こんにちは。
アーセナルのMD17は、エヴァトン@Hill Dickinson Stadium。彼らが今年から使っているという新スタジアム。
いちおうわれらはリーグテーブルで単独トップとして迎える試合ながら、まったく楽観できない状況がある。
アーセナルはPLの直近3試合で勝ちがなく(DDL)、ただでさえ2ポインツ差でわれわれを追うマンシティにプレッシャーをかけられているなか、今回のエヴァトン(A)は、アーセナルが大の苦手にしている場所のひとつで、なんと直近7試合でたったの一度しか勝っていないという。トップチームならまだしも、エヴァトン。これは奇妙なことだ。やはり、アルテタがエヴァトンOBということと関係があるのだろうか。
そうそうミケル・アルテタといえば、今回の試合でちょうどAFCマネジャー6周年。彼が来たのはついこないだのように思っていたら、あのとき生まれた子がもう小学生になるという。信じがたし。
どんな試合になるか、試合をプレビューしてゆこう。
アルテタの試合前コメント「(AFCでの6年)わたしの仕事は試合に勝つことがすべて」
昨日行われたミケル・アルテタの試合前記者会見。AFC公式サイトより。
(ホワイトのハムストリング……)
- 彼はアウト
- よくなってはいる。大きなケガではないから。だが、数試合はプレイさせられないと思う
- さらに悪化するとは思わないし、ベンはすごく早くケガが癒えるタイプ
- だから、数試合後には彼を使えると思う
(ガブリエルはつぎのアストン・ヴィラの試合が復帰の目標になる?……)
- 彼はハードにプッシュしている
- 彼は離脱したときはいつもそうだし、彼もとてもよくなっている
- すでにピッチでのセッションもこなしているので、彼の復帰もそこまで遠くない
- リハブのつぎのステイジをみる必要がある。彼がどうよくなっているか。われわれはポジティヴだ
(ズビメンディが先日のオープントレイニングにも姿を現さなかった件……)
- 長い時間プレイしている数人はいろいろマネジせねばならない。それが理由
(アーセナルのマネジャーとしての6年……)
- とても早かった。たくさんのことが起きた
- 素晴らしい旅だった。わたしはどの瞬間も楽しんだ
(アーセナルがHill Dickinson Stadiumを訪れるのは初めて……)
- 奇妙な気分だが、興奮もしている
- PLでももっともアイコニックなステディアムだった(Goodison Park)をもう使うことがない
- だが、われわれにとっては勝利の機会でもある。彼らが築いた素晴らしいステディアムで勝つ。そう考えている
(Goodison Parkにあったチャレンジ……)
- すべてのアウェイ試合がそういうもの。とてもタフな場所だった
- そのことは全員がわかっているので、土曜はベストを尽くして勝たねばならない
(彼らの新しいステディアムをアーセナルが勝てる場所にしたい……)
- そうだね。われわれはここ数年アウェイではとてもいい記録がある
- それをかなえるためには、われわれがとても優秀でいなければならない
(PLのフェスティヴシーズンでもっとも楽しみなことは?……)
- いろいろある。試合数が多くとても要求されるし、仕事でも私生活でもいろいろなことが起きる。この期間は、われわれ全員にとって特別な日々だから
- わたしはそれを機会だとも思う。
- われわれがそういうホリデイ時期に試合をプレイできることが幸運だと思う。たくさんの家族がそれを楽しむ。ステディアムの雰囲気も独特で、それこそ、われわれも楽しむべきものだ
(ズビメンディはウィンターブレイクのないファーストシーズンで負荷を管理する必要がある……)
- 彼のことはとても注意深くしてしなければならない
- 彼もすべての可能性を理解し、自分自信をケアすることが必要になる。このリーグではそれが必要なのだ。なぜなら要求がとてもとても高いから
- だが、彼はとてもとてもよくこのリーグに対処できていると思う。このリーグがもたらすすべてのチャレンジに
- 新しいクラブ、新しい国、彼はとてもうまくやっている
(エヴァトンが新しいステディアムでファンとの絆を築いている……)
- わたしは、それが彼らがかなえようとしていることだと想像する
- 以前と同じではありえないから。どのステディアムにも独自の歴史があり、エナジーと時間がある。ならば、それを伝えないと
- われわれは、アーセナルでそれを経験している。だから、時間はかかるものだ
(クラブでの文化を変えたことが、あなたの6年間で最大の功績?……)
- そのなかのひとつだろう
- それは、われわれが観るべき最初の基礎だった。それはとても急速に行われたと思う
- なにかを維持するのは、とてもとても難しく、それをかなえるためにはたくさんの善人と、強調した人たちがいなければならない
- われわれは、それをとても力強くソリッドなやりかたでやったのだ
- すべてのこと、社会的な、クラブにおける変化があった。クラブのサイズ、収益、築いてきたスクワッド、価値、スポーツ的な成功
- われわれがいまだ大きなトロフィを勝ち取っていないとしても、それはとてもとても一貫していると思う
- だから、われわれは正しい場所にいるのだ
(アーセナルの成功は誰によるもの?……)
- ひとりでは何も変えられない。とくにこのクラブのサイズや歴史を考えれば
- 同じヴィジョン、ワークエシック、情熱を持ったとてもコミットした人たち、多くの優秀な人たちが必要で、わたしがとてもラッキーだったのは、そういう人たちがいたらから
- そして、結局は多くの支援が必要になる。いっしょに決断してくれる人たち
- だが、もっとも重要なのは選手たち
