昨日夜、Daily Mailが報じた「フォラリン・バロガンが契約締結まぎわ」というニュースを観たときには、あんな試合のあとだからってまたひどい釣り記事もあったもんだと、クールに眺めていたのだが。
その後、ゆうべは珍しく酒も飲まずに(ごめんちょっと飲んだ)ELスラヴィア・プラーグのレヴューエントリを集中して書いていて今朝まで気づかなかったのだが、オーンステインやロマーノもこれに追随。釣りじゃなかった模様。。
いま当地で報じられている件をざっくりフォロウしよう。
「フォラリン・バロガンが4年契約にサイン間近」
チャールズ・ワッツのtweet経由でMailの記事が拡散。ざわつく界隈。
Arsenal on the verge of agreeing a long-term deal with starlet Balogun
そして、デイヴィッド・オーンステイン。
🤝 After months of talks & coming close to reaching a pre-contract agreement with an overseas club, 19yo striker Folarin Balogun to sign a new four-year deal at Arsenal imminently. W/ @gunnerblog for @TheAthleticUK (@AdrianJKajumba 1st on the news 👏) #AFC https://t.co/iXcHbss3fw
— David Ornstein (@David_Ornstein) April 9, 2021
オーンステイン:数ヶ月の話し合いがあり、海外クラブスとプリコントラクト締結に近づいていた19才のフォラリン・バロガン。アーセナルとただちに4年の新契約にサインへ。
ファブリツィオ・ロマーノ。
Folarin Balogun is gonna turn down an important contract bid from Bayer Leverkusen to stay at Arsenal. RB Leipzig have never been in the race.
Balogun is now set to sign a new contract with Arsenal until 2025, the agreement is ‘imminentm as @David_Ornstein reported ⚪️🔴 #AFC https://t.co/T50NG53go4
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) April 9, 2021
ロマーノ:フォラリン・バロガンは、アーセナルに残るために、バイヤー・レヴァークーゼンの重要な契約オファーを断る。RBライプツィグはこのレイスにはまったく加わっていなかった。
オーンステインのリポートによれば、バロガンはアーセナルと2025年までの新契約にサインする。合意はこのあとすぐ。
ふたりのTier1が認めているということは、つまりこれはもうアレである。
バロガンが4年契約にサインのニュース
この件について詳しいポインツを『The Athletic』の記事(Ornstain & McNicholas)から。要約しよう。
- バロガンはアーセナルとの新しい4年契約にサイン間近である
- 彼の契約は夏に終了するのでフリー退団の懸念があった
- アルテタが彼のキープを熱望していたのは以前に伝えられたとおり
- 契約はただちに行われる
- AFCは1月にはブレントフォードからバロガンへのオファー£5Mを断っていた
- クリス・ワイルダーじきじきに獲得希望を表明していたシェフUのオファーも
等々。
サラリーなど契約条件、交渉の舞台裏みたいなものは現時点ではとくに明かされていない。
一説によれば、スラヴィア・プラーグでのラカゼットを観てバロガンが契約を決心したとか。ウケるw
これからアーセナルに何が起きる?
ふつうに考えて、ラカゼットのアーセナルライフは夏で終了でしょうな。
オバメヤンと彼とふたりのエリートストライカーズがこれからもチームにいれば、バロガンにチャンスはない。オバメヤンはまだ2年の契約を残しており、彼がどんなにフォームを落とそうが退団する可能性は限りなく低い。誰もアーセナルが支払っている彼のサラリーを払えないからだ。オバメヤンは「ニューエジル」になったのか?と懸念されるゆえんである。
バロガンは、とにかくプレイしたかったということは、ロマーノも以前から指摘していたことである。
それと、エンケティアも夏には残り契約1年ながら、売却の可能性が高いと思われているようである。
アルテタは、彼の前にいるこのふたりのストライカーズの放出を約束することで、バロガンを説得したのかもしれない。もしそうなら、若い選手からしてみれば、それは非常に大きな信頼の証であり、名誉であり、説得力があったことだろう。彼はもともとアーセナルに残りたがっていたというのだから、渡りに船である。
つまり来シーズンのアーセナルのFWオプションは、
- オバメヤン
- マルティネリ
- バロガン
となりそうだ。
多くのファンがこのニュースを好意的に受け取っていると思うが、一方では「楽観的すぎる」と否定的な意見もある。
というのは、オバメヤンがケガをしたり、あるいはAFCONのためにチームを離れたとき、経験の少ない19才のふたりに頼るしかなくなるからだ。
そんな彼らを信じていいのか、あるいは冒険すぎるのか。意見の分かれるところではある。
個人的には、冒険大歓迎!
わたしの雑感
このニュースを最初に見たとき、ラカゼットはどうせ夏に売るつもりなのだし、彼の獲得を望んでいるというクラブ(アトレチコやユーヴェ、インテル等)との交渉を有利に進めるために、売りポジションを明確にしないためにも、クラブはもしバロガンのキープに成功しても、それは隠したいんじゃないかと思っていた。
ところが、この調子だと彼の契約はクラブからすぐにでも発表がありそうだという。いまごろスペシャル動画を撮っているところかもしれない。
でもそれをいま急いで発表する理由はどこかにあるんだろうか? 選手が心変わりするかもしれないから?
まあ、よくわからないが、最近のいろいろなクラブ運営のダメさ加減を見ていると、どうにもやり方が間違えているんじゃないかという先入観で見てしまう。よくないすね。
それにしても、バロガンが退団しそうだという憶測があったときからすれば、かなり状況が好転した。
さよならバロガン? フォラリン・バロガンが海外クラブとプリコントラクトにサイン間近と報じられる | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
結局、バロガンの希望もクラブの希望も叶えられたかたちであり、あの海外クラブとプリコントラクト云々というのは、サカのときと同様、やっぱりエイジェントのセットアップだったんだなと。
今回ももちろんエイジェントが望まない条件になっているはずもないので、かなりの好条件が予想される。いったいこの19才にどれほどの金額をオファーしたのだろうか。
続報を待とう。
しかし、あんな試合のあとだからDAZ~Nだったけど、これは久しぶりに明るいニュース。うれしいや。
Sign da ting! Flo!
おわり
まさにDAZ~Nな試合の後に嬉しいニュースですね。
個人的にはラカ、エディーは売却路線で新たなFWを獲得に動くと予想するので、そうなるとバログンは正式に契約締結後ローンで修行を積ませる可能性もあるのでは?と見てます。と言いつつ、トップチームでPLデビューする姿が見たいですが。
おー、久しぶりにいいニュース来ましたね!
僕は正直バログンはもう絶対出て行っちゃうと思ってたので、その分嬉しいですね!