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【マッチプレビュー】25/26 EPL サンダランド vs アーセナル(8/Nov/2025)ジャカダービー

サンダランドについて

Sunderland A.F.C.

PLで10試合を消化して18ポインツの4位。トップのアーセナルとは7ポインツ差。

PLで昇格チームが10試合終えて18ポインツ取得したのは、08/09シーズンのハル・シティ以来とのこと(20)。それくらい異例。

冒頭にも書いたように、2位から9位までの7チームが3ポインツ差のなかにおり、毎試合の結果で順位がだいぶ変わる集団という。それでも4位はすごいと思う。シーズンが始まる前は、誰もこの展開は予想しなかっただろう。

彼らはPL昇格で夏ウィンドウでだいぶ散財していて(TM調べ:€187.9m)、昨シーズンにチャンピオンシップを4位フィニッシュしたチーム(※プレイオフでPL昇格)を刷新している。あいつの弟、Jobe Bellinghamはサンダランドにいたんだな。夏にドルトムントに€30mという高額で売却している。

グラニト・ジャカのインパクト

夏の補強で最大のヒットはもちろんジャカ。ここまでアシスト3はチームトップ。タッチ、パスともにチームをリードしている。

こんなデータも。インターセプションレイトとはあまり聞き慣れないが。。

PLでもっとも距離を走っている漢。33才。

守備が堅牢

サンダランドの強みは守備にあり。ここまでPLで8失点は、リーグ2位タイ。xGAでも4位なので、これはわりと本物の堅守。セットピースからの失点もリーグのセカンドベストという。

攻撃のアウトプットも悪くない。ここまでのゴール12はリーグ11位。xG 9.8からするとややオーヴァパフォーミングながら。

フォーム

PLの直近6試合で、DWLWWD。

PLホーム試合に限ると、なんとここまで5試合で敗けなし(W3 D2)。

今シーズンの彼らはPLでまだ2試合しか敗けていない。

チームニュース

Habib Diarra、Leo Hjelde、Romaine Mundle、Dennis Cirkin、Aji Aleseがアウト。

Head to head

サンダランドは、アーセナルとのPL直近6試合で、W0 D2 L4。

最後の対戦は2021年12月のFAカップ。アーセナルがホームで5-1勝利。

サンダランドが最後にアーセナルに勝ったのは2012年のFAカップ。PLでは2009年に彼らのホームでの勝利がある。サンダランドはリーグで15試合アーセナルには勝てていない。

追記:Regis Le Brisの試合前コメント「(ジャカ)彼のアーセナル知識はとても役立つ」

サンダランドボスの試合前会見より。

RLB:彼(ジャカ)はいろいろなやりかたで使いやすい。

彼のアーセナルについての知識はわれわれには重要になるだろう。そのことはコーチングスタッフを交えて今週ずっと話している。

わたしは重要なことは信念だと思う。彼はスクワッドに自信を伝達することができ、あのチームが相手でも何かを勝ち取れると選手たちに伝えている。彼らがとても強くても。その部分も非常に重要だ。

われわれは勇敢でなければならない。自分たちのベストフットボールをプレイすること。

もしわれわれがすこしでも相手を恐れてしまうなら、罰せられるだろう。感情的になりすぎても、やはり罰せられる。だから、つまりは最高のプレイが必要ということ! これは10試合プレイしてきて、最高のテストだ。

それこそがわれわれの望むもの。このリーグで競争力を持ち、グレイトなチームと対戦する。これは違う試合、違うゲイムになるだろう。しかし、希望はある。

追記:グラニト・ジャカの試合前コメント「(アーセナルとの対戦は)個人的には感傷的な試合になる」

サンダランド公式サイトより。

GX:やってきたばかりの選手がキャプテンになるなんてことは、あまりあることじゃない。でも、クラブはぼくに明解なプランがあり、ぼくになにをしてほしいかもはっきりしていた。