- 選手たちが云うことややることを買ってくれなければならないし、わたしがとてもラッキーに感じているのは、その選手たちがその方向で100%をもたらしているから。それはつねにほしいものだ
(あなたのDavid Moyesへの尊敬……)
- わたしが使いたいことばは、感謝と尊敬(gratitude and admiration)
- 彼がわたしにこのゲイムへの愛情を教えてくれて、それはゲイムが要求する誠実さ
- わたしは彼のことはとても際立つ人物だと思う。彼のクラブやひと、選手たちのマネジメント。それは際立っている
- わたしは、彼がわたしにしてくれたすべてにとても感謝している
- だが、わたしはそれは英国フットボール全体でも云えると思う。なぜなら、彼がそのひとつの例だから。いいとき、困難なときにどう振る舞うかの
- デイヴィッドはそれをやってきたと思うし、それは素晴らしいもの
(クリスマスには何がほしい?……)
- Win, win, win, win, win. それだけ。あとのものは自然にやってくる
- わたしのムードやエナジーはもっとよくなると思うよ。だから、それがわたしのほしいものだね
(6年前にこの仕事を引き受けたとき、ここまで長くやると思った?……)
- わたしがどれほど賭けていたかということ? わからない
- もしわたしがこんなふうに云ったとしたら。「Ok、わたしは最高レベルのコーチ経験はないし、歴史上最悪のときにクラブに来ている、最近かつてのマネジャーたちも去っている」
- しかし、この仕事をやるには一日づつやっていくことだ
- わたしは初日には同じことをするよ。ベストを尽くし、感じたことをし、みんなが自分といっしょについてきてくれているか確認する。それだけ
- そして、つまるところ、わたしの仕事というのは、フットボールの試合に勝つことがすべて。それだけなんだ
(メリーノはいまも9のオプション?……)
- 間違いなく彼はオプション
- われわれにそれを真剣に検討するような理由を彼が与えている
- 彼のゴールとその重要性を観れば、彼もそこにいなければならないと思う
(ヨクレスよりメリーノのほうが自然にフィットしている?……)
- そのことばがふさわしいのかわからないが、ミケルは彼のクオリティで仕事をしてくれる選手
- ヴィクトルはたくさんの違うことをもたらす選手で、彼らがいるのは素晴らしいこと
- そしていまはガビーが戻り、彼はこの2試合でプレイし、インパクトをもたらした
(ハヴァーツはどれほど復帰に近い?……)
- 彼はとてもよく回復しており、この数週間ではかなり早い
- だから、これからのトレイニングセッションでもそういうふうにつづいていくことについて、われわれはかなり楽観している
- 彼はもうすぐチームに加わるだろう
(アウェイの直近3試合すべてで最初にゴールを奪われている……)
- 一貫性だ
- たしか、それまでのわれわれはアウェイの21試合でひとつしか敗けていなかったはず
- もしそれをつづけたいのなら、自分たちのやることで多くのことで完璧でいなければならない
- われわれは、試合の最後のキックによって2試合で敗けた。2試合で勝つ可能性もあった
- そこがわれわれが学ぶべきところであり、もっといいプレイをすべき
(エヴァトンの試合までのまるまる一週間をどう使った?……)
- あまりにも多くの試合をプレイしているとき、それはエナジーのレベルであり、エナジーの安定であり、それを維持することが重要になる
- そして、そのほかのことは小さなことなのだ。守備の振る舞いだったり、まだ築いていない関係性であったり。それをやる時間がなかったからね
- 今週、われわれはそれらに取り組む時間があったので、土曜にはその進歩を観ることになればと思う
(古いグラウンドから新しい場所に移動したとき雰囲気が失われる?……)
- わからない。場所を変えたときにはそういうことはあるかもしれない
- 土曜の夜は、それについて観ておかねばならない
- 以前とは違うだろうし、同じものは期待できない
- しかし、それがもたらすいいことやポジティヴなこともあると思う
(この試合で誰がアップフロントでプレイするかをどう決める?……)
- 12月のここまで、わたしの頭痛はフロントラインとバックラインのオプションのなさにあった
- 難しい決断だが、チームをよくしてくれるのは彼らだ
- 決断するときに頭痛があるのは、それでチームが弱くなったときや、決断ができないとき
- ほかの選手を使ったり、あまりに多くの試合でプレイしている選手だったり。ケガをしてしまうかもしれない。だから、それが頭痛になる
(ハヴァーツが復帰するときの試合は念頭にある?……)
- ある。それが云いたくないが。なぜなら、彼はとても長期間の離脱で、リハブの直後であり、注意深くしなければならないから
- 彼の復帰にはかなり慎重を要する
(ヴィクターのクラブでの最初の数カ月をどう評価する?……)
- 思うに、彼への注目度はサインした初日から変わっていない。それがふつうだ
- みんながクラブにNo.9がやってきたと興奮していた
- われわれはそれをやり、試合でプレイし、とても素晴らしいゴール記録を持つ選手を連れてきて、彼はリーグに適応せねばならない
- 彼にはプリシーズンがなかった
- 最初の数週間が難しかったのは、肉体的に彼はベストじゃなかったから。彼はそれが必要な選手。このリーグのどの選手とも同じように
- そしてそのレベルでパフォームできるようになってきてから、彼は活躍を始めた
- 彼はとてもいい時期にケガをしてしまったと思う。そしていま彼は戻ってきた
- わたしは、彼が戻ってきてからの2試合でもたくさんのポジティヴを観た
