゴールをさらすことになっていたが、結局うまくいったのでナイス守備だった。
79分、ヨクレスがダウマンのワンタッチパスでDFラインの裏に抜け出しGKと1 v 1になるも、戻ってきたDFにブロックされてしまった。あれは彼がアーセナルに来てから最高のラストパスだったのでは。あれは決めてほしかったですねえ。
まあ、でもヨクレスはだんだんとチームと息が合ってきた部分はあるようには感じる。この日の彼は約20分のプレイで相変わらずショッツは少ないが(ショッツは79分のそれだけ)、ビルドアップにはいい感じにチームと連携できていた。パスは4/4で100%。
この試合については以上。
カラバオカップR4は、ブライトンと
試合が終わった直後にもう決まっていた。
- Arsenal v Brighton & Hove Albion
- Grimsby Town v Brentford
- Swansea City v Manchester City
- Newcastle United v Tottenham Hotspur
- Wrexham v Cardiff City
- Liverpool v Crystal Palace
- Wolverhampton Wanderers v Chelsea
- Wycombe Wanderers v Fulham
アーセナルはホームでBHAと対戦。
PL同士とはついてない。と、一瞬思ったが、ほかの組み合わせを観ると同じようにPL同士がちらほら。ニューカッスルはToTだし、リヴァプールはパレス。BHAなら最悪でもない。
試合はおよそ一ヶ月後の10月27日に予定されている。
そういえば、この試合の前日に行われたリヴァプールの試合で、Ekitikeがゴールセレブレイションでシャツを脱いで2枚めのカードをもらいレッドカード、つぎのPL試合がサスペンションになったとか。ウケる。
さて、アーセナルのつぎの試合は日曜のPLニューカッスル(A)。
ニューカッスルといえば、ここ数年ではアーセナルがもっとも苦しまされているチームのひとつ。彼らもIsakのようなキープレイヤーがいなくなったため、多少弱体化した側面もあるだろうが、逆にもっと守備に集中される可能性もある。そうなれば、よけいにやっかいになる。
どのような試合になるか。楽しみだ。
ではまた。
COYG!