昨日の結果、なんとシティとヴィラが揃ってポインツを落とした。いと信じがたし。
これは自分たちの力だけではないということは、もはや神風と云ってもよさそうな。
シティはこれで3試合連続ドロウだとか。あの数々の不正により最強と化した異世界チート軍団が? ついに良心の呵責に耐えきれず? こういうこともあるんすねえ(鼻ほじ)。
そういうわけで、トップのアーセナルは、もしMD21に勝利すると2位に8ポインツ差をつけることに。なんという好機か。OMG.
ここで相手はリヴァプールというめぐりあわせ。
つい去年まで最強の一角だったチームが、今年はシーズン序盤以降、坂道を転がり落ちるように不調に陥っていたが、最近は悪くないらしい。なんだかんだ4位にいる。
しかし、アーセナルファンとして、近年のリヴァプールで、今回ほど楽観的な気持ちでのぞめる試合もないという気がしている。ここで悪い結果が想像できない。エミレーツだし。
彼らがまだシーズンの成功を信じていた8月のアンフィールドでの試合だって、ドロウがフェアな結果だっただろう。そして、いまお互いのチームのムードは、あのときとはだいぶ違う。
最近のわれらは、ヴィラやボーンマスといった苦杯をなめさせられた相手につぎつぎと復讐を果たしているところでもあり。
さあ、どうなるか。
アルテタの試合前コメント「サポーターのおかげでいまや違うチームになった」
昨日のミケル・アルテタの試合前記者会見。AFC公式サイトより。
(トレイニンググラウンド周辺のムードについて……)
- 去年のPLチャンピオンとの試合に当然ワクワクしている。われわれには証明すべきことがある
- ホームでわれわれにはサポーターがいる。8時のキックオフだが、とても早くから来てくれるだろうし、素晴らしい雰囲気をつくってくれるはず
(サポーターと雰囲気について……)
- 彼らは今シーズンもまた素晴らしい。そこが違いになっている。われわれはそれでもはや違うチームになった
- エナジー、コミットメント、自信と渇望のレベル。われわれはひとつひとつの行動でそれを彼らに伝達している
- われわれには彼らが必要。毎試合で必要
(カラフィオーリとモスケラはいつ戻れそう?……)
- 彼らは今回もアウト
- すぐに復帰できると思う。いま彼らはリハブの最終段階
- すべてがうまくいけば、すぐにセレクションに含まれる
(Ruben Amorimの解任について……)
- わたしが話せるのは自分が経験したことだけ
- しかし仲間が仕事を失うのを観るのは悲しい
- われわれは自分たちのいる場所がわかっているし、オーナーシップ、スタッフ、選手たちからの支援も必要
- 結局、この仕事をつづけるためには多くの試合に勝つしかない。それが現実であり、われわれの仕事の本質
(リヴァプール相手に証明すべきことがある……)
- われわれはテーブルのトップにいる。対戦するのはとてもとてもいいチーム。われわれはポジションを維持したい
- そのためには、試合に勝つ必要があり、そして試合を通して素晴らしいことをせねばならない
- それこそが、われわれが証明すべきこと
(いまがあなたにとりベストなアーセナルのチーム?……)
- わからない。比較は好きじゃないから
- わたしは毎週チームは違うと思う。なぜなら、起用できる選手が違い、ポジションも違うから
- だから、チームと個人がやっているたくさんの素晴らしいことを維持することだ。そのためには一貫性がカギになる
- われわれは毎試合の難しさをわかっている
- 5月に目標達成するためのわれわれのアプローチは、大いに興奮し、自分たちの居場所を理解し、大きな渇望を持つこと
(リヴァプールについて……)
- われわれ全員の差はとても小さい。そのことはつねに話している
- 彼らには素晴らしいマネジャーがいて、センセイショナルなストラクチャがあり、彼らが明日選ぶだろう選手たちにより、なにをすべきかの理解がある
- 彼らはいろいろなやりかたでもプレイできる。なぜなら、そうしたことが彼らをちょっと違うものにするから
- そして、明日想定できることについてより具体的にできる
- われわれは、そのことを十分に承知していなければならない。自分たちのやるべきことに集中しないと
(ハヴァーツ……)
- われわれは、彼の負荷を注視している
- 彼はふたつの異なる理由から長期間の離脱をしていた
- そして彼の復帰はとても近い。彼は今朝もトレインしていた
- われわれが期待しているのは、ベストヴァージョンのカイ・ハヴァーツ
(自分たちの進歩を見せるいい機会……)
- 結局、われわれはすべての試合に勝ちたい
- そしてもっとも重要な試合は明日の試合
- 彼らを倒すためにやるべきことはわかっている。あとはそれをピッチ上で示すこと
(トロサールがチームのPOTMに選手された……)
- 彼には理解と安定のレベルがある
- だが、とくに今シーズンの彼が見せている安定のレベルだと思う。それはずっと際立っている
- 彼は試合のあらゆる側面でチームとうまくいっていると思うし、チームが持っているものとは違うものをもたらす選手
(満員の味方がついているという感覚……)
- 無類のもの
- そこで違う選手になれる。感情面がよくなり、エナジーレベルもよくなり、自信もつく
- 彼らによって、チームはアグレッシヴにプレイするようになり、覚悟をもってプレイするようになり。それがさらにチームを盛り上げる
- それこそが、明日われわれがもたらさねばならないもの
(去年のチャンピオンであり夏の補強もあったリヴァプールはタイトル争いの主なライバルになると思っていた?……)