- われわれはひきづつき調整をつづける必要があり、特定の状況ではもうちょっとだけ彼を理解する必要がある。彼もまた同じ
- だが、それも時間も問題だろう。われわれは彼を完全にサポートする
(彼について精査することが彼を驚かせている?……)
- わからない。それもいずれ経験することだ
- ビッグクラブに来たときに対処すべきことや、グローバルなインパクトについては想像できるだろう。どれほどの期待があるかも
- だが、それとは付き合っていかねばならず、つねに自分の想像とはやや違ったものと付き合っていくことになる
- 彼はそれを大いなる渇望をもってやっている
- 彼のエナジーレベル、コミットメントはまったくもってトップ
- われわれは、彼を助けるためにここにいる。それはわれわれ全員が通ってきた道
- われわれ全員も時間が必要であり、つねにそういう瞬間があり、ストライカーにもそういう瞬間がある
- 彼らはより多くのゴールを決めたり、そうでなかったりする。われわれは彼とともにいなければならない
(シーズン後半は、ヨクレスのさらなるレベルが観られる?……)
- そう思う。イエス
ヨクレスについてのやりとりは、今週のアーセナル界隈での話題がそのままアルテタに質問されているような。
25/26シーズン前半。チームとリーグへの適応に苦しむヴィクター・ヨクレス | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
会見の後半。
- Salmon: courage. He’s never experienced this. Emotionally a stable boy who wants it. Good prospect.
- How hard is it to be a defender that age?: it is harder. Dowman can give the ball away in th final third and it’s fine, but giving it away in the final third is much different.
- He can play as a centre back and full back. We tell them they’re here for a reason. You have to be ready.
- How have you changed since joining?: A lot. A lot of changes, the people around you and I’ve learnt a lot. The team commands, the way we approach things and the dressing room.
- Only thing missing is silverware?: yes. All the records we were breaking without winning anything, that’s the level of the premier league.
- Staying beyond your contract?: yes, but it’s about today and having to earn the right. Managers have to earn that. You need support from ownership but the most important ones are the players.
- Thierry Henry comments about winning the league: that’s fine. We’re going to do as much as possible to do that.
- Drive from the club: special feeling. More than happy to have ex players who are so helpful, they have different perspective.
- Reason behind bringing ex players in: you have to assess this. Ljungberg was here with us, he knew the past. It’s about what the club needs.
- Gyokeres: the way he thinks and interacts. A relationship is both ways. I quite like what I’ve seen.
- Telling key players your staying?: They ask me but I cannot lie, it doesn’t depend on me. The club have to make a decision. That’s a sign of a player wants to stay.
- Your Arsenal projects in the future?: There’s a lot a talk about infrastructure, but my focus is performances to win big trophies.
会見の後半では、いきなりマルリ・サーモンについてのやりとりが。この試合のつぎはリーグカップのパレスなんだが、もしかして16才CBをスタートに大抜擢したりする可能性もあるんだろうか。














