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【マッチプレビュー】25/26 EPL アーセナル vs クリスタル・パレス(26/Oct/2025)エゼ・ダービー

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction)  2-0

Sky Sports (Jones Knows) 2-0

WhoScored.com 2-0

妥当。

BBC Sport(Chris Sutton):パレスはかつてアーセナルにトラブルをもたらしたことはあったが、いま果たして誰がアルテタのチームに歯向かうことができるだろう? 彼らはまるでjuggernaut(絶対的な力)であり、それはセットピースが強いからだというだけではない。

ヴィクター・ヨクレスはミッドウィークのCLで2ゴールを決め、わたしはアルテタがなぜ彼を称賛するのかがわかる。

ヨクレスのことを弱いものいじめしかできない選手のように見る向きもあるが、彼は今後もアーセナルで重要なゴールを決めるだろうし、それに彼は以前のアーセナルが欠いていたものをアプフロントにもたらしている。

とはいえ、もしいま彼らを困らせるチームがあるとすれば、それはクリスタル・パレスだろう。わたしも、彼らが数週間前にSelhurst Parkでリヴァプールをずたずたにするところを見た。

彼らは先週はボーンマスにも立ち向かっていった。だが、エミレーツへ行きアーセナルを苦しめることは、それでもかなりの仕事になるように感じる。

パレスが木曜にECLでプレイしたことも助けにならない。彼らのスクワッドはヨーロピアンフットボールをプレイするのに十分な大きさもないから。

アーセナルのスクワッドにはそれがある。それは大したものであり、それが違いになる。

現時点で、彼らのもっとも印象的なところは守備ではあるのだが。

わたしが半分冗談で残りシーズン、彼ら相手にゴールを決めるチームは現れないと云ったのは、つまり彼らにはクリンシートをキープする能力があるから。それがタイトルを勝ち取ることを助ける。

試合のみどころ

アーセナルはいますべてのコンペティションで6連勝中で、この勢いを試合に持ち込みたいものだ。

とくに火曜のCLアトレチコで得た自信は、チームの糧となっただろう。実際は思った以上に歯ごたえのない相手だったし、なんならこの試合のパレスのほうが苦労しそうに思えるが、それでもアトレチコ・マドリッドである。大きな自信になった。

精神的な充実ということでは、とくにヨクレスに注目したい。しばらくゴールから遠ざかっていたところからの2ゴール。あのハイプレッシングや身体を使ったDFとの駆け引き(レスリング)など、彼のインテンスなスタイルにおいては、気持ちが満たされていることはとても重要なはず。

ここでまた彼がゴールを決めてくれれば、より満たされてさらにパフォーマンスが向上するという好循環になる。チームがそれを利用しない手はない。

アーセナルは、ニューカッスル、ウェストハム、フラムと、去年ポインツを落とした苦手なミッドテーブルチームを相手に連続して勝ってきた。そして今回もその流れでとらえるべき試合だろう。

当然ここで想定される試合展開というものはある。

今シーズンのパレスは平均ポゼッション(42.6%)がリーグワースト3位。いっぽうでここまでのxG(17.1)はリーグベスト。実際のゴールが12なのでつくっているチャンスの割にはゴールが少なく決定力を欠いているチームではあるものの(※そこはリーグワースト)、ここから読み取れる彼らの戦いかたは、やはりシットディープ&カウンターアタック、それにダイレクトプレイだろう。3-4-2-1ということは、つまりバック5。

そしてMateta。現在のPLでもっとも好調な選手のひとり。

Can in-form Mateta break through Arsenal’s tight defence?

今シーズンここまでのPLで、彼らはビッグ6ではチェルシー(A)、リヴァプール(H)と対戦しており、どちらもポゼッションは30%を下回っていながら、どちらの試合でも敗けていない。それぞれ0-0ドロウ、2-1勝ち。どちらの試合も彼らに10以上のショッツがある。

この試合も、ホームのアーセナルがボールを持って試合をコントロールしつつ、パレスはボールを奪えばカウンターやロングボールを使って反撃。やはりそういう展開がもっともありえそう。

Matetaは、ショッツでもxGでもリーグ2位で、どちらも1位のHaalandを人外として除外すると、人間では彼が1位。リーグのベストストライカーにいかに仕事をさせないかも、アーセナルにとってこの試合の重要なテーマになるだろう。彼の強みのひとつはホールドアッププレイでロングボールのターゲットにもなるため、そこはサリバ&ガブリエルの対応に期待。このエリアのフィジカルバトルはこの試合のみどころになる。

彼らのPLベストの攻撃とわれらのPLベストの守備の対戦。これはなかなか興味深い。

それと、もちろんアーセナルが彼らの守備ブロックをどう攻略するかもテーマになる。ミッドテーブルチームとの対戦ではいつものこと。

ウェストハムでライスが活躍したように、ここでエゼが活躍するのが美しいが、どうだろう。期待はしている。

まあ守備をかためるチームのブロック崩しは、どんなトップチームも苦労するもの。なあに、そういうときわれらにはセットプレイがある。1ゴールでも決めてしまえば、相手は引いているだけではいられなくなる。

守備的だろうが攻撃的だろうが相手がどんなアプローチでも、それに対抗できる多様な攻撃とそれを実行できる強さがある。それが今年のわたしたち。

そうそう、今回もロンドンダービーなのだが、アーセナルはやっぱりロンドンでめっちゃ強い。それもまた吉兆。

 

キックオフは、日本時間で10月26日(日)23:00。ウホいい時間。

快勝熱烈希望。

COYG!



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