- もちろん紙のうえでもそうだし、わたしはいまも彼らはスーパーブなチームだと考えている
- 理解せねばならないのはコンテクスト。彼らにもケガがあり、リーグ全体の難しさもある
- わたしの意見は変わっていない
(今シーズンのアーセナルに懐疑的な意見を間違いだと証明している?……)
- わからない
- われわれはつねにベストなやりかたで試合に勝てるよう準備しているだけ
(アーセナルが証明したいポイントはなに?……)
- 毎試合でやっていくこと。毎週、われわれには証明すべきポイントがある
- ヴィラ戦の素晴らしい勝利のあとボーンマスとプレイしたのは数日前だ。それが5月までつづく
- われわれは、かつてもそのポジションにいたからわかっている。われわれはそれを維持したいし、リードを拡げたい
- それをやるためには、われわれの覚悟と渇望のレベルが、そのマインドセットとともになければならない
(どうやって全員を目標に向けてワークさせつづけている?……)
- われわれ全員がそれを成し遂げたくて震えている。それが全員を駆るもの
- クラブ、スタッフ、選手のなかにはスーパーブなクオリティがある
- なぜなら、われわれは自分たちが望むことを達成するために何が必要かわかっているから
(ズビメンディ、オーデガード、ライスの素晴らしい連携は3人とも2ヶ月以内に生まれたから……)
- じゃあ彼らは生まれたときから連携があるということ?(笑い)それは調査の必要があるね。しばらくしたら結果をお知らせしよう!
- しかし、そこは考えてみる必要はあるかもね。もちろん彼らはクリックしていて、お互いの相互理解もかなりある。とてもよくお互いを補完しあっている
- そこは彼らを連れてくる以前にも、そうなるかもしれないと信じていたこと。そして、いま彼らは実際にそうしている
(AmorimもMorescaも解任されたときヘッドコーチとしての不満を述べていた。あなたは当初ヘッドコーチで雇われ、のちにマネジャーに。その違いについて……)
- アーセナルが役割の変更を提案してきた当時は違っていた。当初、わたしが助けられる領域はクラブが考えていたものより広かったかもしれない
- しかし繰り返すが、それも関係性だ。人間同士のつながり。なぜなら、われわれには多彩な人材がいて素晴らしいチームをつくっていたから。あることでもより長けたひとがいるとか
- あることで、わたしよりもうまくやれる誰かがいたとしたら、わたしはそれはそのひとにやってもらう
- だから、わたしにとって肩書は毎日やることを反映していない
- わたしは、人材がより重要だと思うし、あとはそうしたひとたちのなかにあるモラルだ。「Okay、自分たちをもっとよくできることをお互いにやろうじゃないか」と
- あとのことは、その考えを支援するにすぎない
(より多くの責任があることで得るブースト……)
- イエス
- なぜなら、それはわたしが要求したものでも、彼らが求めたものでもない。オーナーがそれをやるために正しいことだと考えたから
- しかし、それ以降、われわれは最近の変更によって違うひとたちとも働くことになった
- わたしが思うに、リーダーが重要だった。それはオーナーシップであり、この場合スタンとジョッシュ
- ジョッシュはとても近くにいて、われわれ全員をとてもはっきりと整えている
- 彼がやりたいこと、どう目標をかえたいか。全員にその余地を与えている
- こういうことが、われわれの仕事をとてもやりやすくしているのだと思う
(8月のアンフィールドで批判されたアーセナルの消極的な戦術……)
- 彼らには自分たちの意見を云う権利がある
- わたしのは違うが。だが、それがフットボールの美しさ
(ガブリエルにほかのDFたちより際立つ得点能力があるのはなぜ?……)
- 彼のゴールへの渇望と、そのための取り組みの量がある
- ゴールを決める最良のポジションにいるためのディーテイルへの気づき
- それを実行するために、彼には特定の行動が求められる
(ヒンカピエのPLへの適応はいかが?……)
- わたしはとても感心している
- 彼は移籍市場のかなり遅くにやってきて、プリシーズンもなく、手術もあった
- 彼は、われわれの要求するすべてに対しすごい。またさまざな役割も果たしている
- 彼はチームに対してビッグブーストになっていると思う。彼がチームにもたらせるものに関しては、さらなるステップを踏んでいる
(このグループはインヴィンシブルズくらいいい?……)
- ノー
- なぜなら、インヴィンシブルズはたくさんのものを勝ち取ったから。彼らは一貫性をものにした
- それで彼らは歴史と伝統をつくった。われわれもそれをやらねばならない
(選手たちもそのことについて話したりしている?……)
- ノー
- 多くのスタッツはあるが。この2-3年で、われわれにはクラブ史上より多くのポインツやゴールといったスタッツはある
- 結局、われわれはそれをメジャートロフィに変換せねばならないのだ。それがやりたいこと
- おそらくその後に、われわれがいまやっていることが十分になるのだろう。だが、いまはまだ十分ではない
- われわれはもっと差を拡げねばならない。そこが目標
会見の後半。
- Not surprised how Liverpool have fared?: they didn’t spend a lot last year and won the league. As soon as you have issues around the squad, then it’s not that perfect. We have to navigate that.
