日曜はGOTY 2025の各賞を総なめという『Clair Obscur: Expedition 33』を購入して、すっかり遊んでしまった。極めて高評価という以外なんの前知識もなく始めて、ここまで8時間ほどプレイして、これはアレじゃんねと思った。アレとかアレとかアレとか(ネタバレ回避)。これがGOTYとは、たいへんに興味深い。
そういったわけで昨日は、試合に敗けたあとみたいにアーセナルから離れたくなった。
だって、あんな試合ったらないよ。ファンにはひどい仕打ちだ。試合前は、当然のように快勝/大勝を期待していたんだから。相手のフォームを考えれば、そう考えたとてべつに傲慢でもないだろう。
最後の最後でいちおう勝ったはいいが、今回ばかりは結果オーライという気分に全然ならなかった。たまにはこういう試合もあるさみたいに思えない。
今週、アーセナルはひさしぶりにミッドウィークの試合がなく、この試合のあとチームは2日間休むという。必要なことだ。今度こそ心身ともにリセットしなければ。
Arsenal 2-1 Wolves: Arsenal snatch win in thrilling finale with Wolves
アルテタの試合後コメント「あの失点のしかたは受け入れがたい」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFC公式サイトより。
アルテタ:大きな3ポインツ。とくにあの最後を考えたら。
前半のわれあれは危険なエリアに侵入し、多くの状況をつくったが、そこからビッグチャンスにはならなかった。なので、われわれは、ラストパスの効率を改善する必要があった。なぜなら、ボックスのなかでは何度も何度も動きやオプションがあったから。そこを活かさなかったのだ。
ガビ(マルティネリ)はほんの2ヤードのあからさまなチャンスを逸した。あれは決めねばならなかった。
後半はいくつかのことを修正し、より効果的になり、チャンスもつくるようになり、ゴールも決めた。しかし、そのあと、多くの選手が攻めてきたことで、われわれには2分間シットディープせねばならない時間帯があった。あのときわれわれはプレスできなかった。そして、守備のふるまいがひどかった。
たとえ、われわれが試合を通してひとつのショットすら許していなかったとしても、ああいうことが起きれば、彼らに必要なことはゴールを決めるアクションだけ。そして、試合は非常に難しくなった。
ありがたいことに、最後にはチームが反応した。ブカヨが素晴らしいボールをボックスに入れ、ガビーが触ったはず。あれはオウンゴールだったと思うが、もし、ミケルがそこにいなければ、レオが後ろでボールをネットにいれるために待っていた。だから、試合に勝てたことはありがたい。
わたしがその前に観たいのはキャラクター。ゴールを決め、相手のゴールを防ぐ。だから、最後にはキャラクターを見せることが必要なのだ。
(ジェズースについて)彼はあれをミドウィークにすでに見せていた。チームに彼がいるのは素晴らしい。観客の反応も観ただろう。彼もまた好調なひとりであり、脅威に見える。とてもポジティヴ。
このとてもタイトなスケジュールから、リセットして戻り、あらためて始めるまで、選手たちには数日ある。ある部分がゆっくりと劣化しているのは、われわれにはトレインする時間もなかったから。それをやっていく。これからクリスマス期間に入り、その重要性はよくわかっているから。
試合後の記者会見。AFC公式サイトより。
(ドレッシングルームのムードは?……)
- ほっとしていた
- しかし、もっと大きな差をつけねばならなかったことは、とてもはっきりしている
- 前半は相手ボックスでつくった状況に対し、十分に正確になれなかったし、あまりにも多くのときに正しい色のシャツを見つけられなかった。そのためのオーヴァロードもあった
- だから、そこに関しては後半に改善する必要があり、そこはやれていたと思う
- よりチャンスをつくり、ゴールを決めたが、その後にわれわれは2-3分下がる時間があり、完全に受け身になった。そしてひどい守備のふるまいがあった。あれは、われわれがひとつもショッツのなかった相手に対して要求するレベルには程遠い
- あれが彼らには最初のチャンスで、それをゴールにした。これぞPL
- 最後にはなんとかわれわれがゴールを決めて試合に勝ち、ホッとすることになったが、その点では間違いなくチームには進歩が必要
(チームが見せた気骨と決意……)
- そこはとてもポジティヴ。しかし、それはたまに起きることではない。レジリエンスとゴール。以前にも起きたこと
- われわれは、それより以前にその源を止めねばならなかった。それはわれわれ次第
- ウォルヴズを称賛すべきでもある
- 彼らのStamford Bridgeでの試合や、ヴィラとの試合を観て、そこで彼らが結果を得られなかったのは不運だった
- だから、わたしはこの試合が簡単なものになるとはまったく考えていなかった
- しかし、それで自分たちがこの試合を難しいものにしてしまった。あの失点のしかた。あれは受け入れがたい
(来週の予定について……)
- いま必要なのはリセット。彼らには多少リラックスできるよう2日間与える。そして長い週に備える
