試合について
試合結果
13分間で4ゴールぶっこんで試合をぶっころした。いい眺め。
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
マルティネリ、ヨクレス、サカ
ライス、ズビメンディ、エゼ
MLS、ガブリエル、サリバ、ティンバー
ラヤ
サブは、モスケラ(72 ガブリエル)、ノーガード(72 ズビメンディ)、ワネーリ(73 エゼ)、ホワイト(83 ティンバー)、メリーノ(83 ヨクレス)
いかにもメリーノがスタートしそうに思えたが、エゼをNo.10としてキープ。メリーノはベンチだった。そしてLWはカラフィオーリではなくMLSを使ってきた。結果的にはこれが当たった。
後半のあの展開になるまで、ヨクレスにゴールが生まれるかわからず。しかも彼は前回のフラムでもあれだけ走って、今回もあれだけ走って、またノーゴールのままで彼を替えるのはアルテタも気が引けるだろうし、どうするのだろうと思っていたら、あんなことに。しかし、彼は結局80分以上も使った。ゴールでさらにエナジーがわいてしまったか。
最初のサブが4-0になった直後で、サブがすっかりやりやすくなってしまった。こんなことならダウマンもベンチに入れておけばよかったかも?(※彼はアトレチコU-19との試合でプレイしていたためこの試合のスクワッドには含まれず)
それと、ヒンカピエもベンチに入ってたのでガブリエルとの交代なら彼かと思いきや、モスケラがLCBに入った。ピエロも観たかったのう。
しかし、今回これだけの試合をやりながら、このチームにはこのほかにオーデガード、ハヴァーツ、マドゥエケ、ジェズースもいるという。なんてチームだ。
マッチスタッツ
Sky Sportsより。
今回のスタッツでもったいないと思うのは、アトレチコのSoT。77分に左からシュートを打たれたやつ。もし、あれがなければ3試合連続でSoTゼロだった。
彼らがボールを持って攻撃をしていた時間帯も多少はあったものの、要するにそういう試合だった。ポゼッションは50/50でも、試合をコントロールしていたのは片方のチーム。ボールがあってもなくても試合を支配する。それはむしろアトレチコの皆さんがよく知っているやりかただろう。
そのため、彼らはチームとしては有効な攻撃はほとんどできず。ゴールの匂いがあったのは、Julián Alvarezのふたつのシュートくらい。ひとつはラヤのやらかしで、ひとつは個人技。バーにヒットした。さすが€100m。
ところで、わしはこの試合の彼らのあまりに消極的なアプローチに面食らって、彼らのPPDA(passes per defensive action: プレス強度を示す)がとても気になって調べたら、アーセナルの9.9に対して16.7だったらしい。
PPDAのPL平均がどれほどがわからないが(※ハイプレスのチームは10前後かそれを下回るくらい)、16.7はかなり劣悪な部類なんじゃないだろうか。今日日あんなプレッシングを放棄したチームはPLにはいないと思う。
Opta AnalystによるxGは、2.24 vs 0.67。36分のマルティネリのオフサイドゴールは当然xGに含まれていない。