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【マッチレビュー】25/26 FAカップR5 マンスフィールド・タウン vs アーセナル(7/Mar/2026)これぞFAカップ

試合の論点

マンスフィールド vs アーセナルのトーキングポインツ。

Wholesome マンスフィールド

最近のアーセナルをめぐる界隈はずっとギスギスしていて、なんだか気持ち悪かった。

つねに監視者がいて、つねになにか文句のネタを探しているような。気にするなと云われても、ソーシャルメディアでは否が応でもそうしたアンチなポストを目にすることになるし、どうでもいいことだとわかっていても、多方面から愛されていないと感じるのはあまり気持ちのいいことではない。

ファンでさえ不快なのだから、選手たちは、このなかであれだけやっているのだからすごいことだ。

だから、今回のマンスフィールド・タウンとの試合はかなり新鮮だった。試合そのものは、まああんまり気持ち良く勝つことはできなかったし、最高に楽しい試合でもなかったけれど。

昨今の風潮もあるので、スタンドのホームファンももっとことあるごとにアーセナルにブーをするのかと思ったら、そんなこともなく。ぼくが観ていた中継のなかでは試合中、多少Same old Arsenal~のチャントが聴こえたくらい。

それよりも、もっと温かい歓迎ムード(あるいはTVスターに憧れる一般人?)みたいな雰囲気があったんじゃないか。スタジアムの内部にはアーセン・ヴェンゲルのクウォートが掲げられ、ロンドンからやってくるアウェイファンに向けては、スタンドの入口に歓迎のメッセージまで掲出されていたという。

オーナーがアーセナルファンというのが大きいのかもしれない。彼らは試合前からアーセナルとの対戦に喜びを隠せない様子。以前、この対戦が決まったときの自宅インタビューでも、アーセナルのシャツを着て走り回る子どもの姿もあった。

そして、チームのなかにもアーセナルファンを公言している選手がいて、今回の試合を夢がかなったと云い、あるいは彼らのファンもこぞってアーセナルの選手にサインや記念撮影を求めた。

アルテタも快くサインに応じる。

フルタイムでエゼと長らく話し込んでいた選手は、元アーセナルアカデミーのチームメイトだったらしい。

友好的な雰囲気。

マネジャーのNigel Cloughが云いました。

選手たちは、アーセナルと対戦できるようなこんな機会はもう二度とないかもとわかっている。だから、全員がやる気を出している。

13年前にここにリヴァプールが来たことがあったが、サポーターのあいだではそれがいまも語り草だ。だからここで思い出をつくり、ファンは5年後も10年後もパブで語る。「アーセナルがOne Callに来たのをおぼえてるか? あのときおれたちはいい試合をしたんだぜ」と。

アーセナルファンとしても、とても心温まる試合だったなと。こういう勝敗を超えた、クラブやファン同士でリスペクトしあうようなつながりがあってもいい。もちろん、戦う場所が違うから成立する関係だけれども。

なんだか清々しかった。

 

ところで、試合中なんどもカメラに抜かれていたオーナー夫妻。またTed Lassoネタで恐縮だけど、レベッカ??って思ったよね。

でも、あとで考えてみて、彼女がレベッカみたいなんじゃなくて、たぶんレベッカが彼女みたいなんだよね。

こういう地方の小さいフットボールチームを所有している英国の実業家とか富裕層のステレオタイプを、ドラマのなかでああいうキャラクター(姿)で描いているということなのかなと。再現度高くてウケる。

マックス・ダウマンが輝く。あわや2ゴール。アシスト未遂も

右のAMとして77分までプレイしたマックス・ダウマン(16)。けっこうな活躍だった。

  • タッチ 52
  • ドリブル 4/7
  • ショッツ 5
  • SoT 3
  • BCミス 2
  • BCクリエイト 1
  • パス 23/28(88%)
  • デュエル 7/13
  • キャリー 14
  • 縦キャリー 4(94.2m)

ゴールもアシストも記録していないものの、うまくいけばG2 A2くらいはあったかも。単独プレイからの2ゴールと、マルティネリ、ジェズースへのアシスツ。

アーセナル公式のMOTMにも選ばれた(ファン投票)。

記録もつくり。

FAカップ公式が彼のプレイ集までアップ。公式なので消えないやつ。このBGMはなんなんだ……

彼の最大の長所のひとつは、やはりボールを持って自分で運んでいくボールキャリーで、この試合でもその持ち味を存分に見せていた。このタイプの選手はいまのチームにはいないので、かなり貴重な戦力であることを再確認した。

また繊細なタッチで、密集地帯でボールをプレイできる。

もちろん、リーグワンレベルとPLのDFはくらべられないが、アルテタもベンチの攻撃オプションに持っておきたい誘惑にかられるんじゃないだろうか。ベンチの人数が限られているなら、ジェズースよりダウマンを入れたほうがいいという声もある。アルテタがそれを決断するのはかなり勇気がいると思うが。

チームのなかで選手の浮き沈みというのはつねに起きていて、最近はズビメンディやトロサール、あるいはモスケラなどもややパフォーマンスに陰りが観られるように感じる。とくに今回モスケラがやけに不安定だった。いっぽうで、ヒンカピエやエゼはわりといい感じに上向いてきたんじゃないだろうか。時期と選手の好調/不調。

PLのタイトル争いはまだ2ヶ月近くある。そのなかには、その他3つのコンペティションも。シーズン終盤で疲労が蓄積しているタイミング的にも、ここからチームをブーストする新しいエナジーがほしい。誰かがとびきり好調になってくれたら最高。

個人的には、このあとケガから復帰するだろうオーデガード、サカあたりが本調子を取り戻して、タフな時期のチームにさらなるエナジーをもたらしてくれることを期待したいが、ダウマンはそのひとりになれないだろうか。彼がこのあとPLでもプレイするようになり、ゴールなりアシストなりを決めるようになれば、ファンの熱狂は必至。なによりのブーストになる。そうなればタイトルの切り札。また歴史に残る。

彼のプレイを観るたびに、今後を期待してしまう。

アーセナルが今シーズン100ゴール

マドゥエケのファインゴールが、今シーズンのアーセナルの100ゴールめということ。※すべてのコンペティション

PLクラブで最速。ビッグ5リーグではバイエルン、バルセロナにつぐ3番め。

そして、この勝利でアーセナルは今シーズン35試合で勝利(W35 D8 L3)。ビッグ5リーグでも最多。今シーズンのアーセナルの勝率は76%くらいあるそうで、けっこうクレイジー。

要するに、なんだかんだで強いということ。

しかしながら? boring? ruining football?

マンUの総ゴールは50とか。アーセナルの半分である。でも彼らは試合数がすくないからしょうがないね!

 

この試合については以上

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プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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