- Money doesn’t guarantee success?: There’s a lot of studies, especially the wages, and level of players, over a certain time you will be successful.
- Conversation about manager transition; in my house, they came and proposed to me. Five/six months in the job, from there we started to add value to those ideas.
- Main difference?: It was the same here. I never enforced that I wanted a certain player. Better to discuss about whether it’s right or wrong.
- Odegaard: he’s a massive player for us. Our captain. We started without him, the team is different with him.
- Eze arrival pushing Odegaard: I think we can extent that to any position in the squad. Ebs has been exceptional when he’s played and when he’s not.
- Eze: His level of desire is going higher. It’s been phenomenal. I’m confident we can see a great version of him in the next couple of months.
- Where is Eze best?: Depends the relationship around him and the type of game. He’s that good as a footballer he can occupy any space.
- Liverpool game irritate you?: It’s normal. It’s where we work. People can have different opinions. We know their physical states. We have the information and you don’t.
- Spreading goals: we want the goals spread and our striker scoring over 20, that’s the ideal scenario.
- Gyokeres close to scoring run?: better not to talk too much. The quality of player around them, they could go on a 10 game scoring streak. It’s normal.
- Competition to push him?: We’re not going to change his desire and work rate. It will be about the circumstances.
以上
なんだか後半のほうが興味深いやりとりが多いような。金と成功、ヘッドコーチとマネジャー、オーデガード、エゼ、ヨクレス。
チェルシー、マンUのヘッドコーチ解任
今週のPLは激動だった。
チェルシーのMaresca、魔乳もといマンUのRuben Amorimが立て続けにクラブに解任されるという。Marescaはともかく、Amorimのほうは衝撃度が大きかった。発表から数日たつが、いまだに英国メディアではクラブの今後や後任について騒いでいる。後任決めてから決断すればよかったのに、そういうわけにもいかなかったんだろうか。
これらの件について、アルテタの会見でもすこしやりとりがあるが、もっといろんなことを訊いてほしかった。
今週はそんなニュースが英国フットボール世界を席巻していたので、わしもいっちょなにか書いてやろうかとAIとこんな資料までつくったんだが、結局なにも書かなかった。せっかくだから共有しよう。ポストSAFのビッグ6クラブとマネジャーのリスト(※13/14から)。
こうしてざっと観ると、ヴェンゲルさん以外では、GuardiolaとKlopp、それにPochettinoあたりが長期で目立つ。やはりクラブを成功に導いたマネジャーというのは、長く仕事をまかされているなと。当たり前だけど。変える理由がない。
いっぽうで興味深いのは、マンUとチェルシー(TOTも?)。あらためて彼らが頻繁にボスを交代していることが一目瞭然。彼らはこの期間いちおうメジャートロフィも取っているのに、クラブとして満足する結果が出ず、未来も信じられず、ボスが定着しない。まあ、チェルシーみたいなフィロソフィのないクラブはともかく、しょうがないというかかなり難しい面があるように思えるのはマンU。彼らはFergusonの存在が大きすぎるゆえもあるんだろう。世界一のクラブとしての矜持もある。こんなふうに失敗をつづけていくにはクラブの規模がでかすぎるのだよね。
そしてやはり興味深いのはアーセナル。エメリの短さをみても、アルテタの最初の数シーズンの結果で解任は十分ありえたのに、そうはしなかった。そして、そのことでいま報われようとしている。これはやはり稀有な事例だと思う。
マンUがもっともアーセナルの事例に興味を持っているクラブなんじゃないか。