- われわれはトレインできていないので、ゆっくりした劣化がある。あるふるまいが劣化を始めている
- だから、トレインして選手たち全員をブーストさせる
- なぜなら、クリスマス時期がしばしばシーズンを決めるから
(今日から何を学ぶ?……)
- そこから学び、前進する
- PLで勝ったときは、つねに喜ぶべきだ。その難しさのことは知っておくべき
- しかし、今日は自分たち自身で難しくしてしまった。そこは大いに教訓とすべき
- 相手がうまくやっているとき、それはいいだろう。相手が多くのことでわれわれに困難を強いる
- しかし、それはいろいろあることのひとつ。わからない。われわれは、選手たちをもっとよくするようにしなければならない
(リードを守ろうとして深く守ってしまうのはふつうだが僅差のときにそれをしてしまう……)
- ノー(質問の最中に首を振って)
- 深く守って、ボールがキーパーの手のなかにあり、チームはプレイしていない。ただボールを蹴り出すだけ。ノーノーノー
- それは自分たち次第で、われわれは自分たちがすべきやりかたでプレイを継続しなければならない
- われわれは特定のやりかたでなんとか結果を出せるが、それは自分たちでしなければならない
- 相手がたくさんの選手を前に入れてきて、われわれが守ったが、あそこでプレスできなかったこと。それもいいだろう
- しかし、あのブロックでの行動のレベルは、まったくあのようなものであってはならない
(ベン・ホワイトのケガ……)
- 彼は、以前のヒザの問題もあって、これまで多くの時間プレイしてこなかった
- そして、その後にチームにオプションがなく彼は長い時間プレイせねばならなくなって、勢いをつけはじめていた
- ウィロとて今日はリスクをかけねばならなかった。なぜなら、今日の彼はおそらく90分プレイするほどベストではなかったから。そうすればさらなるケガ人を生むためのチケットを買うようなものだ
- だが、ほかにケガ人は出なかった。だが、ベンは間違いなく悪いニュース
(彼の問題はなに?……)
- ハムストリングのようだ
- 程度はわからないが、明日かあさってにはもっとわかるだろう
(前半はSoTがゼロだった件……)
- われわれが正しい色のシャツをつかまえなかったから
- ふだんのわれわれなら、1メーターのフリーヘッダーがあればゴールを決めている
- それが何度も何度もあって、それはフラストレイティングだった
- だが、それがこのゲイムだ
- このレベルなら、毎回バックポストでヒットさせねばならない。そして今日はそれをやらなかったことで、自分たちで難しくしていってしまった
(前半は雰囲気が平坦だった。ステディアムには楽観があった?……)
- わからない
- ブレントフォードの前、わたしはレイトキックオフの7:30にみんな来てほしいと云って、今回はそれを云い忘れてしまった
- しかし、われわれが欲しい結果を得るために、最後には完全にそうせねばならなかった
- だから、サポーターたちには何の疑問もない。それはわれわれ次第だ
- 最後の最後、みんなが自分たちの席で飛び跳ねて応援していた。それがふつう
- それを最初からやれればよかったんだけど
(最後の数分のチームのプレイについて……)
- 最初から最後までガス満タンでなければならない
- とてもとても非効率ななかでトライした時間もあった。決定的になるべきときに
- わたしはそれがわざとだとは思わない。後半にはゴールも決めた
- だが、これはわれわれが望むものじゃない。それは間違いない。進歩せねばならない
以上
今回もアルテタは会見ですごい早口だったと話題に。あの内容に、そうとう腹がたったんだろう。個人(ネリ)を名指し批判も彼にはめずらしいように思う。“All of Nothing”で観たような、ドレッシングルームでのブチギレがあったかも。
ブカヨ・サカの試合後コメント「最後まであきらめないキャラクター」
間違いなくMOTMのパフォーマンス。デュエルが11/11。バケモンか。試合後のインタビュー。AFC公式サイト。
BS:正直、素晴らしいフィーリング。ガビー(ジェズース)が喜んでないのはわからないね。オウンゴールみたいだけど、彼が決めたのかと思った。
それでも最後には勝ったのだから素晴らしいフィーリングだ。今シーズン、ぼくらは何度か最後の数分で失点していて、今日はその逆ができてナイスだった。
これが示すのはぼくらのキャラクター。最後まであきらめない。それにぼくらはエミレーツでプレイしていたので、相手にはここがタフな場所だと思わせる必要がある。それをぼくらは今シーズン示せていると思う。今夜もそうした。
もちろん3ポインツがうれしいが、ちょっと残念なのは自分たちのプレイ。あわやポインツを落とすところだった。でも、そうならなかったので、このポインツをいただいて前に進もう。
(このあと7日間試合がない)とてもとても忙しいスケジュールだったから、よかった。
この間ずっとインテンスにやってきた選手やスタッフたちのおかげだ。みんなでやってきて、いくつかの素晴らしい結果もあった。
ここで少しのブレイクがあるのはナイス。でもリラックスしている場合じゃない。これはリセットのとき。そして、来週はまたエヴァトンに向けてやっていく。














