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【マッチプレビュー】25/26 EPL アーセナル vs ToT(23/Nov/2025)ビッグガビ不在でセットピースバトル。エゼダービー? オーデガード復帰あるか

ToTについて

PLで11試合消化し18ポインツの5位。

冒頭に書いたように、彼らも今シーズンはケガにだいぶ悩まされていて、Maddison、Solanke、Kulusevskiといった攻撃のキープレイヤーを欠いている。premierinjuries.comによると、現在のファーストチームの離脱者12名はリーグ20チーム中でもワースト。唯一の二桁。

そういうチームになってしまっている彼らは、やはり夏の移籍市場の土壇場でエゼをアーセナルに奪われたのが痛かっただろう。そしてせっかく彼のかわりにXavi Simonsを勝ったものの、彼がここまでパッとせず。すべてのコンペティションでG0 A2は、ファンの高い期待にとてもそぐわないアウトプット。白シャツを着てあまり幸せそうには見えず、なんだか人相も悪くなってきたような。

そんな彼らのこの試合に向けてのポジティヴはケガ人がいくらか戻りそうなこと。なかでもドリブラーのMohammed Kudusがこの試合で復帰する見込み。彼は今シーズンの彼らのチームのなかでもっともチャンスをつくっている選手。フィットしているならやっかいな相手である。

フォーム:内弁慶ならぬ外弁慶……

彼らの直近6試合のPLでのフォームは、W2 D2 L2。この2試合で勝ちがない(チェルシーH、マンU H)。

ところで、今シーズンの彼らのPLホーム/アウェイのフォームがおかしなことになっている。

ここまでのPLのホーム試合。

いっぽうこちらがアウェイ試合。

ホームでは6試合でまだ1試合しか勝てていないのに、アウェイでは5戦4勝でまだ無敗という。

ふつう逆である。

おかしなチームだ。アウェイのシティにも勝っている。なぜこやつらはシティにだけやけに強いのか。

CLは現在リーグフェイズでプレイ中。4試合でW2 D2。こちらはホームでW2、アウェイでD2。

リーグカップはニューカッスル相手に敗退している。こちらもアウェイ。

チームニュース

Yves Bissouma、Dejan Kulusevski、Kota Takai、James Maddison、Dominic Solankeがアウト。

Radu Dragusin、Ben Davies。Archie Grayがダウト。

Mohammed Kudus、Pape Sarr、Lucas Bergvall、Kolo Muaniがチームに復帰。

Head to head

アーセナルは、ToTとのPL直近6試合で、W5 D1 L0。

この3年ほどのNLDはかなりアーセナルが優勢。

ちなみに、これ以前のPL6試合だとアーセナルは彼らに対し、W2 D1 L3。

Thomas Frankの試合前コメント「(初NLDに)超興奮している」

試合前会見より。

TF:(初めてのNLD)超興奮しているね。クラブに来る前からNLDのことは知っていた。だが、いざ自分がそこにいるとなると、それを実感するし、とても重要だと実感する。大きな試合だ。

わたしがいつも云うのは、つぎの試合がもっとも重要だということ。だが、一年のなかにはふたつの最重要試合があるということも、重々承知している。これがその最初のひとつ。

われわれは準備できている。向かっていく。楽しみにしているし、勝つためにはなんでもやるつもり。

日曜のチームに非常に自信がある。いい対戦相手への大きなリスペクトだ。

われわれはそれが気に入らないにせよ、アーセナルはテーブルでもかなりの差でトップにいる。彼らはもう何年もうまくやっている。だが、われわれはそれをひっくり返すよう全力を尽くさねばならない。

日曜の試合で、われわれは大いに競うつもりであり、相手を倒すためにすべてをやるつもりだ。

このひとは自分と直接関係ないアーセナル試合を観に行ったり、アーセナルにシンパシーがあるんだろう。コメントからもそれが察せられる。

(スパーズがモウリーニョを指名した6年前、その直後にアルテタがアーセナルに行き“Trust the process”と云った。それがいまやこれほどの強者になった)これはクラブがプロセスにこだわるいい事例だと思う。フットボールで6年間もの長い時間は非常にめずらしい。

それに思うのは、フェアに云ってアルテタがかけた3シーズンだったか。だから4シーズンめだ。そこで彼が競い、いまや7シーズンめにいる。彼は自分の4年めのシーズンで競えるよう、とてもとても準備していた。つまり、彼が仕事を引き受け、そのあとのフルの2シーズン、そのあとの4シーズンめ。

だから、これをどう見るかということなんだ。ここで違いを知ることになる。何かを勝ち取り最高の成功をおさめるか、あるいはそうでないか。プロセスがもっと重要だ。

トーマス・フランクは、アーセナルとアルテタのプロセスについて期間までよく把握していて、「アーセナルはもう5-6年同じチームでプレイしてる」とか適当なことを云う選手たちより、ずっと解像度が高い。ファンかな?

それはともかく、アーセナルとアルテタの成功譚というのは(もちろんこのあと成功すれば)、世界中のプロスポーツクラブにとっての教訓になると思うのだよね。学ぶべき好事例。とくにすぐにヘッドコーチの首をすげ替えてなにかを解決しようとする短気なクラブにとっては。

もちろん近年のアーセナルでもウナイ・エメリの例もあるから、我慢することがいつも成功に結びつくわけではないが、いまのアーセナルのやりかたは多くのトップクラブに重要な示唆をもたらしていることは容易に想像できる。目の前のことに煩わされず、自分たちのやりかたを信じ、プロセスに固執した。

きっとボードレベルでは、PLのどのクラブもエメリ以降のアーセナルがアルテタとなにをやってきたか研究しているはず。こういうコメントにはそれがにじんでいると思う。

このテーマで一冊本が書けそう。

追記:ToTの戦術について by エイドリアン・クラーク

AFC公式サイトより。

AC:Frankは4-3-3と4-2-3-1を行ったり来たりしているが、夏の補強であるXavi SimonsがNo.10を好んでいることもあり、最近は4-2-3-1に傾きつつある。

そのフレイムワークのなかでは、両FBは前に押し上げることが推奨されるが、CMペアはしばしばDFを守るためにシットディープする。にも関わらず、彼らはPLの11試合でリーグワーストである14のショットにつながるエラーをやらかしており、そのうちの3つは実際の失点につながった。

Frankの下では、非ポゼッション時の強さを増そうとして、クリエイティヴィティはやや犠牲にされているところがある。そして一貫性あるプレスで、彼らはPPDA(passes per defencive action)が10.1とリーグで2位。

彼らがボールを持ったとき、彼らのロングパス率は7.3%から10.7%に上がる。これは明白な戦術シフトを示唆している。

Mohammed Kudusは現在右サイドでスーパーブなフォームだが、オープンプレイからのチャンスを6つ以上つくっているのは、彼(15)とPedro Porro (13)しかいない。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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