ぼくももう33才になって、UKでも海外でも経験をつんだ。たくさんのコーチとも仕事をしてきた。イングランドに戻ってサンダランドにいることにとてもハッピーだ。

すごく歴史あるクラブでファンベイスもとても大きいことは知ってはいたが、いまはそれを実感している。

(チームの力強いスタート)ぼくがつねに云うように、選手とファンのつながりがとても重要なんだ。ぼくがここに来たときに受けたメッセージは、これからどうなろうとも、ぼくらにはつねにこのサポートがあるということ。ぼくらにはサポーターが必要で、彼らがとても重要。

クラブで歓迎を感じるなら、自動的にそこはもうホームだと感じられる。

(マネジャーのつくる空気)プリシーズンのときすでにマネジャーとZoomで話して、とても感心したものだ。彼は自分で話すことを正確に理解している。

彼はあまりうるさいコーチではないよ。でも、彼が話すとき、つねに的確で、ボールがあるときもないときもどうすればいいか、かなりはっきりしている。

(サンダランドの現在のポジション)シーズン前は誰も想像しなかったこと。でもぼくには驚きじゃない。このチームを観て、毎日の取り組みを観れば、それがいかに要求が高くメンタリティがあるか。それがここでの毎日のスタンダード。どうトレインするかが、どうプレイするかになる。そこはぼくの信念でもある。ぼくらがここにいるのはふさわしい。

(いまだホーム無敗)まだまだ理想には程遠い。ぼくらはワークをつづける必要があるし、正しく基礎を行うこと。謙虚でいること。自分たちの居場所を観ることだ。

(アーセナルとの対戦は感傷的になる?)ぼくらもアーセナルのクオリティはわかっている。ぼく自身にはエモウショナルな試合になるだろう。あそこで7年もの素晴らしいときを過ごした。まだ多くの選手やコーチたちともやりとりがある。

彼らとここで対戦することはもちろんとても特別だ。できれば、それを楽しむこともできたらいいね。この日どっちがいいチームか観てみようじゃないか。

追記:サンダランドの戦術について by エイドリアン・クラーク

AFC公式サイトより。

AC:PLでサンダランドよりデュエル成功率の高いチームはいない。そして、その敵対的な雰囲気になりそうな場所となれば、Le Brisのチームが力づくで、アグレッシヴにアーセナルに向かってくると考えられる。少なくとも試合のスタートから、ホストチームは試合をフィジカルバトルにしようとしてくるはず。

ブラックキャッツは、CMにおけるジャカの助けもあり、ボールを持ったときのクオリティもある。ここ数週間、たいてい彼はMFペアの右に位置し、ショート/ロングのパスクオリティを使おうとする。そこではデクラン・ライスとのデュエルが頻繁にありそうで、リーグでもっともインフォームなMF同士の戦いになる。

戦術的に、アーセナルはLe Brisがどのようなフォーメイションを使ってくるかを断定はできない。彼は4-3-3でシーズンを始め、それがやがて4-2-3-1になり、だが彼らのこの2試合では、非ポゼッション時には5-4-1に変化する3-4-2-1でプレイしている。

現時点での彼らがいかにうまくプレイしているかを考えると、サンダランドは今回もやはりバック3で来るような気がしている。もし彼らがそうしないのなら、それは彼らがポジティヴなアプローチを計画しているサインとなるだろう。

われわれはもっとも警戒すべきはNordi Mukieleのロングスロー。ヘイルエンド出身のDan Ballardのマークも忘れずにおきたい。彼は今シーズンヘッダーでのショッツを9記録している。それはErling Haalandにつぐ2位の数字。

小柄なEnzo Le Feeはワイドエリアでスキルフル、GKのRobin Roefsに対してアーセナルのシューティングは正確でなければならないだろう。彼は81%のセイヴ%を誇り、予想されたゴールから2.7ゴールも防いでいる。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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